宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2012年 3月17日アップ
今週は、20日の14時過ぎに太陽が牡羊宮に入宮します。
それが「春分の日」です。
その太陽と入れ替わるように、23日には逆行中の水星が魚宮に戻ります。
今週半ばまで、太陽、水星、天王星が三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0)。水星を除き山羊宮の冥王星と矩(スクエア=90度)をとります。
その冥王星は、今週も牡牛宮の木星と乙女宮の火星と大三角(グランド・トライン=120×3)。
火星は魚宮の海王星と衝(オポジション=180度)をとり、トライン・カイト崩れを形成します。
海王星は今週も天秤宮の土星と三分(トライン=120度)です。
牡牛宮の金星は、週の前半まで上の大三角に加わります。
25日の夕方は月、木星、金星と、26日は月を挟んで木星、金星が、久々に西の空に並んで輝きます。
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先週も書いたように、「結果」を迎える方向で、恋愛や結婚の動きが活発でした。
今週は徐々に収まる方向で動きます。
しかし、人によっては、相変わらず性衝動が刺激されやすいときなので、不品行な行為に巻き込まれないよう注意が必要です。
独りで励む分はいいのですが、情動的になり過ぎないようにしましょう。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、課題はあるものの自分の持つフロンティア精神やリーダーシップを発揮できる好調期です。
ただし、あえて注意のみ書けば、エキセントリックになりすぎたり、何かに憑かれたように思い込んでしまうと、暴走しやすい時期でもありますので、「過激」には念のために気をつけておいたほうがよいでしょう。
幾分なりといえども、ふだんよりも衝動的に出やすい時期でもありますので、例えば、車の運転をされる方はスピードの出しすぎに注意するなど、何事もやり過ぎにはYES・NOを判断して進みましょう。
One-Point ◆ 重要なことは、今の人生期はワンマンや自己本位な言動を避けることです。目的のために手段を選ばなかったり、不法な行為は急転直下の転落の可能性がある時期だからです。
牡牛宮に象意を持つ人は、今週も人気運が絶好調です。
持ち前の美しさがひときわ輝きますので、異性からのアプローチも多くなり、モテモテになってもおかしくないときです。
前向きで控えめな態度や魅力が評価されやすく、黙ってその場にいるだけで華が咲いたように、ほのかな色気やアピールをかもし出す人もいるでしょう。
社交的になるのは今の運気を最大限に引き出し、活用できるのでよいのですが、ヘンな下心を持って近づいてくる人も出やすい時期なので、その良し悪しはともかく、牡牛宮らしくキチンと線引きをして見極めたほうがよいかもしれません。
One-Point ◆ 先週も書いたように、真逆のパターンも起こりえるのが昨今のディレクションです。一気に華が咲くこともあるのですが、逆にどん底に散ってしまう人がいないともいえません。
双子宮に象意を持つ人は、正確なインスピレーションか、逆に誤まった勘違いの思い込みか、その良し悪しはともかく、直観力がさえるときです。
高い精神性や隠された真理といったスピリチュアルな世界にかかわることもありますし、コンタクトもしやすいときですが、主観的な精神面のことゆえに、ご自身の意識レベルにもかかわって、その真贋が変わってきます。
だいたいは現実もちゃんと理解できていたり、把握したうえでの直感になりやすいときなのですが、人によっては、それらを得たり模索していくための訓練期だったり、パワーダウンのときを迎えている人も少なくないときです。
One-Point ◆ どちらの場合にしても意識の深層面に最強の星のディレクションを受けている双子宮の昨今なので、深く自分の精神面や真理面を求めてみるのは、時宜にかなってよいときです。
蟹宮に象意を持つ人は、極力、謙虚な気持ちを忘れないようにして、今週は人との出会いや関係の機会を積極的に活かしていくようにするとよいでしょう。
今の人生期は、我知らずにかなり思い込みのパワーを受けているときなので、自分が思う以上に、相手に対しては控えめに下からの感じに出たほうがちょうどよいかもしれません。
今週や昨今は、対人関係や人間関係の面で運勢がきていなくはないのですが、自分の思いや我を出しすぎることなく、流れにまかせて控えめにして、現状を受け入れつつ順応して進んでいくほうが、まだ結果オーライになりやすいでしょう。
One-Point ◆ 仕事においてもプライベートにおいても、新しい仲間や組織関係に動きや展開が現われやすいときです。後半に象意を持つ人は、特に相手に合わせた柔軟な対応がよいでしょう。
獅子宮に象意を持つ人は、今週も引き続き持ち前の魅力が最大限に発揮されますので、人気運や上位者からの引き立てが最大限に高まるときになります。
一部の人は、身近な人との近しい密接な関係も新たに生じやすいときなので、群を抜いたスキルを持つ人にとっては、公私のバランスに嬉しい悩みや迷いが出るときになるかもしれません。
ほかに持つサイン(宮)の影響は別として、獅子宮のみをみれば、華やかな表舞台に立てる仕事運や社会活動運の今週や今月なので、自分の気持ちが浮つかないように、着実性をもって地歩を固めていくとよいときです。
One-Point ◆ 組織のTOPクラスにいる人にとっては、最大限に実力を発揮して手腕が認められたり、人気を得るときですが、尊大な振る舞いをしないことが現在の運勢を継続する条件です。
乙女宮に象意を持つ人は、一般的にいえば、活力もあり、前向きでもあり、楽天的でもあり、また積極的に自分の能力を発揮していくことが可能なときです。
身近なパートナーとの関係にも新展開がありそうですし、協同者に対しても、実像を把握して現実的な対処が可能になっていますので、今現在は客観的な判断によって歩を進められるときだといえます。
ほかに持つサイン(宮)はともかく、乙女宮のみをみれば、ご自分の意識や意志次第で、充分に物事の成果を上げていける充実期なので、気分がよいからとこのチャンスのときを安易に過ごすことなく、積極的に行動していくときです。
One-Point ◆ ごくまれにですが、一転、どん底に落ちたようにすべてを失ってしまう人がいないわけではない人生期です。積極的であっても、情動的や闘争的にならないよう気をつけましょう。
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