宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年 1月19日アップ
今週は、2月2日のお昼頃、ほぼ同時に金星と火星がそれぞれ、水瓶宮と魚宮に入宮します。
これによって火星と、牡羊宮の天王星のミューチュアル・リセプションは解消されます。
先立つ1月30日、木星は双子宮6度で順行に戻ります。
その木星は、今週、水瓶宮の太陽と週の前半のみは水瓶宮の水星と、三分(トライン=120度)をとります。
矩(スクエア=90度)は、天王星と山羊宮の冥王星、蠍宮の土星と太陽や水星、魚宮の海王星と木星です。
土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは続きます。
Point ◆ 「変革の深化」のディレクション中ということもあって、今週は、スムーズに進むというよりは「課題」や「対立」などのトラブルが、何かと起こりやすいときです。
先々回から書いてきたように、「軍事的」な対立や緊張は、今週あたりまで続き、2月はやや下火となったとしても、3月頃からは、また再び緊張感が高まります。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、牡羊宮に働くディレクションのみをみれば、ほとんど「死角」がないくらい仕事など社会的活動期の活躍期にあるといえます。
それは「問題がない」からではなく、平時よりも火急時に本気を出したり能力を発揮するタイプが多い牡羊宮なので、ちょうどいいくらいに「課題」があって、それがよいカンフル剤になっているからです。
やる気パワーや活力も出せるし、アイデアや知力、コミュニケーションを含めた人間関係運もあるので、ほぼ「充分」なディレクションのときです。
One-Point ◆ もっとも、他に持つ運勢サイン(宮)がソフト・タイプのサイン(宮)だったり、年齢が若まだく実力が不十分な場合、今週のディレクションは、やや重荷となるかもしれません。
牡牛宮に象意を持つ人は、その大半の人が「大転換」の人生期を迎えているときだといえますが、仕事運自体は、今週、必ずしも悪いとはいえません。
ただ、今は仕事運よりも「転換期」のディレクションのほうが強いために、「現実」や「現状」をうまく把握して対処できない場合は、断続的に「課題」や「トラブル」が生じてもおかしくないときになります。
早い話が、現実を正しく把握することによって、まず生き方を変えるなど「自己転換」をしていくことと、今の仕事運を活かしていくことの両立が必要な今週だといえます。
One-Point ◆ 早ければ、今週末が近づくほど、牡牛宮らしい「穏やかさ」や「人望」を持ち返したり発揮していくことが可能になりますので、魅力がアップして人気運に恵まれていくことでしょう。
双子宮に象意を持つ人は、気分も明るく、何事も楽天的で前向きにとらえたり、対応できる昨今にありますので、逆に注意点をいくつか書いておきます。
ここのところずっと、食欲が増しやすいときを過ごしていますので、もし「体重増加」が気になるという方であればのお話ですが、もうしばらくは注意が必要です。
もう一つは、対外的な事柄を我知らずイージーにとらえやすくなっているために、スピ系や占いなども含めて、仕事やバイトなどに安易に取り組んだり、また事実誤認をしやすくなっていますので、本当に適切か、本物か、といった現実的なチェックを怠らないようにしておきましょう。
One-Point ◆ ただ、注意をしすぎて体験のチャンスを失うことのほうが、大きな意味では「弊害」だともいえますので、致命的でなければ、逆に、いろいろとチャレンジしてみるほうがベターです。
蟹宮に象意を持つ人は、特に仕事などの社会的な面で新しい分野に挑戦したり、活動の道が開けてきやすい昨今の人生期にありますので、相応の「チェンジ」が必要になっています。
ただ、その「チェンジ」が安易で簡単なものではなく、どちらかといえば、むしろ根本的な「意識転換」や「現状転換」が必要になるなど、誤魔化せないのが今の特徴です。
そういった中で今週は、課題や困難さを伴う状況が次々と起こりやすくなっていますので、気を抜かずに対処していくとよいでしょう。
One-Point ◆ 根本面にかかわるディレクションを除けば、やや浪費傾向はあるものの、上昇傾向に向かう今週で、近い将来、次第に対外的な活動に意識が向いていくことになるでしょう。
獅子宮に象意を持つ人は、獅子宮生まれ(太陽)のオバマ大統領ではありませんが、「チェンジ!」を掲げていくべき今週です。
それがオバマ大統領と異なるのは、周囲に対して「チェンジ!」を要求するのではなく、むしろ今週、「意識」や「考え方」をチェンジしていかなければならないのは、「自分自身」のほうだということです。
それは、「悪い」からという意味ではなく、「新たな人生サイクル」に対応していくために必要という意味で、「意識」や「考え方」を変えていくことによって、より実際に即した道を切り拓いていくことができます。
One-Point ◆ もはや、過去は過去です。時代的にも、また獅子宮に象意を持つ個人においても、過去の意識や考えが通用しにくくなっているために、まずは「気持ち」の転換が必要なのです。
乙女宮に象意を持つ人は、おおむねながらも自身のスキルや能力を発揮して、仕事や社会的に活躍できるときにあることは、今も変わりません。
ただし、今週は、それが一筋縄では進みづらく、上に下に、右に左に、また縦横にと気を配って総合的な見地から判断していくことが必要になってきますので、見識、力量の真価がとわれることになりそうです。
能力やスキルを発揮して、自分らしく「完璧」を期するのはよいのですが、単なるノウハウだけではない胆(はら)を据えた大局的な判断も必要なときになっています。
One-Point ◆ 単純にいえば、小手先の判断や対処だけではなく、完璧に準備をしたうえで、「不動如山(動かざること山のごとし)」といった、究極的判断が必要なケースが生じやすい昨今です。
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