宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年 3月30日アップ
今週は、14日に水星が牡羊宮に入宮します。
牡羊宮の太陽、金星、火星、海王星は、週の最初の四重合(0度)から連続合(ローリング・コンジャンクション=0度)を経て、週末の太陽、金星、火星の三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0度)に移ります。
天王星は相変わらず山羊宮の冥王星と矩(スクエア=90度)で、双子宮の木星と週の中頃まで、蠍宮の土星を頂点としたYOD(ヨッド=60・150・150)を形成します。
その土星は、冥王星とのミューチュアル・リセプションを底辺に、木星を頂点としたYOD(60・150・150)を、同様に週の中頃まで形成します。
太陽は天王星と同様に冥王星と矩(90度)で、土星は魚宮の海王星と三分(トライン=120度)です。
Point ◆ 今週の中頃までは先週までと同様に、「自家撞着」に陥りやすい傾向があり、「戦時体制」や「軍拡」を推し進めながらも、動きづらい状態をもたらすことに変わりません。
それが終わる今週後半になると、今度は星が動いて、一時的にはともかく、緊張は続いても、ひところの危機は弱まりそうです。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、中頃に象意を持つ人にあっては、恋愛や男女関係を含めて、これまでの結果が訪れやすいときになりますし、後半に象意を持つ人は恋愛や異性関係の機運が高まりやすい週になります。
いずれにしても仕事の発展期になりやすく、何かと多忙な今週になりそうです。
ただし、運勢的に仕事の好調発展期だとしても、それが人によってはプレッシャーとなってしまうこともあり、本心から楽しいと思えるようなディレクションとは、言いにくい人生期だといえなくもありません。
One-Point ◆ それが「悪い」ということではなく、そのようなプレッシャーを受けることによって、自分を本物に成長させていくことができますし、今週まではファイトをもって対処していけます。
牡牛宮に象意を持つ人は、自分の思いどおりということにはなりにくいのですが、直接的や間接的を問わず、「恋愛」や「結婚」などの異性関係の影響を、自分自身が受けていくことになりそうです。
いずれにしても、これまでどおりの生き方でよいということにはなりにくく、現実転換をすべき人生期に今があることに、変わりはありません。
要は、プライベートな生き方から、対外的に社会活動をしていく転換期の人生期に今があるゆえに、その現実転換を進めるために「問題」や「トラブル」を含めた出来事が起こりやすくなっているということです。
One-Point ◆ 同じことを何度も書くようですが、一見、「問題」や「トラブル」に見えることでも、今の時期は、将来的に自立していったり、仕事や社会活動をしていくために必要なものといえます。
双子宮に象意を持つ人は、左の「今週の星の動きと傾向」に書いたように、良し悪しにかかわらず、「自家撞着」に陥りやすい今週また昨今だといえるかもしれません。
一般的にはそういうことですが、例外的に恋愛や結婚生活など身近な異性関係を幾多の「試練」を乗り越えて、ハイレベルな関係に達している人は、逆に、新たな境地へと進める昨今の人生期となります。
いずれにしても今週までは、幾分の不確かさを伴いながらも、個性や知識や技能を仕事をはじめとして、対外的に発揮できるときにあります。
One-Point ◆ 「幾分の不確かさを伴いながらも」というのは、シビアな現実や判断と同時に、現実離れした夢想やビジョンなど、両方のディレクションを同時に受けているときだからです。
蟹宮に象意を持つ人は、良くも悪くも、というと分かりづらいかもしれませんが、仕事で結果を出したり、残せる昨今また今週だといえます。
それは同時に、一夜のアバンチュールも含めて、恋愛など異性関係が華やかにもなりやすい今週で、中にはそれが、仕事と同様に婚約や結婚といった結果に結び付く人が少なからず出やすいときだともいえます。
それはもちろん、これまでベストを尽くしてきた人の結果であり、また生まれ持つホロスコープ(出生天球図)や、二人の相性によっても異なってきますので、全員がそうなるというわけではありませんのでご理解ください。
One-Point ◆ いずれにしても今週は、仕事モードになったり、プライベートが周囲から取り沙汰されるなど、社会運モードのときなので、内にこもらずにアクティブなほうがよいでしょう。
獅子宮に象意を持つ人は、基本的に昨今は、自分が世界の中心になって回していくというよりも、周囲や環境状況に自分自身を合わせて、新しい自己を見出していくときにあります。
それがイヤだというのも個々人の自由なので、それも一つの生き方だとは思いますが、星のディレクションからいえば、否応なく組織におけるスタンスを変えていかざるをえないときにあるといえます。
今週は、それが自分の思いどおりではないとしても、恋愛なども含めた異性関係とも関係して起こりやすいときになりますので、そのような「状況」に従ってみるのもまた一つの選択肢だといえます。
One-Point ◆ いずれにしても自己変革や、周囲の現実に合わせて「体勢」を新たにして、人生の再出発を図ることは避けにくいときなので、自分を捨てたほうが周囲の評価はアップしそうです。
乙女宮に象意を持つ人は、自分を取り巻く現実や仕事の状況は、刻々と否応なく変革していくときで、良し悪しにかかわらず、自分の思いとは異なることも多く、調整には困難が伴いやすいときです。
もちろん、充分に幅広い見識や実力を備えた人であれば、そのかぎりではなく、ここしかないというような針の穴を通すかのような絶妙な技量をもって対処し、正解を導いていくことも可能です。
いずれにしても今週は、もはやこれまでの仕事の考え方やテクニックを変えて、本当に社会に通じる自分自身に向かって自己チェンジしたほうが、将来は有望です。
One-Point ◆ ちなみに恋愛や結婚生活を含めた異性関係は、一発大逆転を迎えやすく、自分の思いどおりの結果とはなりにくい今週なので、一応は覚悟を決めておくのもよいでしょう。
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