宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.275 / 2012.08.06 〜 08.19

●隔週土曜日に更新予定です。
※2012年 8月 4日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、8月7日の深夜、8日の直前に金星が蟹宮に入宮します。
ほぼ同時刻、水星が獅子宮1度で順行に戻ります。
今週は、牡羊宮の天王星を軸に、山羊宮の冥王星と蟹宮の金星がTスクエア(90・90・180)です。
金星は、魚宮の海王星と三分(トライン=120度)で、天王星は獅子宮の水星と三分(120度)、水星は射手宮のドラゴンヘッドとも三分(120度)です。
そのドラゴンヘッドと海王星は(スクエア=90度)です。
天秤宮の火星と土星は合(コンジャクション=0度)で、双子宮のケレスと三分(120度)をとり、獅子宮の太陽を含めて小三角(60・60・120)を形成します。
双子宮の木星は、ケレスと合(0度)です。
Point ◆ 今週は、恋愛や浮気や不倫、また卑劣な痴漢行為など、異性関係や異性スキャンダルに注意が必要です。
先頃のゴタゴタ時に比べて、ここ2週間ほど、比較的ながら平穏でしたが、週末が近づくにつれて、再び対立機運が高まりゴタゴタも見られそうです。
注目すべきは、週末の18日、再び「組織運営変革の深化」のディレクションの影響圏に入ります。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、仕事や社会的な活動の運勢は来ているのですが、なかなか本領発揮というように、スムーズには進みづらいときにあります。
それは、むしろ良い傾向かもしれず、ご本人には悪意がないので気づかないのですが、人の気持ちに関係なく衝動的に突っ走りがちな牡羊宮にとって、本領発揮の前に、「セーブ」をかけることを、学んでおくのもよいということです。
そう考えれば、自己発揮が今一つできなかったり、活気ややる気がセーブされる今週は、むしろ落ち着いて、心に余裕を持ち、自分が何を成すべきか練り直すのによいときです。

One-Point ◆ 今週は、あれやこれやと迷いがあったり、意識が分散して、一つのことに集中しにくい面がはあったとしても、それゆえに、さまざまな視点からアイデアを出すことが可能なときです。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、今週は、いろいろと課題があったとしても、あまり焦らずに、しっかりと事実をみていくことを意識においたほうが、大小はともかく「勘違い」を起こしやすいので、よいときです。
一見、親切でやさしい異性に相談をしたとしても、例えば、正しい解答を得られないばかりか、かえって異性問題のトラブルを引き起こしてしまったりとか、どちらに転んでも課題を抱えやすいときです。
あまりおすすめもしにくいのですが、今週は牡牛宮らしく、仕事以外は自分の部屋でマイペースで楽しんで過ごすなど、それも良いかもしれません。

One-Point ◆ もともと生まれ持つ仕事運のある人は、押す引くさえ間違えなければ、仕事運は案外と良い昨今の人生期にありますので、仕事での実力発揮が可能な時期になっています。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、昨今は、見識や実力を身につけている人ほど、夢や理想に向かって、前向きにかつ現実も見ながら進める人生期にあります。
そういった中で、今週は、組織的な人間関係を交流によって広めていけるなど、画期的なアイデアや、お得意の喋りが冴えて、双子宮らしい個性を発揮していけるときになります。
「観念的」になりすぎることさえ気をつければ、特に大きな障害はない今週なので、気分が明るく前向きなのはいいとしても、ただ安易に時間を過ごすことがないように、積極さをもって活動していくとよいでしょう。

One-Point ◆ 場合によっては、どうしても動きづらい人がいないでもありません。特にそういった方は、食欲が旺盛になりやすく、太りやすい昨今でもありますので、一応は意識に留めおきください。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と、後半に象意を持つ人とでは、かなりディレクションが異なってくることになります。
前半に象意を持つ人をはじめとして、新しい職場や仕事関係などで、人気や魅力が高まりやすく、それは良いのですが、過剰に思い込んだ言動は、異性スキャンダルにもつながりやすい今週なのでご注意ください。
一方、蟹宮の後半に象意を持つ人は、パワーダウンしやすい今週で、また仕事や人生を見直さなければならない人生期にありますので、過去に拘泥しないほうが、将来の人生や方向性がみえやすくなります。

One-Point ◆ もっとも、もともと周囲に対して気を配る蟹宮本来の運勢や性格が強い方は、逆に自分をなくして周囲の流れに委ねていけることが、かえってディレクションどおりに進めます。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、人々との交流が盛んになるときで、もともと個性や実力や運勢のある人ほど、周囲からの引き立てやオファーを受けやすく、自分らしさを発揮していけるときにあります。
今のうちに成すべきことを為しておいて、実績を上げたり、蓄積や備蓄をしておいたり、人間関係の信頼を築いておくなど、人脈を広げておくのもよいでしょう。
一方、獅子宮の最初に象意を持つ人は、なかなか複雑な人生期また今週の運勢期にあって、古い人生サイクルの終わりと、新しい意識や考えとの両方が交錯していくときになりそうです。

One-Point ◆ そういった意味では、人生の一つのピークともいえる昨今でもありますので、獅子宮の後半に象意を持つ人はともかく、今を慎重に考えるなど、身の処し方の工夫が必要でしょう。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、乙女宮のどこに象意ポイントを持つかでも多少は変わってきますが、実務能力を備えた人ほど、文句をつけようがないような活動期にあるときです。
場合によっては、仕事が多忙だったりしないでもありませんが、仮に多忙であったとしても着実にこなしていくことは可能ですし、本物の自分自身の個性や自我を発揮していくことができる人生期にあります。
ただし、調子がよくても、自我やプライドは必要でも、エゴ(利己主義)や権威主義的な言動は、とたんに問題やトラブルを起こしやすくなりますのでご注意ください。

One-Point ◆ 多少の出来事や運勢上の起伏があったとしても、この数年間の乙女宮に働くディレクションは、どこか図抜けたものがありますので、自己実現が可能なときだといえそうです。



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