宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
HOME | 今週の運勢1 牡羊宮〜乙女宮 | バックナンバー > No.351
●隔週土曜日に更新予定です。
※2014年 1月18日アップ
今週は、20日の午後1時頃、太陽が水瓶宮に入宮します。
31日に水星が魚宮に入宮し、同日深夜2月1日の直前に金星が山羊宮13度で順行に戻ります。
水星は、週末直前まで天秤宮の火星と三分(トライン=120度)で、蠍宮の土星と矩(スクエア=90度)です。
金星は、山羊宮の冥王星と合(コンジャンクション=0度)で、蟹宮の木星を交え、牡羊宮の天王星を軸にしたT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成します。
土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは、今年いっぱい継続します。
Point ◆ 件の大十字(グランド・クロス=90度×4)は跡形もなく、1週間ほどまえにわずか5日間で解消され、次回は4月中旬から5月上旬まで、約1か月間にわたって本格的に形成されます。
今週は、比較的に強いディレクションは「想い」や「知的活動」によるもので、具体的な行動は今一つどこか動きづらい雰囲気が漂いそうです。
「停滞」とまではいいませんが、その傾向や「三すくみ」状態が生じやすいのは仕方ないところでしょう。
*
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく個性的なファッションや、過去とは違う自己主張のファッションや行動をとりやすいときです。
また、精神意識面の充実が必要で、それは避けるべきではありませんが、だいたいは仕事での活躍など活発な社会活動ができる昨今の人生期にあって、今週あたりからは、その方向性を新たに見出していくときになります。
年単位にわたるディレクションをみても、数か月単位のディレクションをみても、また今月や今週といった現時点をみても、新たな自分になって、行動パターンを変えていくのに、やぶさかであってはならないときになっています。
One-Point ◆ 自分自身が個性的に変わっていくときですし、活動や行動パターンも責任使命を果たすべき方向に変わり、また、ファッション的にも美意識を発揮して、変わっていく今週です。
牡牛宮に象意を持つ人は、先週末に引き続き、今週も良し悪しはともかく、異性に対する気持ちや情動が高まったり、仕事や社会活動面でスキルアップを志向していくときになります。
同様に、今週までは、仕事や職場で知識や実力を発揮していけるディレクションを受けていますので、対外的なコミュニケーションをはじめ、行動を活性化していきやすいときにあるといえます。
ただし、牡牛宮自身は、基本的に、誰に対しても気易く接するほうではないし、昨今の人生期もまた対人関係の新たな進展は控えめになりやすいときなので、慎重に判断していくことになるでしょう。
One-Point ◆ 今週の全体ディレクション自体が、想いや情動や知的面ではともかく、今一つ具体的には動きにくいときなので、それも加わって、どこか「停滞がち」な活動になるかもしれません。
双子宮に象意を持つ人は、強いディレクションではありませんが、自我意識や自己表現の意志や意欲が相応に高まりやすい今月や今週になっています。
特に双子宮の後半に象意を持つ人がそうで、生まれ持つ個性を自分らしく発揮して活動していけるときになっていますが、逆に、前半に象意を持つ人の場合、思い込んだり勘違いした言動をとらないように注意したほうがよい時期に入っています。
良くいえば「理想」や「ビジョン」を持って進み活動できるときなので、それは楽しんでもよいのですが、地に足が着いているかどうか、着実性や計画性はあるかどうか、そういった注意はしておくとよいでしょう。
One-Point ◆ もっとも、双子宮に働く今の時期の仕事や対外活動をめぐるディレクションは、そのときどきにおいて、「安直」になったり、逆に「慎重」になったりと、変化が目まぐるしいときです。
蟹宮に象意を持つ人は、件の大十字(グランド・クロス=90度×4)はあっけなく解消された昨今ですが、その余波を受ける今週になります。
ではあるものの、どこか楽観的で、何とかなると考えてしまったり、今一つパワーややる気を出すのにエンジンが掛かりにくかったり、自分では気づきにくいとしてもチグハグな一面が出やすいときになります。
それは、消費傾向や志向する行動も同様で、安直ながら、いつもより贅沢志向が出て、衝動買いも含めた散財傾向が出やすい今月や今週になるために、自制や決断を求められることも起こりそうです。
One-Point ◆ こういう時期は、行動しないと始まりませんが、蟹宮が得意な受け身によって自分を取り巻く状況を受け入れつつ、したたかに新たな活動の方向性を見出していくとよいでしょう。
獅子宮に象意を持つ人は、どこをみても大半の星が「チェンジ」をうながすディレクションを投げかけているときにあります。
「イエス ウィ キャン」と同時に、「チェンジ」を掲げて大統領に当選した獅子宮生まれ(太陽)のオバマ氏ですが、彼自身が「チェンジ」を必要とする今週ですので、もしかしたらご参考にできる部分があるかもしれません。
獅子宮に象意を持つ人は、昨今の人生期自体が、新しい個性を見出していくと同時に、人生を一から新しく再スタートしていくときにありますし、今週は、さらに考えや行動パターンを「チェンジ」していくときにあります。
One-Point ◆ 「獅子宮」のみをみればそういうことで、他に生まれ持つ運勢サイン(宮)のディレクションも加わって人それぞれになりますが、獅子宮である以上、上の傾向は少なからず出てきます。
乙女宮に象意を持つ人は、もともとの仕事運を生まれ持つ人ほど今月や今週は、職能的に実力やスキルを発揮できるときです。
ただ、大きな人生期といった流れや、昨今の傾向からみれば、仕事や社会的な活動というよりも、内面性の充実や勉強に意識が向いたり、それ次第で昨今の仕事運はもちろん、今後の活躍の度合いが基礎づけられていくときにあります。
乙女宮のみをみたディレクションがそういったことなので、他に生まれ持つ運勢サイン(宮)によっては社会的な活躍が可能ですが、乙女宮である以上は、ピンチのときにそなえて内面の充実をしておくと有益に働きます。
One-Point ◆ 理想とする自我意識が高まる今週前後になりますが、それが権勢欲に出るのか、それとも高い精神意識の充実に出るのかで、昨今の運勢は両極端にも変わってきやすくなります。
※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。
Copyright(C) 2005-2014 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.