宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2012年 3月 3日アップ
今週は、6日に金星が牡牛宮に入宮します。
その金星は、天秤宮の土星と衝(オポジション=180度)で、魚宮の海王星がこれに調停(60・120・180)の座相を投げかけています。
週の後半は木星と合(コンジャンクション=0度)で、金星と木星の合、乙女宮の火星、山羊宮の冥王星が、大三角(グランド・トライン=120×3)を形成します。
一方、牡羊宮の天王星と山羊宮の冥王星がとる長期間の矩(スクエア=90度)に、今週は水星が加わります。
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「組織運営変革の深化」のディレクション中なので、政治・経済・社会といった現実の動きが大きくなりやすい今週です。
それもさることながら、個人的には恋愛や結婚の動きが、良し悪しはともかく「結果」を迎える方向で活発になりそうです。
恋愛情動や結婚願望が大きく高まる一方で、急転直下の破局や離婚の動きも出てきます。
楽しむ分はいいのですが、衝動的や情動的になりすぎないないほうが、よい週だといえます。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、若干の課題や試練、また幾分はトラブルになることもありますが、それ以上にファイトが出てきて解決を試みれるときです。
何も起こらない平穏なときにはエネルギーをもてあまし気味だったり、パワーダウンする牡羊宮なので、若干の課題や試練があったほうがイキイキとしてきます。
今は、「天下」を取れる星回りの人生期にありますので、そういった意味では、テッペンや目的を目指して、「ファイト一発!」の今週になりそうです。
One-Point ◆ 目的達成までのプロセスこそが楽しい牡羊宮であることを自覚して、うまくテッペンを取ったら、そのままま勢いで走り続けずに、一転、人の意見を受け入れる謙虚を持ちましょう。
牡牛宮に象意を持つ人は、我が世の春を謳歌したり、ふだんよりモテまくったり、お気楽さ全開だったり、自分モードを出しまくれる今週になりそうです。
未婚の女性にとっては「結婚願望」が高まったり、長くステディな相手がいる場合はゴールインが見えてきたり、彼氏がいたりご結婚されている場合は、お熱いラブラブ・モードになるかもしれません。
こういった牡牛宮パワーを全開できる星回りは、一生に一度くらいしか訪れませんので、今が通常だと思うことなく、存分にエンジョイしていくとよいでしょう。
One-Point ◆ 一部ですが、何事も例外はあるものです。上のような境地を体験するかはともかく、紙一重ながら、破局や離婚の危機の可能性がある人もいます。念のために注意は必要でしょう。
双子宮に象意を持つ人は、人間関係や組織関係、単純にいえば人とのかかわりを課題として、ご自分の意識を根本から見直したり、行動を転換していくときです。
そのために、スピリチュアルな世界も含めた精神面や、いわゆる霊性面を見つめて、現状の問題点や今後の課題が何なのか模索していくことになりそうです。
成り行きまかせの傾向がなきにしもあらずですが、今の人生期は幸いにして、形而上的な活動や精神的な真実に深くコミットしていける星々が双子宮に働いていますので、そちらの世界は充実させていくことができるでしょう。
One-Point ◆ その一方で、もともと頭の回転は早いし、口も達者だけど…、という性質や言動をとりやすい双子宮においては、若干、地に足が着きにくい一面が出るのは致し方ないことでしょう。
蟹宮に象意を持つ人は、前半、中盤、後半のどこに象意を持つかで、現在のディレクションは変わってきます。橋下大阪市長のように、最初のほうに象意を持つ人が最も「激動」の昨今を迎えやすいでしょう。
直接、間接を問わず現在は、木星、土星、天王星、海王星、冥王星というソーシャル・プラネットすべての強いディレクションを受けていますので、理想も、現実も、権力も、改革も、対人も、対社会関係も、これ以上ないくらい「パワフル」です。
それに見合う見識や実力を持たないと、逆に負けてしまうことも起こりますが、広〜く、薄〜く言えば、蟹宮全体も、これに準じる一面がないとはいえないときです。
One-Point ◆ 新しい仕事や職場、分野に進出しがちな昨今ですが、周囲の環境や人間関係が「自分の思い通りにいかない」とお考えの場合、まずは自分の意識を謙虚にしてみましょう。
獅子宮に象意を持つ人は、再び華やかさを取り戻し、社会的に活動できるときがカムバックしてきました。
特に今週は、獅子宮の明るい魅力が最大限に冴えわたるときなので、周囲や上司からの引き立てや評判も、いっそう良くなっていくことでしょう。
獅子宮の方にこんなことを書くと怒られそうですが、今週や今の時期が、自分の「実力」によるものだと思わずに、今のうちに力を出し切って実績を上げて、何らかのカタチで「蓄積」していくとよい時期です。
One-Point ◆ 運勢は変わるので、上がる運勢の直後に急転するかのように下がる人生のときもあります。バリバリと動いて、すべては皆様のおかげさまと感謝するほうが良い現在の時期です。
乙女宮に象意を持つ人は、たとえていえば満々と水をたたえているのですが、水の放出や発電がうまくいかない水力発電のダムのような状況です。
分かりやすく少々極端に表現しましたが、そういった一面が少なからずあるときなので、内面のボルテージは高くても、対人関係や身近なパートナーシップには、三行半や期待して裏切られないように慎重さが必要でしょう。
その慎重さが、乙女宮特有の潔癖主義や完璧主義によって裏目に出てしまうと、それもまた問題を生むことがありますので、広い心や大きな視点から余裕を持って構えておくほうが、うまくいきそうです。
One-Point ◆ また、今週は恋愛情動や性衝動が高まりやすいときにあります。夢や幻想を追い求めすぎることなく、現状をよく見ながら、自分の言動を律していくほうがミスは少ないでしょう。
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