宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年 5月25日アップ
今週は31日午後に水星は蟹宮に、火星は双子宮にそれぞれ入宮します。
6月3日には、金星も蟹宮に入宮します。
双子宮の木星は金星や水星と三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0度)から、週中頃の連続合(ローリング・コンジャンクション=0度)に変わり、水星と金星は、蠍宮の土星、魚宮の海王星と大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成し、週末には金星を頂点に山羊宮の冥王星を尻尾とするトライン・カイト(60・60・120・120)に変わります。
海王星は双子宮の火星と太陽と矩(スクエア=90度)で、週末には太陽が抜けて木星と合(0度)をとります。
土星と冥王星のミューチュアル・リセプション、および冥王星と牡羊宮の天王星の矩(90度)は、まだまだ続きます。
Point ◆ 個人によっては、自己本位にもなりやすいときで、中には「夢」や「思い違い」と「現実」や「事実」を混乱しやすくなりますので、特に恋愛など「情動」や「激情」のままに流されて、現実無視の言動をしない注意が必要です。
また言動がしっかりせず、意識がボカされがちな人がいますので、ケアレスミスや詐欺などの犯罪にも気をつけて、一つひとつチェックしていくとよいでしょう。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、社会や組織の頂点に立つ運勢期にある人が多いのですが、それと同時に、本物かどうかが試される試練期にずっとあるというのも、また事実のときです。
今週は、その傾向が週末になるほど顕著になっていきますので、ある意味、まさに正念場の今週ということになっていきます。
また昨今は、勘違いを含めて、苦し紛れの作為や偽りなど、どこか誠実さや現実味を欠いた言動をとりやすいときになっていますので、逆に、こういうときこそ本物であろうとする矜持(きょうじ)やプライドが必要になっています。
One-Point ◆ 昨今の組織の頂点に立てる運勢期を活かすには、試練期に負けることなく本物を目指していくことが重要で、そうしないとせっかくの運勢に逆転現象を招いてしまうことさえあります。
牡牛宮に象意を持つ人は、週が進むにつれて、「人間関係」の変化と安定とが、複雑に絡んで、自分の立ち位置や個性の出し方に、良し悪しはともかく試行錯誤したり、場合によっては混乱が生じます。
ちょうど、「夢」と「現実」の狭間にあって、大きな希望を膨らませつつも、シビアな現実にも直面するなど、いろいろと感じたり考えて、自己発揮をしていかざるをえないときになりそうです。
とはいえ、週末が近づくほど素質や才能や基礎の実力がある人ほど、自己実現やTOPを目指したい情動が膨らんで、一発大逆転の周囲の羨望を手に入れることも可能な今週になります。
One-Point ◆ いずれにしても週末が近づくほど「最高」か「最悪」かといった両極端の結末を迎えやすいときで、すべての「変化」は将来のためと前向きにとらえていくと対処法がみえてきます。
双子宮に象意を持つ人は、双子宮の前半と後半に象意を持つ人とでは、今週はかなり異なったディレクションを受けることになります。
双子宮の前半に象意を持つ人は、今週が進むほど活力ややるきパワーに恵まれていきますので、その分、仕事や社会的な活動には、絶妙のバランスや細心の配慮が必要になっていきます。
一方、双子宮の後半に象意を持つ人は、前向きながらも、幾分お気楽にも安易にも、また成り行き任せにも過ごしやすい時期にありますので、問題を問題視せずに楽しむのはよいのですが、必要以上の食欲には注意も必要です。
One-Point ◆ いずれも、どういう自分自身になるべきか、「自己理想像」を思い描いたり、さらにはその現実化を目指していくには良い週なので、一度、自分を客観視してみるとよいときです。
蟹宮に象意を持つ人は、蟹宮の前半と後半に象意を持つ人とでは、昨今はかなり異なったディレクションを受けるときになります。
蟹宮の前半に象意を持つ人は、昨今の状況変化を受けて、今週は身の回りが活発になったり、話題の中心になったり、モテモテになる人も多くなることでしょう。
一方、蟹宮の後半に象意を持つ人は、どちらかというと自分自身や、また新たな仕事や社会の分野に進出していても、方向性を見失いやすい時期にあるために、今は焦っても仕方がないところです。
One-Point ◆ そうであっても、もともとポテンシャルが高い人の場合は、いったん事が起これば、火事場のバカぢからならぬ、究極のパワーを発揮して対処し解決してくことができるときです。
獅子宮に象意を持つ人は、先頃の短い好調期をほぼ終えて、再度、シビアに自分自身の現実を見つめたり、新たな人生のスタートを図っていくべきときにあります。
全員ではなくても、大半の人がそういったディレクションを受けているときにあるということで、まずは自分自身の現状を見誤ったり、過度な期待を描かないほうがよく、思い切って胆(はら)を決めることが必要になります。
胆を決めて何をどうすべきかというのは、今までの人生とは一味も二味も異なった新しいオリジナリティ−のあるキャラ(個性)を見出していくのが、今の人生期のディレクションに沿ってベストになっています。
One-Point ◆ いろいろと経済的に余裕があるのであれば、今は人生の骨休めと割り切って、自分の孤高でもあり高潔でもある自我意識の世界に浸って、「武士は食わねど高楊枝」もよいでしょう。
乙女宮に象意を持つ人は、今週までは自分の才能や魅力を、学校や職場やネットなどで対外的に発揮していけるときにあるのは変わりません。
ただし、現実の世界は現実の世界なりに、ネットの世界はネットの世界なりに、虚構(フィクション)とシビアな現実とを見極めた対応をしないと、自分自身はもちろん、関係部署や組織に混乱やトラブルを持ち込みやすくなります。
気をつけるべきは「対人関係」ですが、それでも実力的にか運勢的にかはともかく、まだまだ仕事の活躍期のディレクションを受け続けています。
One-Point ◆ 基本的に昨今や今の人生期は、パートナーや対人関係など、人付き合いや人選に過度な期待や勘違いを抱かないようにシビアに注意していけば、あらかた活躍期にあるときです。
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