宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年 9月 2日アップ
今週は、9日に水星が天秤宮に入宮します。
11日に金星が蠍宮に入宮です。
牡羊宮の天王星を軸に、蟹宮の木星と山羊宮の冥王星を含めたTスクエア(90・90・180)が継続中で、これに乙女宮の太陽が調停(メディエーション=60・120・180)の座相をとります。
獅子宮の火星は、天王星と三分(トライン=120度)で、蠍宮の土星とは矩(スクエア=90度)です。
その土星は、魚宮の海王星と三分(120度)です。
土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは継続中です。
Point ◆ やや複雑ながらも、二大陣営に分かれて対立が深まるときで、それに対して第三の軍事勢力が動いて、これまた現実的にも理想論的にも物議をかもしだすことになるときです。
どの立場に自分を置いても、味方と同時に敵(ライバル)もでますし、事の進展には、好調さも、また課題も、同時に生じるときです。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、昨今の自分を取り巻く状況に対して、そろそろ持ち前の負けん気が頭をもたげてきて、ファイトをもって立ち向かっていける今週になります。
すでにそうしている人もいますが、その分、古い自分にサヨナラをして、これまでにない自分独自のスタイルや活動を見出していくことにもなりそうです。
しかし、そこにも今週は想いとは異なる勘違いが明らかになるなど、現実的な課題が立ちはだかることになりやすく、どこまでモチベーションを持った本物の自分かが、問われていくことでしょう。
One-Point ◆ ただ、自分しか見えない思慮を欠いた「猪武者」はそうでも、自分とは異なる立場の視点に立てる「見識」を持つ人は、このかぎりではなく、逆に本領発揮の今週になっていきます。
牡牛宮に象意を持つ人は、ボルテージが高いのか低いのか、分かりやすくいえば不安定な気持ちの今週になりそうです。
自分の気持ちや想いはいくらでもあるのですが、何か気力が伴わないというか、今ひとつアクションや活力に転化できにくいというか、そういう状態のために、周囲の現実との齟齬を感じていくかもしれません。
とはいえ、今は焦っても仕方がないといきなので、今週は自分らしく、部屋で新しい自分の趣味を見出すなり、学習など精神意識面のアップや、スキル習得の準備などを進めていくとよいでしょう。
One-Point ◆ 早い人では、週中以降、週末が近づいたり来週になるほど、グルメやエステなど気分転換を含めた快適さや、ちょっとした贅沢気分を求めて衝動的にも散財しやすくなりそうです。
双子宮に象意を持つ人は、大きな人生期のディレクションはともかく、昨今のしばらくは対外的に活躍するというよりも、精神面や知識面やノウハウ面など、内面性の充実期にあります。
かといって、仕事など対社会的に活躍できないというときではありませんので、対外的な活躍の方向については、ほかに持つ「運勢サイン(宮)」の運勢をご参照にされてみることをおすすめいたします。
双子宮のディレクションのみをみた場合、週末以降、また来週は、自我意識が高まって自分を見出したり、自己実現を図っていくことになりそうです。
One-Point ◆ そこでコミュニケーションが活発になることによって、行動する範囲が広まったり、生まれ持つ人間関係運によっては、新しい知人ができるなど交友関係が広がるときになります。
蟹宮に象意を持つ人は、昨今の自分を取り巻く人生期の影響もあって、今週は新しい仕事や社会活動に進んでいくことになります。
そのため、週末が近づいてくるほど、また来週になるほど、新しい分野の知識や情報の収集が必要になり、意識するしないにかかわらず、新たな気分に一新して考え方の再スタートを図っていくときになります。
今週は良いとか悪いとか区別するよりも、スムーズに進むこともあれば、その一方では課題が生じますし、逆に、課題が生じることがあれば、その一方では物事が進むことになるときです。
One-Point ◆ そういった現象面を気にして、一喜一憂しても本質を見失います。もっとも、昨今は問題が起きても前向きに進めるときなので、学習能力を失わないようにするほうがよいでしょう。
獅子宮に象意を持つ人は、自分を取り巻く昨今の「支離滅裂」とも思える動きに、今週は自分自身を取り戻すべく自我意識が高まっていく同時に、新たなファイトややる気が湧きあがってくるときです。
それは、名実ともに、新しい人生の再スタートをうながすものになりますので、それにふさわしい新しい自分に変わって、オリジナルな個性を見出そうとしていくものになることでしょう。
どちらかというと昨今はすでに、対外的に華々しく活躍するというよりも、自分自身の態勢を整えていったり、リメイクしていくディレクションのときにある時期です。
One-Point ◆ 獅子宮のみをみればそういうことで、生まれ持つ仕事運や運勢によっては、組織の頂点に立つこともあれば、逆にそこからどん底に落ちて出直しを迫られていくこともあるときです。
乙女宮に象意を持つ人は、生まれ持つ自分の運勢に応じて、個々人に千差万別のディレクションを受けることになる今週です。
もともと今週は、どの立場についても、また何を行なっても、スムーズに事が進んだり、味方や賛同者が現われる反面、並行して、課題や障害が生じたり、敵や反対者が現われるときで、また、その逆パターンも起りえるときなので、完璧を期しても無理なものは無理なときです。
なので今週は、自分が生まれ持つ運勢を生かせるところを活用したり、伸ばしていく方法をとるのがよく、課題や欠点ににばかり意識を向けても、思うほど実りが少ないときになります。
One-Point ◆ 課題や障害があれば、そこにはサポートや進むべき道もある今週で、さらには、そこにまた課題や障害も進むべき道もある今週なので、完璧にこだわるほど堂々巡りになります。
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