宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2012年 4月14日アップ
今週は、逆行から戻った水星が、17日に再び牡羊宮に入宮します。
その水星と乙女宮の火星はミューチュアル・リセプションです。
太陽は、4月20日になったばかりの深夜1時頃、牡牛宮に入宮します。
今週は、太陽(+ケレス)、火星、山羊宮の冥王星が大三角(グランド・トライン=120度×3)。
その火星と魚宮の海王星が衝(オポジション=180度)をとっているため、ほぼトライン・カイト(60・60・120・120)が形成されます。
今週後半は、双子宮の金星と天秤宮の土星が三分(トライン=120度)です。
牡羊宮入りした水星は、天王星と合(コンジャンクショ=0度)で、共に冥王星と矩(スクエア=90度)です。
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今週は自分か周囲かはホロスコープ(出生天球図)によって異なりますが、現実を無視した行動や、ケアレスミスに注意が必要です。
不品行や怠惰な言動をはじめ、ムチャな方向に流れたり、自堕落な生活に染まらないように、ほどほどにして、やり過ぎにも注意しておきましょう。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、新たな情報や計画がもたらされ、自分のスキルや能力を仕事や社会活動に発揮していけるときです。
前半に象意を持つ人をメインに、今は、社会に影響を与えたり、権威や権力をもってリーダーシップをとれる人生期にありますので、機会をとらえて、活動の範囲を広げていくとよいでしょう。
後半に象意を持つ人は、上の傾向はあったとしても、まだ直接的にはそのディレクションを受けておらず、今は、今後の社会活動に備えていくために、むしろ古いものが壊れるなど、一見、トラブルに思えることが起こりやすい時期です。
One-Point ◆ そのようなことが起きたとしても、それは新しい活躍期に備えて必要があって起こったチェンジのために生じているものなので、前向きにチャンスに変えていくべきものです。
牡牛宮に象意を持つ人は、今週は心の中の情動や活動意欲、また内面のポテンシャルが高まりやすいときになります。
それを活かして、社会的な実績として成果を上げていくには、積極的に行動することが必要です。もしくはイザという事態が生じて、積極的に行動せざるをえない状況にならなければ動きづらいかもしれません。
現在、牡牛宮に象意を持つ人は、気分的にも明るくいられますし、前向きな気持ちで過ごせるときなので、いずれであっても意に介さないかもしれませんが…。
One-Point ◆ ただ、いつまでも楽天的でいられるディレクションが長く続くとはかぎりません。最初のほうに象意を持つ人は、すでにそのディレクションから抜けていて、自分の意識次第のときです。
双子宮に象意を持つ人は、幾分、複雑なディレクションを受けている時期なので、それを活かせるか活かせないかは、持っている見識と実力次第で、状況や結果は大きく変わってくることになります。
今週や今月は、社交性が高まるなど、魅力もアップしやすいときですが、自意識が低い場合には、昨今のストレスとも相まって不品行な異性関係に出ないように、念のために注意が必要です。
逆に見識や実力があり、高い精神性や自己コントロール力を身に付けている場合、針の穴を通すような判断によって、スピリチュアルを交えた現実活動が可能な人生期です。
One-Point ◆ 一般的には、双子宮の最初のほうに象意を持つ人をはじめ、社会の現実を見失って行動しやすいか、占いやスピ系の活動を含めた仕事や社会活動に向きやすい人生期です。
蟹宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人ほど新しい分野への社会進出が可能なときで、これまで培った知識や技能を発揮していくことができるときです。
今週は、新しい発見や気づきがありますし、自分の個性に基づいた独自の能力や知識を活用して、仕事など社会活動の分野で活躍していくことができます。
蟹宮の後半に象意を持つ人は、一つの人生サイクルが終わり、自分を取り巻く周囲の環境を受け入れる人生期なので、今週は今後の人生や方向性を検討していくためにも、自分自身と深く向き合っていくとよいでしょう。
One-Point ◆ この時期に野心や大望を持つのは悪いとはいえませんし、それも必要なことではありますが、そのためにも現在は、むしろ自分が立っている現実や足元を固めていくべきときです。
獅子宮に象意を持つ人は、ごく一部の人を除いては、仕事や社会的な活動で充分に活躍が可能なときで、活動の範囲を広げていくことができるときです。
「いいや、現在それほどではない」という人の場合であっても、運勢はきていますし、潜在的な能力もイザとなれば発揮しやすいときなので、何かいったんことが起これば、一発大逆転の実力発揮や展開を図ることが可能です。
ただ、昨今の調子の良さから、眠れるライオンのように安易に構えてしまったり、横柄なワンマンな言動に出ると、昨今の運勢を活かせないばかりか、逆に転落してしまう可能性さえあります。
One-Point ◆ 獅子宮の最後に象意を持つ人は、特に昨今は、公私を問わず、何事においても現実を無視した行動をせず、また調子に乗ったムチャな言動をしないように注意しておきましょう。
乙女宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人をメインに、今週もやる気パワーが高く、学校や職場などでも上司や周囲の引き立てを受けやすいでしょう。
だからといって不品行やルーズな生活に流れたり、そのような行為に走るのは、一時の経験としてはいいものの、違法な言動はもちろん、やり過ぎないように、念のために注意をしておくべきです。
でないと、レアケースだとしても、信頼していた右腕やパートナーから三行半を突きつけられたり、最悪は裏切り、また周囲の人々の離反さえも、我知らずに自ら招くことにもなりかねない人生期です。
One-Point ◆ 「勝って兜の緒を締めよ」「驕る平氏は久しからず」といった寸言のように、調子の良いときほど大胆であっても、細心かつ慎重に、人の情にも気を配って謙虚にすることが必要です。
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