宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.269 / 2012.06.25 〜 07.08

●隔週土曜日に更新予定です。
※2012年 6月23日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、25日に土星が天秤宮22度で順行に戻ります。
翌26日には水星が獅子宮に入宮です。
さらに翌27日には金星が双子宮7度で順行に戻ります。
7月3日には火星が天秤宮に入宮します。
これだけでも新しい時代へと、歴史が動き出していくことが分かります。
金星と木星は合(コンジャンクション=0度)で、ドラゴンテールとケレスを加えれば四重合(0度)になります。
さらに射手宮のドラゴンヘッドと魚宮の海王星を交えてTスクエア(90・90・180)が形成されます。
これに対しては、火星と牡羊宮の天王星が調停(60・120・180)の座相を投げかけますが、その天王星も山羊宮の冥王星と蟹宮の太陽を交えてTスクエア(90・90・180)を形成します。
これに海王星が調停の座相をとるというテレコです。
獅子宮の水星は天王星と三分(トライン=120度)です。

Point ◆ 今週は、歴史に前進のギアが入り、ゆっくりと時代が動き出していきます。
昨年末、「組織運営変革の深化」の影響圏に入ったものの、昨今は逆行して、影響圏からも外れていたのですが、今後は一直線に向かっていきます。
そのせいもあって、今週は課題や問題を調整したり、解決しようとする動きが逆に、問題や対立を生みやすくなっています。
結果、対立や課題を恐れずに進んだほうが、時代に合う行動となる今週です。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、もはや躊躇したり、模様眺めをしているときではないといえそうです。
今週は、既成概念や常識にとらわれない直観力も働きやすいときなので、過去にこだわらずに、また問題を恐れずに、逆に問題を起こすくらいの気持ちで進んでいくほうがよいでしょう。
仮に、そこで問題が起きたとしても、それは歴史の必然ですし、今週さらには来月、その問題の中から、自分の行動パターンを今後の活発な社会活動に向けて変えていく道を見出すことが、良い結果を生み出していくことにつながります。

One-Point ◆ 昨今の運勢期は両極端ながら良すぎるので、並の見識や実力では荷が重い人もいるでしょう。しかし、今週以降は、この期を活かして意識転換をしてレベルアップを図るときです。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、今週や今の時期を一言でいえば、自分自身の実体(実態)を示して行動していくとよいときです。
そうすれば牡牛宮の魅力を最高度にアップできる現在なので、俗にいうモテ期となることもできますし、その一方で、安易なフォーリン・ラブには注意をして、一応は本当かまた本物かどうかを確かめるなどしていけばよいでしょう。
結局のところ今週は、実際の自分を示しながらも、誤魔化したり逆に誤魔化されることのないようにして、本当の自分の魅力や個性を発揮していける意識を身に付けるために、自分の考え方を過去にこだわらずに、新しく変える方向で進んでいくとよいときです。

One-Point ◆ 恋に恋するのも、誰かを理想の異性のように勘違いしたり、また恋愛幻想に浸るのも、それは個人の自由なので進んでみて、体験を深めていくのは一概に悪いことではありません。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、たとえば占いや宗教やスピリチュアルなど、いわば「非現実的」な活動と、実際の「現実の状況」とを調和させて、活発に行動していくときを迎えています。
双子宮に象意を持つ人の昨今また今後の人生期は、良い悪いに関係なく、地に足が着かないような楽天的な発想をしたり、そういう意識を持ったり、スピ系など「非現実的」な活動や「虚業」に向かいやすいときにあります。
そんな中で今週は、「ダメ」と言われても衝動的に、また行動していかざるをえないときなので、「グランディング」を考慮する意識をしっかり持って進んでいけば、大きな失敗をしないですみます。

One-Point ◆ 今後は、気分も明るく、笑顔で過ごせますし、人間関係も活発なモテ期でもありますので恋愛異性運が最高になるときですが、現実も見ておかないと、後日、泣きをみそうです。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、今週は自分でも気づかないうちに、ちょっと意識が飛んだかのようになったり、ケアレスミスを起こしたり、地に足が着かない思考に陥りやすいときになるでしょう。
その分、正しくても間違っていても直観力が働きやすく、新しい仕事の方向性や今後の社会活動の在り方などにひらめきを得やすいときですが、それを現実に着地させていくことが問われそうです。
自分自身の新しい生き方はもちろん、今後の社会の新たな方向性も含めて、過去に拘泥せずに、今週以降は、生くべく方向性や自分の意志を根本からリメイクしていくほうがよいときになります。

One-Point ◆ 本当の自分の個性を発揮できる新たな人生サイクルを模索していく人生期にあるのですが、今週以降は、その最後のチャンスととらえて、再スタートを意識するとよい時期です。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、良くも悪くも過去の行動の結果が現われてきたり、これまでの生き方を精神意識に感知していくときになりそうなので、その分、自己反省的にも本領を試されるときになりそうです。
しかし、多くの場合、過去の常識にとらわれない直観やひらめきを得たり恵まれやすい今週でもありますので、新たな方向性を見出していくことに、やぶさかではないときになるでしょう。
そういったことも含めて、本領が試されるにあたっては、自分自身の意識はもちろん、パートナーの協力をどれだけ得られるような生き方をしてきたかによっても、本領が図られていくことになります。

One-Point ◆ その一方で、パートナーとの愛情運や、異性との恋愛関係が活発になりやすい今週ですが、相手を安易に理想の人だとみるのは、一応、ワン・クッションをおいたほうがよさそうです。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、場合によってはですが、今週がいわゆる「最後の華」となるような活躍や出番のときとなるかもしれません。
かといってその後は、通常の運勢の状態に戻るだけなので、むしろこれまでの1年間や半年間のほうが、通常とは異なって前向きに活動できたり、実力を発揮できる大変に良い運勢期だったということでもあります。
乙女宮の最後のほうに象意を持つ人は、今週を最後に派手に立ち回るのもよいのですが、正当な手段によらないと、一気に運勢を落とすことも起こりやすいので、念のためにご注意ください。

One-Point ◆ 一方、乙女宮の最初のほうに象意を持つ人は、本当に信用できる協力者か注意しなければなりませんが、仕事運や社会活動の好調期に入りましたので、活発に動けるときです。



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