宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年 2月 2日アップ
今週は、5日から6日に変わる頃に水星が魚宮に入宮します。
参考ながらケレスが4日に双子宮19度で順行に戻ります。
今週前半は、水星、火星、海王星が魚宮で三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0)で、双子宮の木星と矩(スクエア=90度)、海王星を除いて蠍宮の土星とは三分(120度)をとります。
その木星は、水瓶宮の金星と三分(トライン=120度)で、土星とは矩(90度)です。
今週後半、水瓶宮の太陽が海王星と合(0度)をとりはじめ、ケレスとは週を通じて三分(120度)です。
山羊宮の冥王星と牡羊宮の天王星の矩(90度)、土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは、まだまだ続きます。
Point ◆ 今週は、考えや恋愛や行動も含めて「思い込み」が強まりやすく、それが良い方向にも、逆に注意すべき方向にも、紙一重で出やすく、また同時に生じたりするなど、複雑な事態を招きやすいときです。
そのため、主体的な意志をしっかりと持って中庸(ちゅうよう)を守るなど、慎重に判断しないとトラブルに巻き込まれやすくなります。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、これまで地道に努力したり、あるいは培ってきたことの結果が、現実を伴って出やすい今週また今月です。
逆に、テキトーやチャランポラン、あるいはスピ系など不思議系世界にうつつを抜かして、現実を無視してきた場合は、厳しい現実を目の前にする結果がもたらされるかもしれません。
今週は、思い込みや勘違いも含めて、タフや知的に走っていくことができるときなので、慎重に判断しないと、間違ったままの方向に突っ走ってしまうこともありえます。
One-Point ◆ 12サイン(宮)中、もともと「猪突猛進」や「蛮勇」、よくいえば「勇猛果敢」な性格が強い人が多い牡羊宮なので、その点では、自分らしさを出しやすい今週となっていくでしょう。
牡牛宮に象意を持つ人は、一般に保守的といわれますが、今週は、変わるべきは変わるなど、果敢なチェンジが必要だったり、また可能なときです。
自分の魅力を発揮して、仕事場や社交場でモテたり、引き立てを受けたりしやすいときですが、「楽あれば苦あり」になりやすいときなので、左欄の「今週の星の動きと傾向」に書いたように、紙一重や複雑な事態が生じる可能性を否定しきれません。
一例を挙げれば、「ロミオとジュリエット」のように、お互いの恋愛関係はうまくいっても、そこに家柄など現実の壁や課題などが生じやすいということです。
One-Point ◆ プライベートな面はともかくとして、仕事場での活躍や自己実現が可能なときなので、そういった方向を目指して、果敢にチャレンジし、チェンジしていく今週にするとよいでしょう。
双子宮に象意を持つ人は、しぜんのままに成り行き任せであっても、仕事もプライベートもうまくいく人が多い今週になります。
現実錯誤しやすい昨今の人生期にあるのですが、今週は別で、自分の持つ知識や技能など特別な能力が必要とされたり、現実社会の中で充分に発揮していくことができるときになっています。
ただ、それが逆に心配なのは、場合によっては恋愛と仕事との間で板ばさみになったり、どちらを優先したらよいのか迷ったり、決断を迫られるようなことが起こりそうだからです。
One-Point ◆ つまりは、恋愛運が好調になりやすいし、また恋の悩みを相談されたりしても、仕事が多忙だったり、あちらを立てればこちらが立たずと、誠意が必要な状況になりやすいためです。
蟹宮に象意を持つ人は、今週は波乱が多いというか、感情が日替わり的に揺れ動いたり、心境の変化が大きいときになるかもしれません。
そういった感情に振り回されることなく、しっかり意志判断をして、コントロールしていける人や、レベルに達していればいいのですが、そうでなければ、むやみに右往左往しないことが必要です。
冷静によくよく周囲の状況を見回してみれば、さほど状況は何も変わっていなかったり、自分の心だけが波打っていることもないとはいえないからです。
One-Point ◆ 単なる「感情」によって自分自身が右往左往してしまえば、周囲に笑われるような評価を受けたり、良い結果を逆にもたらさないので、感情は感情として、客観的な判断が必要です。
獅子宮に象意を持つ人は、自分を取り巻く人間関係の変化が激しいときを過ごしてきましたが、すでにそのヤマ場は超えつつありますので、今後は態勢を固めつつ進んでいくとよいでしょう。
今週とはかぎりませんが、今後の大きな流れでいえば、新しいステージで仕事や社会的な分野で活躍しやすくなっていきますので、今週あたりは着実な人間関係や信頼の基盤を築いておくとよいということです。
いずれにしても、一からの出直しを図ったり、現実に根ざした行動をとることが、密接な人的基盤を築き未来を開くことにつながりそうです。
One-Point ◆ 新しい初めてのステージにおいては、ヘンに知ったかぶったり、上に立とうとせずに、むしろ知らないことは素直に教えてもらう心の広さ(度量)を持つことが、TOPへの早道です。
乙女宮に象意を持つ人は、今週や今月は、単純にいえば自己鍛錬や切磋琢磨といったしのぎを削って自分自身を高めていくと良いときです。
昨今のパワーの発揮や、社会的に活躍できるディレクションの人生期を最大限に有効に活用するには、やはり自分自身のスキルアップだけではなく、「鍛錬」も必要だからです。
そういった点では、これまでの意識や古いノウハウややり方のままではなく、今週また今月は、考え方や意識また行動パターンを現実対応に変えていくことが、将来的に力を発揮していくことにつながります。
One-Point ◆ いろんな考えが絡む仕事場では、双方ともに現実に根ざした意見であることが多い今週なので、安易な取捨選択や小手先に走らずに、一石二鳥の妙案を見出すことも必要です。
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