宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.295 / 2012.12.24 〜 2013.01.07

●隔週土曜日に更新予定です。
※2012年12月22日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、26日に火星が水瓶宮に入宮します。
大晦日31日には、水星が山羊宮に入宮します。
双子宮の木星を頂点にし、蠍宮の土星と山羊宮の冥王星のミューチュアル・リセプションを底辺にしたYOD(ヨッド=60・150・150)は、引き続き形成され、今週は山羊宮の太陽も加わって、「組織運営変革の深化」の最初のピークは続きます。
その木星に対して、魚宮の海王星が矩(スクエア=90度)、水瓶宮入りする火星が三分(トライン=120度)です。
火星は土星と矩(90度)で、一方、牡羊宮の天王星は太陽、水星、冥王星と矩(90度)です。
火星と天王星はミューチュアル・リセプションです。
Point ◆ 今週は「組織運営変革の深化」が「パフニング(サプライズ)」含みで加速します。
今週のハイライトは、軍拡や軍事的威嚇(戦意)など、軍事力絡みの動きが起こることです。
反発は出てきますが、皮肉なことに、それがまた「変革の深化」を加速させることにつながります。
いずれにしても「変革の深化」は進まざるをえません。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

今週、「組織運営変革の変化」を推し進めていくのは、牡羊宮に象意を持つ人が、その大半を占めそうです。
自分自身が意識してそうするだけではなく、新たな自分自身を求めて「個性」を発揮していく言動や、思わず「衝動」的にとってしまう言動によって、結果、周囲が否応なく「変革の深化」を進めていくということも含みます。
基本、牡羊宮に象意を持つ人の現在の人生期は、活発な社会活動の時期にありますので、あまり自分の内面を顧みることなく、対外的に行動しやすいことも一因します。

One-Point ◆ 良いとか悪いとかはもちろん関係ありません。事情や経過はともかく、「組織運営変革の深化」が進むということが、今、人類や日本に必要なディレクションになっています。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人の中には、「組織運営変革の深化なんて面倒くさい!」と思われているかもしれません。
ただ良くも悪くも、その影響を否応なく受けざるをえないのは牡牛宮自体ですし、意図しても意図しなくても、牡牛宮に象意を持つ人の対外的な行動が「変革の深化」を推し進めていくことになる今週です。
抵抗し、反発し、避けようとしたとしても、結局は、思わぬ展開によって、かえって「変革の深化」に加担していくことになるでしょう。

One-Point ◆ 昨今、身の回りの愛用品などが壊れたり、大事なものを失ってしまうことによって、自分の立場が変化していき、否応なく「変革の深化」を受けざるをえなくなるようなことです。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と後半に象意を持つ人とでは、かなり異なるディレクションになる昨今となりそうです。
前半に象意を持つ人は、今週は「組織運営変革の深化」という名の「自己変革」を否応なく受けていくことになりますし、その「自己変革」と仕事や社会活動との間に、良い意味で一見、矛盾することや課題を抱えていくかもしれません。
早い話が、浮き足立った仕事の内容や社会活動のやり方を見直して、しっかりと真実や現実に根付いた方向に「転換」をしていかなければならないといったことです。

One-Point ◆ 双子宮の後半に象意を持つ人は、全員ではありませんが、どこか無気力だったり、今一つ本気になりにくいときで、今週は意識の転換や考え方を見直していく必要がありそうです。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、やや複雑なディレクションを受けるときで、「自分自身」においても、社会的な「変革の深化」においても、自身の変化は避けにくいときです。
仕事面や対外的な社会活動面においては、今は新たな分野への転身が起こりやすい人生期にありますし、人間関係面では、いつガラリと変わってもおかしくない人生期にありますので、そのことと無関係ではないでしょう。
事が複雑なのは、そういった生活面や活動面だけではなく、「変革の深化」がもたらすもっと深い内面性いわゆる「霊性面」にかかわる変化も否応なく受けてしまう可能性が高いときだからです。

One-Point ◆ 例えばですが、「魂を揺さぶる」ような出来事が知らずに起こらないともいえません。いずれにしても、高い精神性に変われるように平時の意識や心づもりをしておくとよいでしょう。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、自分自身が人生の再スタートをしていくときにありますし、それが「変革の深化」の出来事とも重なってきます。
多くの場合、仕事や組織関係において、何らかの「組織運営変革の深化」のディレクションを受けることになりますし、また、自身のスキルの「変革」もまた当然、そこに絡んできます。
いずれにしても、それらは必ずしも悪いことではなく、今は、新しい自分自身に変わって「個性」を発揮していくディレクションを受けていますので、「変わる」べきことは避けられないときです。

One-Point ◆ ふつうに獅子宮の象意を持つ人であれば、他の運勢サイン(宮)の影響が多少強かったとしても、これらのディレクションは受けざるをえない重要かつ必要なものになっています。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、昨今の「組織運営変革の深化」のディレクションを、仕事や社会活動の分野において、否応なく受けざるをえなくなるでしょう。
というか、むしろ今週は、仕事や社会活動の分野で「変革の深化」を自ら積極的に推し進めて、新たな転身や改革を目指していくことにもなりそうです。
特に、乙女宮の前半に象意を持つ人のうち、その中間あたりの約半数に相当する人々は、周囲の「突発的な変化」の影響を受けて、好むと好まざるとにかかわらず矢面に立つかのようなことになりそうです。

One-Point ◆ 「変革の深化」自体は必要なものなので悪いものではなく、それが自分にとって好ましい方向に出るかそうでないかは、これまでの生き方によって個々に変わってくるときです。



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