宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2012年 4月28日アップ
次週に入ってすぐ、9日に水星が牡牛宮に入宮します。
その水星と天秤宮の土星は衝(オポジション=180度)で、土星は、双子宮の金星と三分(トライン=120度)です。
この3つの星は、調停(60・120・180)の座相を形成します。
牡牛宮の太陽、乙女宮の火星、山羊宮の冥王星は、大三角(グランド・トライン=120度×3)です。
火星は、牡羊宮の水星とミューチュアル・リセプション、魚宮の海王星と衝(オポジション=180度)です。
天王星と冥王星の矩(スクエア=90度)は、しばらく続きます。
太陽と木星は合(コンジャンクション=0度)です。
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今週は、何事も過度や過激や、念のために不注意による事故に注意しておきましょう。
現実を無視した行動や発言に出やすい傾向がなくはありません。
大きなビジョンを描けますが、その一方で、勘違いや、思い違い、また現実無視の妄想もとりやすいときです。
「組織運営変革の深化」のディレクションは、今週から一時お休みモードに入りそうです。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と、後半に象意を持つ人とでは、ディレクションが異なってきます。
前半に象意を持つ人は、昨今は、これまでになかった新しい自分自身のパーソナリティーを切り拓いていける人生期にあります。
後半に象意を持つ人は、多少のトラブルや思わぬ事態が起こりやすい昨今ですが、今週は、知恵を使ったり、逆にファイトをもって取り組んでいけるときになります。
One-Point ◆ どちらも、培ってきたスキルや技能が大いに役立つときです。そうでない場合であっても、仕事など今後の活躍に必要なスキルや技能を習得していくのにふさわしいときになります。
牡牛宮に象意を持つ人は、前向きなパワーや情動によって、アクティブに活動できる時期が続いています。
特に今週は、自分らしさをもって行動できますので、自己実現をしていくことが可能ですし、恋愛や愛情を確かなものにしたり、いずれかの結果を得ていくことになりやすいときです。
牡牛宮のみをみれば、特に大きな障害やトラブルとなるディレクションはないので、もし大きな課題を抱えている場合、他に持っている運勢サイン(宮)をご参考にされたほうがよいでしょう。
One-Point ◆ 牡牛宮の中盤から後半に象意を持つ人は、今のうちに成すべきことを積極的にやっておきましょう。気分が良いからと何もせずに過ごしていると、すぐに時は過ぎてしまいます。
双子宮の象意を持つ人は、現実を見据えた人脈づくりや、交友といった社会的な活動運がアップするときになります。
場合によっては、仕事や身近な仲間内でのケンカや言い争いなどトラブルを起こしたり、それに巻き込まれることがないとはいえませんが、「雨降って地固まる」のたとえどおり、逆にうまく治めることが可能になるときです。
今週は、後半に象意を持つ人をはじめとして、双子宮の魅力を発揮できるときなので、誠意をもった対応によって、課題があってもうまく調整したり、うまくまとめていくことができるときです。
One-Point ◆ 双子宮の最初のほうに象意を持つ人は、自分でも気づかないうちに、現実離れした考えや行動をしやすいきらいがあるときなので、自分を失わないよう意識を持っておきましょう。
蟹宮に象意を持つ人は、先回と似た内容ですが、前半に象意を持つ人ほど、課題はあるものの、新しい分野や社会進出が可能な人生期にありますので、自分の個性や特性を発揮していける人生期になります。
後半に象意を持つ人は、過去にこだわらずに、新しい人生サイクルを出発していくべきで、今週は知識や情報を発揮したり、当意即妙の受け答えや対応が可能になっていくときです。
このような人生期は、誰にでもいつかは訪れるディレクションのときなので、あまり深刻に考えずに、状況に合わせて順応できる特性を活かして、まず受け入れていくことから始めていくとよいでしょう。
One-Point ◆ 流れに逆らい、自我を出しすぎるほど、裏目に出やすいディレクションのときです。蟹宮らしく、今は自分をなくして対応しつつ、環境から学んでいくことで、やがて道が見えてきます。
獅子宮に象意を持つ人は、極端にいえば、これ以上ないほど魅力が高まり、自分自身の発揮や自己実現が可能なときにあります。
よほどの自己中心性や傲慢さや横柄な言動をしないかぎり、周囲から際立つ存在や能力が認められて、思う存分に行動をしていくことができるときなのです。
そのため、思うとおりにされてもいいのですが、あえてアドバイスを差し上げれば、これは現在の星のディレクションによる運勢でもあるということです。
One-Point ◆ 仮に、必要以上に自己過信し、うぬぼれてワンマンな言動をとったり、違法な行為や非人道的な行為に出ると、一瞬にして、頂点からどん底に落ちることもあるディレクションです。
乙女宮に象意を持つ人は、極端にいえば、いえ、いわなくてもそうなりやすいのですが、良し悪しはともかく、最も自分自身を発揮しやすいときにあります。
重要なのは、自分自身の意識やレベルの問題で、いくら「完璧」をきそうとしても、自分の狭い意識や了見によって、相手や周囲の状況をみて対応している場合は、冷ややかな目が向けられることになります。
それでも今は、まだ明るく応対できるときなので、情念的な批判や言動だとしても、善意の第三者からは勘違いととってもらえやすいので、比較的寛容に受け取られることが多いかもしれません。
One-Point ◆ しかし、度が過ぎる完璧性(潔癖性)や批判的な行動は、今のディレクションが終えたあとに後日、周囲の人々から、いくらか蔑まれた視線や対応を受けることになるかもしれません。
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