宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年 8月3日アップ
今週は、8月8日に水星が獅子宮に入宮します。
17日には金星が天秤宮に入宮です。
今週まで、蟹宮の木星を頂点に、蠍宮の土星と魚宮の海王星との大三角(グランド・トライン=120度×3)で、山羊宮の冥王星を尻尾としたトライン・カイト(60・60・120・120)が形成されます。
この木星と冥王星の衝(オポジション=180度)に対しては、牡羊宮の天王星がTスクエア(90・90・180)をとります。
その天王星と獅子宮の太陽は三分(トライン=120度)です。
土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは継続中です。
Point ◆ 今週あたりまでは、まだ事件や事故は生じやすく、深刻化や重大化しやすいので注意が必要です。
詳しくは「星と政治と歴史認識」をご高覧ください。
たとえ課題があったとしても、現実をちゃんとみて判断できる人は、まだ問題の解決が可能です。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、ともすればパワーダウンしやすいときですが、今後に向けた再スタートを図るにはちょうどよいときです。
今週は、仕事も含めて、公私ともに誤魔化すことなく、誠実にこなしていくことが大前提で、その一方で、スキル面はもちろん精神面のレベルアップなど内面の充実が必要な人生期にあるときです。
ジャンルは人それぞれですが、簡単にいえば、自分が課題と感じることをはじめとして、興味があることや、必要なことを学んでいくべきときです。
One-Point ◆ 仕事など対外的な活動と、精神的な内面意識を両立させるとよく、どちらかに偏りすぎずに両方を視野に活動していけるか、新しい自分の「個性」の真価が問われているときです。
牡牛宮に象意を持つ人は、昨今のここ数か月間は、華々しく活躍していくというよりも、今後の人生での活動のために準備をしていくときです。
それは今後の自分の生活の安定を図るためにも必要で、今週また今月は、これまでの物事のとらえ方や考え方をリセットして、自分や周囲の現状に沿うように、もう一度、新しくとらえ直して再検討していくとよいときです。
日本の政治経済や社会状況が変わってきているだけではなく、牡牛宮自身が、昨今は現実的な人生の転換点にありますので、過去のとらえ方や考え方を変えないと、これからの時代に通用しにくくなりそうです。
One-Point ◆ 今の時期に、「古い」ものが壊れたとしても、それは新しい環境で前に進むために、必要に応じて起こっているものなので、理解できなくても前向きにとらえていくことが必要です。
双子宮に象意を持つ人は、いろいろと体験されて、以前よりは落ち着いてきたと思いますが、まだまだ安易に「思いつき」で行動するには、慎重さが必要です。
もっとも、自分で単なる「思いつき」だと自覚できていれば、それはもはや「思いつき」ではありませんので、気づかないまま安易に「思いつき」や「理想」だけで行動しやすいことが、良くも悪くも、何かと両極端に「大成功」か「大失敗」の結果を招きやすい人生期にあります。
今週は、端的にいえば、そういった自分自身をリセットして、安易に惑わされない自分自身になるべく、レベルアップしていくときです。
One-Point ◆ だいたいは、「夢(願望)」が先走りして、実現していくために必要な現実的な諸条件を見失っていることから起こりますので、地に足が着いているか確認できる自分になることです。
蟹宮に象意を持つ人は、つい先頃や昨年までの自分を取り巻く周囲の状況や、何かと深刻になりやすい精神状況がウソのように、一面では前向きに進める人生期に入ったといえます。
課題が全くないわけではありませんが、あまり感じにくいし、たとえば「何とかなる」といったように楽観的にとらえやすい時期にありますし、特に7月や8月は、やる気パワーも高まって活動できるときです。
新たなジャンルに進出した仕事の面では、自分自身の意識の持ち方や、周囲や協同者とのかかわりにレベルアップすべき課題はありますが、シビアに対処していくことで解決の道を見出せるときです。
One-Point ◆ 楽天的になりやすいのはいいのですが、何事も安易にとらえたまま進むと、将来に課題が生じやすくなりますので、地道さや着実さを失わないように慎重さも保っていきましょう。
獅子宮に象意を持つ人は、新しい自分になろうとしたり、新しく活動の場所を見出そうとしたり、新境地を開こうとする自分の意志が、試されているときにあります。
周囲の状況は、必ずしも理解を示したり、応援してくれるような状況ではなく、「完全敵対」とまではいいませんが、スムーズにはいきにくいときで、本当はケース・バイ・ケースで適宜、状況に応じた妥協も必要なときです。
自己の願望と周囲の状況を両立させるのは不可能とはいいませんが、ここしかないといった針の穴をとおすような見識や実力が必要な状況なので、周囲を無視して頑固に進むと、潰し合いしかなく、多くのケースでは敗れていきます。
One-Point ◆ どちらが正しいとか間違っているといった二者択一の判断ではなく、今は、自分とは異なる相手の立場や考えを認めたうえで、広い心で民主的に進めていけるかが問われます。
乙女宮に象意を持つ人は、今週は乙女宮のどこに象意を持つかで、かなり運勢が変わってきますので、いちがいにどうこう書けないときです。
それでもあえて書きますと、乙女宮の最初や前半に象意を持つ人は、周囲の人と、どのような人間関係やパートナーシップを培っているかで、運勢や状況は両極端にも分かれやすい人生期にあり、今週はそれによって試練に遭うか、逆に課題の中にリーダシップを発揮していけるか、現状は分かれやすくなります。
一方、乙女宮の後半や終盤に象意を持つ人は、美意識が高まり、オシャレにも魅力的にもなれる今週なので、自分の理想と思える個性や自分らしい在り方を見出していくとよいでしょう。
One-Point ◆ 他にどの「運勢サイン(宮)」を持つのかにもよりますが、より確かな今週の運勢は、乙女宮以外に持っている他の「運勢サイン(宮)」を参考にしたほうがよいかもしれません。
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