宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2012年 9月15日アップ
今週は、9月17日に水星が天秤宮に入宮します。
同日、冥王星が順行に戻ります。
23日になるのとほぼ同時に、太陽が天秤宮に入宮です。
27日には、ケレスが蟹宮に入宮します。
そのケレスは、天秤宮の土星、魚宮の海王星と、大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成。
双子宮の木星と天秤宮の水星は三分(トライン=120度)です。
一方、太陽を軸にケレスと山羊宮の冥王星は、Tスクエア(90・90・180)を形成し、その冥王星を軸に太陽と天王星、また週の前半は水星を交えた、Tスクエア(90・90・180)が形成されます。
獅子宮の金星と蠍宮の火星は矩(スクエア=90度)です。
その金星は、天秤宮入りした太陽とミューチュアル・リセプションをとります。
Point ◆ 今週は、太陽と冥王星の両「エネルギー」を軸にしたTスクエア(90・90・180)が共に形成されます。
そのため、ときあたかも「民主党の代表選」と「自民党の総裁選」が、ほぼ同時期に行なわれていることが、このことを象わしています。
一方、内外面の対立と同時に、表面化しない協力関係が進行していくことになります。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、良いとか悪いとかに関係なく、周囲からなかなか理解されないことが起こりそうです。
もし、理由が分からない方は、相手や環境の問題はともかくとして、自分自身の信念や思い込みが強まって、知らないうちに「傲慢」な印象を周囲に与えていないか、自らを省みることも必要になりそうです。
信念や思い込みを持つこと自体は悪いことではありませんが、相手や周囲の情や気持ちを忖度(そんたく)しないまま、単に正義を振りかざすだけでは、それが通用するとは限らないないからです。
One-Point ◆ そういったことも含めて、今週は、自分の意識や考え方、また、どう理想とする自分に近づいて、社会的に活躍していくかということを交え、自己の転換を図っていくとよいでしょう。
牡牛宮に象意を持つ人は、自分が何かを欲して行動をするとき、本来あるべきパートナーや、周囲との対立が避けられないときになります。
だったら、対立やケンカを避けるために、自分の家や部屋に閉じこもって、自分の好きなことをしておけばよさそうですが、それはそれで例えば「逃げてる」など、否応なく対決の場に出て行かざるをえなくなりそうな今週です。
いずれにしても、新しく自分自身を出直しさせていくべきときなので、本来の自分はどう在るべきなのか理想像を問い直して、再スタートを図るとよいときです。
One-Point ◆ 一人、理想を問い直すだけではなく、今週は同時に、行動を改めていくことによっても示さなければならないときなので、自己転換と同時に活動方向の転換をしていきましょう。
双子宮に象意を持つ人は、マイペースが可能だし、そうなりやすいときで、自分の感性のままに自我を発揮して、仕事や対外的な活動に臨める人生期にあります。
とはいえ、先週から今週前半ほどは、何らかのストレスを受けたり、自分の思いどおりにいかない事案を伴いやすく、順風満帆とはいかないかもしれません。
それであっても、昨今の人生期は、さほど気にならなかったり、「まっ、いっかぁ♪」というように、お気楽とも楽天的ともいえる気持ちですごしやすいときにありますので、それが良い結果を生んでいるのか、ただムダに時を過ごすことになっているだけなのか、チェックしてみることは重要です。
One-Point ◆ もうそろそろ、「食欲の秋」といわれる季節ですが、そこのあなた、「私は食欲の夏だったよ」と言っていませんか。食欲増進で太りやすくなるのも今の時期のディレクションの一つです。
蟹宮に象意を持つ人は、先週後半を含めて、とくに今週前半や、また今週は、奇矯(ききょう)な言動をとらないように、一応は注意したほうがよさそうです。
もともと昨今は、先週も書いたように、いつもより心境がポジティブになったりネガティブになったりして、我知らず不安定で変わりやすい星周りにあるのですが、そこにメンタル面のコントロールが必要なディレクションが加わるためです。
メンタル面だけのディレクションなら、自分の内面に閉じ込めておけばさほど問題にならないのですが、今週は自分の思いどおりにならないと、ヘソを曲げた言動に出やすくなっているので、ご注意をということです。
One-Point ◆ ただし、充分にメンタル面や感情のコントロールができて、見識が高く実力のある人であれば、現実の対立とあるべき理想の矛盾する状況を、見極めた絶妙な対応が可能です。
獅子宮に象意を持つ人は、一時的ながらも人間関係の変化や、組織関係の変化が起こりやすくなっているときで、それでも今週は、漸次、進むべき自分らしさを発見していくことができそうです。
というか、今の時期自体が、新たな自分らしい人生活動の方向性を模索するなり、または見出して、内外ともに自分の魅力としていくなど、新規展開や再スタートを図っていくことが必要なときになっています。
さらには、獅子宮の最初のほうに象意を持つ人は、人生サイクルともいうべき長期展望に立った生き方や、人生そのものの再出発を模索していく人生期がすでに、始まっているときでもあります。
One-Point ◆ 簡単にいうと、多くの場合、これまでの仕事や現実にピリオドを打って、新たな人生方向や生き方を模索して、再検討するなり、リ・コンストラクトが必要なときにあるということです。
乙女宮に象意を持つ人は、自分自身の実力や実体をもって、職務や職責を果たすなど、仕事や社会活動の分野で、まだまだ活躍していける人生期にあります。
しかし、その一方で、この数週間に限っていえば、自分の思いどおりに進まないような予想外の出来事が突発的に生じるなど、精神的にストレスや悩みを抱えることも多くなりそうです。
では、来週になればそういった状況が好転するのかといえば、場合によっては、更に自分の力量や裁量を超えたようなトラブルや、どうにも対応しづらい案件が生じやすくなるので、小手先の対応に逃げることなく、今からでも腰をすえた対処が必要になっていきます。
One-Point ◆ 結局のところ、仕事や社会活動の運勢が来ていないわけではないので、成り行き任せで時が解決するのを待つだけではなく、本領を発揮した絶妙の判断が問われているときです。
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