宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2012年 5月12日アップ
今週は、21日になった数分後に太陽が双子宮に入宮します。
当日の朝は、ドラゴンテールの位置で太陽と月が重なるために、日食(一部では金環食)が見られます。
逆行中の金星は、天秤宮で逆行中の土星と仲良く三分(トライン=120度)。
乙女宮の火星と山羊宮の冥王星も三分(120度)です。
牡羊宮の天王星と冥王星の矩(スクエア=90度)は、まだまだ続きます。
今週中盤、太陽・水星・木星が三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0)。
太陽と水星は、来週まで合(コンジャンクション=0度)です。
太陽は魚宮の海王星と矩(スクエア=90度)になります。
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今週は、週末が近づくにつれて口先だけの誠意のない人に対しては、注意をしておきましょう。
「振り込め詐欺」や「投資詐欺」など、詐欺には、特に注意が必要なのは当然です。
また、カルト宗教やニセ占い師、霊能者、地に足が着いていない誇大妄想的なスピラーなどにも注意が必要で、グランディングがしっかりできている本物かどうか、確かめてからのほうがよさそうです。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、自分が思ったり、考えて行なったことと、その行動の結果がうまく合いにくいときになるかもしれません。
しかし、対外的な仕事や社会活動の運勢は来ている時期なので、合わなかった場合は、ステップ・アップにつなげていけばよいのです。
自分が今後、本当に社会に役立つ本物になっていくためには、今の自分に足りない能力や、身に付けていかなければならない技術やスキルが、まだまだあるのだというふうに、向上心を持っていけばいいときです。
One-Point ◆ 念のために、どこかで思い違いをしていなかったか、考え直してみるのも悪くはありません。直観だけでも、また理屈だけでも、現実と合わないことは、案外と多いものです。
牡牛宮に象意を持つ人は、今後を見据えて、自分らしく慎重に物事をとらえたり、進めていく方向にシフトしていくか、その準備をしていくとよいでしょう。
自分らしい個性を発揮できる今の時期ですし、いつも以上にキャラが社会や周囲に受け入れられて、存在感を増していくことができるときだからです。
恋愛や愛情面においてそれが現われた場合、友達関係からステディーな関係になっていくことがありますし、長くお付き合いしてきた二人であれば、婚約や結婚など、いずれかの結末を迎えていくことが可能なときになっています。
One-Point ◆ 自分のほうからアプローチするかどうかはともかく、自分の意志をアピールしてみるなど積極さも必要です。100%ではなくても、うまくいく確率のほうが高いのが今の時期です。
双子宮の象意を持つ人は、理想の自己像をもって、いろいろと知識や情報を収集したり、現実化を試みていくときになりそうです。
どこまで自分で意識していたり、自覚しているのかは個人差がありますが、多分、実際の行動が伴いにくい状況だったり、俗にいう「神頼み」のような精神意識の状態になりやすい人生期にあるときでもあります。
それが一概に悪いことではありませんが、現実離れしたような理想やビジョンを描いていたとしても、現実に落とし込んだ行動ができなくはない時期なので、理想と現実の両方を常に意識していくことが今は重要だといえます。
One-Point ◆ 内外に課題や問題が山積しやすい今週ですが、ちゃんとした見識や実力を持っている人であれば、ここしかないといった針の穴を通す絶妙な一手や対応が可能なときです。
蟹宮に象意を持つ人は、自分以外の人や状況によって、良し悪しはともかく、自分の運勢が右にも左にも影響されやすい今週や今月になります。
大きな人生の転換期に、昨今は長いことあるのですが、そこに今週は、自分の運勢以外の要因が加わって、転換の内容や方向性が決まってくることになりやすいということです。
周囲の人々や自分を取り巻く状況の中で、自分が受けているディレクションのどれに働く要因が強いかで、今週は自分の運勢も変わってくることになりやすいので、自分の周りの流れや変化を敏感に察知していくとよいでしょう。
One-Point ◆ 過去を捨てて再スタートすべき人、権勢や権力志向になる人、新しく活動を広げていく人、その複合の人など、さまざまですが、今は過去にこだわりすぎないほうがうまくいきます。
獅子宮に象意を持つ人は、今週あたりが今後の立場や運勢を決めていく一つの正念場、あるいは分岐点になるかもしれません。
だからといってすぐに変化が現われるわけではありませんが、社会的な地歩を築いていって今後も好調な仕事運を継続していくか、逆に、知らず知らずのうちに下り坂への一歩を踏み出していくようなことになるかもしれません。
仕事や社会活動が順調だからと、昨今を運勢のみで安易に過ごしてきた場合は、やはり後者の注意が必要になってきます。
One-Point ◆ しかし、順調でも安易になったり、また驕り高ぶることなく、周りの信用や人間関係を確実に築いてきた場合は、軌道に乗ったり、好調期が持続していくことが可能になっていきます。
乙女宮に象意を持つ人は、今週あたりが運命のターニング・ポイントといえるような、何らかの「結論」を得ていくことになる気配が濃厚です。
これまで自分が思い描いてきたことが確実性をもって実現していくか、逆に困難な状況に陥って、肝心要めのこのときに判断ミスや対応を誤まるといった、俗にいう「運命の分かれめ」のときになるかもしれないということです。
これまでの約半年ほど、やる気パワーに恵まれていた乙女宮ですが、同時にベストかワーストか両極端になりやすい内容のディレクションでもあったので、その結果が今週あたりに何らかの現実となって現われるでしょう。
One-Point ◆ どんなに人事を尽くしても、時代の流れに逆らうものであれば、実るものも実らなかったり立ち枯れしていきます。今は絶妙なバランス感覚や見識を持った判断が必要なときです。
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