宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年 9月14日アップ
今週は、23日朝6時頃に太陽が天秤宮に入宮します。
29日には水星が蠍宮に入宮です。
今週中頃まで牡羊宮の天王星と獅子宮の火星が三分(トライン=120度)です。
その火星は、蠍宮の金星や土星と矩(スクエア=90度)です。
その土星は、魚宮の海王星と三分(120度)で、山羊宮の冥王星を交えて小三角(ミニトライン=60/60/120)を形成します。
蟹宮の木星は、天秤宮の水星と矩(90度)で金星とは三分(120度)です。
天王星と冥王星の矩(90度)や土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは継続中です。
Point ◆ 今週は、恋愛関係や男女問題が複雑な様相を見せそうです。
例えていえば、相思相愛の発展をみせる一方、その両者に恋敵がいて、傷害も含めた衝動的な行動に出るといったことです。
国際問題も類似で、幻想の平和策動に対して、立場を異にする国が突然の軍事行動に出る可能性といったようなことです。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、多少なりとも人(ホロスコープ=出生天球図)によって異なりますが、今週は衝動的な言動をいつもにも増してしやすくなるときです。
もちろん、常にというわけでもありませんし、「ご注意ください」と書きたいところですが、突発的な感情を瞬時にコントロールできれば、もはや「衝動的」とはいわないので、注意する間もなく「怒り」など言動を発しやすいときです。
とはいえ、もともと根に持ちにくいタイプの人が多い牡羊宮ですし、今週は充分に内省ができるときなので、いくぶんの葛藤を感じつつも水に流していけそうです。
One-Point ◆ ただし、暴力行為や障害事件については、いくら自制が難しいとはいっても、突発的に行動してしまわないように、特に恋愛問題や異性関係については充分にご注意ください。
牡牛宮に象意を持つ人は、先週も似たようなことを書いたのですが、今週はどちらかというと「お休み」モードです。
対外的に活発に活動するというよりも、逆に、自宅や自室にこもったり、読書や好きなことをしたり、スキルアップにつながるようなことをして過ごすといったことですが、その分、ストレスも高まることになりそうです。
たとえば、お決まりの「内弁慶」さが出てきて、なぜかイラッとして衝動的に家族にあたったり、感情的になったりして、自己嫌悪に陥るといったようなことが、ないとはいえない今週です。
One-Point ◆ そのせいかどうかはともかく、衝動的に高価な買い物をして後悔したり、ファッションやグルメなど贅沢消費をしやすい今週ですが、それを抑制する気分や現実もなくはありません。
双子宮に象意を持つ人は、今週は公私にわたって何かと交渉事に多忙だったり、思わぬ突発的な出来事に振り回されることになりそうです。
だいたいは対人関係に絡んで、思わずトラブルが発生してしまうことが多い今週ですが、ある意味、それは、とっさの機転やコミュニケーション能力に長けた双子宮に象意を持つ人の本領発揮のときともなっていきます。
ただし、相手も一筋縄ではいかない手練手管を持っていたり、やんごとない事情を抱えていることが多く、対人スキルの発揮は充分でも、誠意をもった冷静な判断や対応が欠かせないでしょう。
One-Point ◆ 「策士、策に溺れる」ではありませんが、能力があっても、感情や衝動に走ったり、また口先だけで、その場しのぎの誠意のない誤魔化しは、逆に大きな信頼の失墜を招きそうです。
蟹宮に象意を持つ人は、自分の個性を充分に発揮できる今週ですが、仕事にもプライベートにも、また対人関係においても、課題は「満載」だといえる時期です。
だからといって、対処できずに混乱するというのではなく、昨今は、気分的に課題や問題があっても前向きにとらえたり、あまり気になりにくいときなので、もちろん実力次第ですが、何とかしていくことはできますし、何とかなっていきます。
いずれにしても、課題の多い昨今の人生期の中にあって、今週、メインとなるディレクションは、他の誰でもなく自分自身で、仕事への意識や、大げさにいえば人生への考え方やとらえ方を、もう一度、見直していくことにあります。
One-Point ◆ 自分の個性を充分に発揮できる今週においても、自分自身に対する課題がありますので、情動的や感傷的になり過ぎずに、自分の実際の在り方を見直していくとよいでしょう。
獅子宮に象意を持つ人は、アクシデントに見舞われやすい今週で、それが火に油を注ぐ格好になって、結果、人生の再出発を余儀なくされていく時期になります。
同じ獅子宮の生まれ(太陽)でも、どれだけ強く獅子宮の象意を持つかで、星のディレクションの内容や影響度は、多少なりとも変わってきますが、獅子宮の象意を強く持っている人ほど、ほぼ間違いなくそうなっていきます。
なので、その場合は、ジタバタせずに、誇り高い獅子宮らしく、胆(はら)をもって裁可を人に委ねるなり、「柳に風」「高楊枝」と胆をくくって、一から出直していくつもりで(ボスらしく)振る舞うほうが獅子宮らしいでしょう。
One-Point ◆ 間違っても自己保身のみを考えて「戦闘モード」になったり、プライドを守るだけの妄言虚言や暴論の類いで「誠意」のなさをみせると、逆にトラブルは拡大していく今週になります。
乙女宮に象意を持つ人は、理由は人それぞれで定かとはいえませんが、基本、思わぬ出来事や突発的な周囲の状況変化によって、なぜか心が乱されることのある今週になりそうです。
それゆえか、そのためにかはともかく、異性関係を含めた人間関係に前向きな兆候が現われたり、対人関係が広がったり、理解や協調が得られるなど、「発展」がみられることになるときです。
多分、そのような理解者や協力者もまた、同じような課題を抱える状況にあるためですが、このような事態の元をたどれば、案外と乙女宮自身のやむを得ない言動が、それらの原因や発端だったりしていそうです。
One-Point ◆ 結局、自分のまいた種で、自分の心が乱され、回りまわって周囲の人間関係の同情や協力にもなっていくということなので、ここは自分の身を呈する覚悟も必要かもしれません。
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