宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年 1月 5日アップ
今週は、9日に金星が山羊宮に入宮します。
19日には水星が水瓶宮に入宮です。
翌20日の朝7時ごろ、引き続き太陽も水瓶宮に入宮します。
双子宮の木星を頂点とし、蠍宮の土星と山羊宮の冥王星のミューチュアル・リセプションを底辺とするYOD(ヨッド=60・150・150)は、今週中頃まで続きます。
また、水瓶宮の火星と牡羊宮の天王星もミューチュアル・リセプションです。
その火星と土星は矩(スクエア=90度)です。
冥王星は、金星と合(0度)で、天王星とは矩(90度)です。
木星と魚宮の海王星も矩(90度)です。
Point ◆ 今週は、前半と後半とでは、ややディレクションに温度差がみられます。
共通しているのは、「変革」が進む一方で、それと「国防」「軍事」を巡る問題とが対立するなど、今週はそれぞれの立場で主張や意見が分かれて、何かと対立が深まりやすいでしょう。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、今週は仕事が多忙になったり、組織活動に新たな活力を発揮していくことができそうです。
課題や問題があるとすれば、多忙な仕事や社会活動をこなしていくだけの見識や実力が備わっていない場合で、安請け合いは信頼を損なう元になります。
逆にいえば、才能や実力があれば多忙でも問題ないのですが、そこそこの場合は、ふだんの倍以上にも頑張ってこなしていく覚悟が必要な今週です。
One-Point ◆ 幸い、そのような活力ややる気パワーにも恵まれていく今の時期なので、自分の価値観や世界のみを正当化することなく、相手の立場を第一義的に考えて行動するとよいでしょう。
牡牛宮に象意を持つ人は、今週は仕事や社会活動の分野で、新しい変化の兆しが見えてくるかもしれません。
今の時期は、もともと過去の自分の生き方から、新しく社会活動を目指していく転換期にあるのですが、課題や問題が生じることによって、逆にそのことがうながされていくことになりそうです。
さらに昨今は、過去とは180度ほども異なる自分自身に変わる可能性があるときなので、思い切って自己チェンジしていくことが運勢を開くことになっていきます。
One-Point ◆ 一般に保守的だとか守旧派といわれることが多い牡牛宮ですが、今の時期や今週においては、「改革派」に衣替えしていく気概を持たないと、立場が不利になりやすいでしょう。
双子宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、否応なく「自己変革」をしていかざるをえない先月や今週にあります。
特に先週も含めて今週は、その運勢が強まり、自発的に変化にチャレンジしていく行動や衝動が強まりやすいときです。
一方、双子宮の後半に象意を持つ人は、どちらかといえば、さほどでもないときですが、今週は「変わろうとしない(できない)」ことが、逆に突発的な「自己変革」をうながしていくことにつながるときです。
One-Point ◆ いずれにしても、理由の大半は、仕事や社会活動に対する認識と、自分の意識や現実との間の誤解やズレが起因しやすいために、ご自身でもチェックしてみるとよいでしょう。
蟹宮に象意を持つ人は、自分自身を取り巻く現実を、それとなくでも認識してしまうときなので、自分自身も、また対外的にも、「変革」の必要性を感じ取っていかざるをえないときになりそうです。
これまで、趣味やサイドビジネスにしてきたことを、人によってかなりの時間差がありますが「本職」にしていくなど、「転職」の運勢期にある昨今なので、今週は意識や考え方も対外的な活動の方向に変えていくとよいときです。
いずれにしても自分自身の意志というよりも、相手の事情や周囲の環境によって「変革」を求められることになるでしょう。
One-Point ◆ 結局のところ、蟹宮のみをみれば、「変革」すべきときに変わりはないものの、その方向性は仕事や社会で活躍できるように、意識や考え方を変革していくとよいときにあります。
獅子宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく、幾分なりとも複雑なディレクションにある今週です。
自分自身においても、社会活動においても、多くの場合、何らかの出直しや意識の根本的な変革が必要な人生期にあるのですが、その一方で、新しく個性を発揮していける人生期にもあります。
そういった人生期の中で、「幸い」にも今週はブッ飛んだ言動をとりやすいときなので、思い切った自己変革に進むことが可能になりそうです。
One-Point ◆ 今週あたりは、人間関係の変化も起こりやすいときなので、プライドや自己意識の高い獅子宮としては、妥協しつつも自分に意地を張って、新展開の道を選ぶのも悪くはありません。
乙女宮に象意を持つ人は、ロングスパンでみれば、ここのところずっと本領発揮や実力発揮の運勢期が続いていて、今週も例外とはなりません。
現実と同時に、この世界の真理や法則性を感じ取って対処できる運勢期にありますので、昨今の「組織運営変革の深化」の最初のピークのディレクションとともに、仕事の分野での活躍が期待できるときにあります。
注意すべきは、単純にいえば「調子に乗らないこと」で、万が一、権威主義や自己本位の言動に出ると、いつでも社会的制裁を受けることになりかねない時期にあります。
One-Point ◆ あくまでも地道な努力や真摯に進んでこそ、本領発揮や実力発揮が続けられる運勢期なので、安易な仕事の態度は、のちのちに運勢や立場を落としていくことになっていきます。
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