宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年 7月 6日アップ
今週は、7月13日深夜に火星が蟹宮に入宮します。
その火星は木星と合(0度)で、蠍宮の土星、魚宮の海王星と大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成し、木星は山羊宮の冥王星を衝(オポジション=180度)として、トライン・カイト(60・60・120・120)を形成します。
蟹宮を逆行中の水星は、太陽と合(0度)で、冥王星と衝(180度)です。
今週、逆行に入る牡羊宮の天王星を軸に、その冥王星と水星と太陽がTスクエア(90・90・180)を形成します。
土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは、上述のトライン・カイト(60・60・120・120)に拍車をかけます。
Point ◆ 「組織運営変革の深化」のディレクションが、いずれの方向にも動く時期です。
また、今週は事件や事故が質・量ともに大きくなりやすい時期なので、最大限の注意をしておきましょう。
週末は、参議院選挙が行なわれますが、星の配置からは、一発大逆転の予断を許さないとはいえ、「改革側」よりも「与党側」のほうに、国民は大きく支持することになりそうです。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、昨今の「組織運営変革の深化」のディレクションに対して、良し悪しはともかく理解を示しにくい側に回ることもあります。
牡羊宮自体が、新しく活動の場を広げたり、見出したりして、他にない自分独自の個性を発揮しようとしているにもかかわらず、周囲や社会の動きに対しては、場合によっては異なる考えや意見から、抵抗や反対を試みるといったことです。
どちらが良いとか悪いとかではありませんが、自分の枠を超えた広い視野や見識をもって、大人物の気持ちで接していかないと、昨今の活躍やリーダーシップの運勢に乗れなかったり、最悪、失っていくことさえ起こります。
One-Point ◆ 逆に、自分の考えや個性とは異なる周囲の考えや動きであっても、広く寛容に大きな心でもってとらえて、許容し対処していく人の場合、まさにトップに立つのは今になります。
牡牛宮に象意を持つ人は、純粋に牡牛宮のみの運勢(ディレクション)をみれば、パートナーや周囲の動きは大きいものの、どちらかといえば今週は、置き去りにされたように動きづらいときになります。
そのため、むしろ、他に持つ運勢サイン(宮)のほうが、より強く働く可能性が高くなりますので、そちらもご参考にされたほうがよいでしょう。
先回も書いたように、今は焦ることなく、将来の仕事の展開や社会活動の方向性を視野に、着実に内面性はもちろん、生活環境や備品などのバージョンアップを図って、未来の社会的な活躍に備えていくときです。
One-Point ◆ とはいえ、情報収集やコミュニケーションが活発になる人生期に入りましたので、具体的な活動というよりも、データ集めや分析や企画構想といった計画行動は重要になります。
双子宮に象意を持つ人は、大袈裟にいえば、運命の分かれ目ともいえる人生の分岐点を迎えつつある時期になります。
楽しく生きることもよいのですが、むしろ昨今は、それを活かしつつも誠実さや実力や、さらには見識やビジョンといった、かなりハイレベルな自分自身になり、そういう動きをしていくことが求められています。
分かりやすくいえば、夢や希望や願望を語るだけではなく、地に足を着けて、自分の周りや現実社会を動かせる実力や能力を持った本物かどうか、成果や結果を出せるかが試されるときに入っています。
One-Point ◆ 前向きで明るいのはいいのですが、イージーにとらえたり、安易に対処しすぎずに、それ以上に現実のウラのウラをもとらえるように、着実で奥深い判断や動きが必要なときです。
蟹宮に象意を持つ人は、いつもはデリケートで「気にしい」であっても、今週からは星のパワーが集中していきますので、その豊かな情感を活かしながらも、大胆かつ繊細に進んでいくとよいときです。
権力的や権威的になって、周囲を啓蒙したり、動かそうとすること自体は必ずしも悪いことではありませんが、直観や感覚だけで安易に動くと、大失敗をしやすいときでもあります。
今は、何かを思い「正しい」と感じても、自分や自分が所属する組織以外の立場も踏まえて、その視点や観点からの認識も含めて、一つひとつ着実に間違いがないことを判断して動かなければなりません。
One-Point ◆ 星のパワーが集中しているため、いつもの「軽さ」で動くと、それが大きな影響力を伴い、波紋を広げたり問題を生じますので、繊細かつ緻密に判断して動く必要がある現在です。
獅子宮に象意を持つは、正直、獅子宮のみの昨今の運勢やディレクションをみれば、周囲がどんなに動き、賑やかであっても、今はジタバタしても仕方がないときです。
なぜなら、そのすべて、また大半は、これまで自分自身が生きてきた「結果」として、必然的にもたらされた現況なので、真摯に受け止めざるをえず、そこから出発していくしかないためです。
幸い、今週は、自分の「美学(魅力)」をはじめとして、理想となるべき自分像を見つめていき発揮していくことができるときなので、たとえば「カラ元気」でも何でも、高潔さを失わないでいくとよいでしょう。
One-Point ◆ さらに書きますと、新しい自分自身になって、人生を出発していく運勢のときゆえに、今は過去のすべてを清算してチャラにするなり確認しておかないと、次に進めないためです。
乙女宮に象意を持つ人は、ここのところずっとそうだといえますが、良し悪しはともかく本当の「自分」が、両極端にも現われやすいときで、今週は特にその真価が問われるときになります。
当然、ニセモノやハリボテの自分であったり、単にスキルや技術のみで、全体を動かす人間力や判断力といったし指導力がない場合、組織のどん底に落ちるようなことが起きてもおかしくないときになります。
逆に、スキルや技術のみではなく、広い視野や人徳的に高い見地から周囲の人々を包み込んだり、前向きに示唆して動かせる人の場合は、今こそ本物の「自分」を発揮し、リーダーシップをとり、いわば「乱世」の英雄ともなれるときです。
One-Point ◆ 「組織運営変革の深化」は、この7月や8月、大きく動きをみせる混乱のときになります。そこで適切な変革指導力や実務的能力を発揮できるか、本物かどうかが問われていきます。
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