宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.305 / 2013.03.04 〜 03.17

●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年 3月 2日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、12日に火星が牡羊宮に入宮します。
週末17日には、水星が魚宮5度で順行に戻ります。
ちなみに11日は、太陽、月、水星、金星、火星、海王星と、6つもの星が魚宮に集中します。
太陽、水星、金星は、蠍宮の土星と三分(トライン=120度)で、水星と海王星は、双子宮の木星と矩(スクエア=90度)です。
また、昨年末、「組織運営変革の深化」に最初のピークをもたらした、木星を頂点とし、土星と冥王星のミューチュアル・リセプションを底辺とするYOD(ヨッド=60・150・150)が再び形成されます。
山羊宮の冥王星と牡羊宮の天王星の矩(90度)は、まだまだ継続します。
Point ◆ 今週は、ある程度のセーブは効きますが、良し悪しはともかく、何が起こるか分からない一面がみられます。
だいたいは、殺傷事件や航空機事故、特に軍事国防問題が活性化して、新たな組織態勢への変化が進みはじめそうです。
軍事国防をめぐる組織変革-これからの日本の役割り」に書いたように「緊張感」が高まる可能性さえあります。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、仕事といわず、プライベートといわず、否応なく情報収集や関係強化が深まっていく今週になりそうです。
それは、良し悪しはともかく、活動範囲が広まってきたり、活動環境が変わってきたことにかかわって、何かと多忙さを伴うなど、懸案事項の解決を図らなければならないことゆえでしょう。
いずれにしても、これまでの人生の結果が現われやすいときで、過去の総決算を図りつつ、次の新たなステップへと展開を図っていくべき今週また昨今です。

One-Point ◆ 経験不足な若い方にとって、それは重荷だったりしますが、経験豊富で実力がある人にとっては、さらなる実力の発揮や、良い意味で本物かどうかが試される時期になります。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、周囲の変革の動きや出来事を、何かと自分自身すなわちなぜか我が身に受けて、デリケートな人ほどストレスが溜まりやすい今週また今月になりそうです。
もっとも、それ以外の人は、案外とプラスにとらえたり、楽天的に成り行きにまかせて、いろいろとありながらも、現実的に受け入れて、仲間や組織的な協力で対応を図っていくことになるでしょう。
場合によっては、それがストレスを生んだり課題をもたらすこともありますが、逆に自分自身をレベルアップしていくことになりますので、深刻すぎないほうがよさそうです。

One-Point ◆ いずれにしても転換の人生期にあるのは事実で、愛用してきたモノや身近な人などが「隠れて」しまいやすいときで、それは今後、社会で活躍していく前兆を意味しています。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、交渉力や人間関係の才能をもつ人ほど、否応なく仕事や社会活動の表舞台に立って、実力をもって活躍していかざるをえない今週また今月になりそうです。
そういった期待に充分に応えられる見識や実力を持っている人なら問題はないのですが、まだ若くて経験不足だったり、実力が伴わない方の場合、「口先」だけや「見せ掛け」だけで誤魔化そうとすると、否応なく問題が生じます。
前向きだったり、大らかにとらえるのはいいのですが、そこに「現実性」や、ちゃんとした「責任感」といった「誠実さ」が伴わないと、いつでも運勢の大逆転を招きやすいでしょう。

One-Point ◆ 昨年11〜12月が、どのような運勢期で、どんな出来事があったか思い出せる方は、それをリメイクしたり、解決すべきことが仕事や社会活動の分野で生じるかもしれません。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、個々人によって千差万別の運勢のときで、比較的ながらも、自分自身が持つホロスコープ(出生天球図)の特徴を活かせるときにある今週また昨今です。
それが単純でないのは、運勢を活かすには相応の努力や実力発揮を必要とすることで、また、やればできるけれども、やったからといって必ずしも結果オーライになるとはいえない複雑なときにあることです。
結局のところ今週は、個々人のホロスコープによって運勢や状況は変わってきますし、そこで何らかの結果が出たとしても、やはり等しく課題は付きまとう感が否めないときになるのですが、それが自分自身を成長させていくことにもつながっているときです。

One-Point ◆ そういった時期なので、不特定多数を対象とした当ページで具体的には書きづらい今週ですが、倦まずに準備をしておくほど、いずれ新展開の活躍期が訪れてくることになります。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、心機一転、新たな状況や環境で再スタートしていかざるをえない人生期にあることには変わりありません。
また、それゆえに身近な実体的な関係にある人への思慕や関心が高まりやすいときですが、今週また今月は、仕事など組織活動に専念せざるをえず、両者の間にギャップや課題が生じそうです。
結局は、進むも引くも、また、あっちを立てても、こっちを立てても、何らかの課題やトラブルは避けにくいときなので、誰が本当の味方なのかが、案外と見えてくることになるかもしれません。

One-Point ◆ 仕事にしてもプライベートにしても、やらざるをえないことはやらざるをえない今週なので、あとはどのように両立やバランスを図れるか、見識や実力が問われるときになります。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、とにもかくにも「チェンジ」すべき時期で、過去にこだわることなく現実に応じて、知識も意識も行動も、新たに社会的な活動の方向を見据えながら目指すべきときです。
その一方で、今週また今月は、否応なく仕事や社会活動に専念したり、仕事の運営態勢を変革するなど、活躍していかざるをえないときになります。
結局のところ、公私にわたる意識変革や行動変革が求められるときで、両方をどのように一致また両立させたり、バランスをとっていけるかが、本物かどうか、見識や実力が問われることになる今週また昨今になっています。

One-Point ◆ 大半の人にとって今は、プライベートな充実期から、仕事や社会で活躍していく環境を整えつつ、自身の意識や行動パターンを社会活動の方向に転換していくとよいときです。



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