宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2012年 1月21日アップ
今週は、28日に水星が水瓶宮に入宮します。
2月3日には水瓶宮に戻っていた海王星が魚宮に再入宮し、本格運行を開始します。
今週も引き続き、木星と土星の衝(オポジション=180度)に対する海王星の調停(メディエーション=60・120・180)座相が続きます。
木星に対しては冥王星が三分(トライン=120度)で、太陽と水星が矩(スクエア=90度)をとります。
今週は乙女宮の火星と魚宮の金星も衝(オポジション=180度)です。
昨今は、「組織運営変革の深化」のディレクションの影響などもあって、これまで均衡を保つかのように沈んでいた澱みが、上下にかき回されて混濁するような状況が生じてしまいます。
その混濁の中に、キラキラ輝く「純金」や「ダイアモンド」が含まれていますので、ぜひご自分のホロスコープ(出生天球図)からお探しください。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人ほど、自分自身を発揮していくか、逆に自分を見失ったり無くしていくような両極端に分かれやすいときになりそうです。
だいたいは自分自身の理想や愛情問題において、一つの結論を迎えやすいときにありますので、人によってはケンカ別れかゴールインかということも起こります。
いずれにしても、新しい出発の人生期にあることに変わりはありませんので、これまでにない意識やファッションを含めて、活動範囲が広がる人生期にあります。
One-Point ◆ 牡羊宮の後半、特に最後のほうに象意を持つ人は、今後の旺盛な社会的活躍の人生期に向けて、意識を前向きにし、課題やトラブルを自分のレベルアップに変えていくときです。
牡牛宮に象意を持つ人は、昨今もそうですが今週は特に、行動を阻害するような要因は見当たらず、自分の考えどおりに進めて、個性を発揮していけるときにあります。
課題があるとすれば、昨今の運勢のパワーや自己パワーが強すぎるために、その出し方に謙虚さをもってなるべく細心の注意を払って気を配らないと、周囲の反発を受けることも起こりやすくなることです。
もともと受身的で、現実を見据えた慎重な行動をとる人が多い牡牛宮なので大丈夫ですが、ホロスコープ(出生天球図)によっては、アクティブとも攻撃的ともいえる人がいますので、それが出やすい昨今にあるということです。
One-Point ◆ このような運勢期は、気分が明るく楽天的なのは良いとしても、それに甘んじて、無目的に安易に、流れに任せて時間をムダに過ごさないよう、何かにチャレンジしていきましょう。
双子宮の前半に象意を持つ人は、基本的には対外的に仕事や社会活動ができる人生期にあるのですが、どちらかというと実業よりも虚業といった活動に走りやすいときにあるといえそうです。
例えば、インテリジェントな文芸や知識産業にしても、ノンフィクションも可能ですが、どちらかというとフィクションやスピリチュアル系、または芸術や芸能や占い系といった分野の活動に意識や行動が向きやすい時期にあるということです。
そんな中で今週は、魅力がアップして上司の引き立てを受けたり、職場でモテやすくなりそうですが、昨今の傾向ゆえにアタックまでは起こしにくかったり、アクションに結びつきにくいかもしれません。
One-Point ◆ かといって、勘違いの行動や夢や、自分の意識だけでなく、案外と現実を踏まえた言動はちゃんとできるときなので、夢と現実の両方を見据えた偏らない判断が好結果を生みます。
大雑把に、つまりは十把一絡げ的に、蟹宮に象意を持つ人は…と一括りにしていって差し支えないのですが、かつてない大々大転換が迫られている人生期に昨今はあるといって間違いなさそうです。
だいたいにおいて、こういった時期は…といっても、人生にはあまりない大変化をうながす複数の星のディレクションを受けていますので、もし「何も起こっていない」また変化を「感じていない」という方であれば、それは蟹宮の象意をほとんどお持ちではないタイプの可能性が高くなります。
そういったことなので、逆に事はカンタンで、過去にこだわらずに、今は、またこれからは、どんどん新しい自分を見つけ出していくほうがいいのです。
One-Point ◆ 精神面も、意識面も、行動面も、仕事面も、生活のほぼすべてにおいて、昨今のこの数年間は新しく進むべき道を見つけ出していくときにあることを腑(ふ)に落としていってください。
獅子宮の前半、特に最初のほうに象意を持つ人は、上に書いた「蟹宮に象意を持つ人」ほどではないものの、やはり転換の人生期が始まっていることを理解されておくとよいでしょう。
特に昨今は、例えば、ときに楽観的に明るく前向きになって、まだ見ぬビジョンを描いたり、また逆に自分の現実を把握して、シビアで悲観的な気持ちになったり、一日においても揺れ動きやすくなる人がいます。
これは、ご本人のホロスコープ(出生天球図)によって多少は異なりますが、そういった事実を通じて、今週は、楽観的にも悲観的にもどちらにも偏りすぎることなく、ビジョンと現実の両方を見据えた判断ができるように、自分の意識や考えを変えていくときです。
One-Point ◆ 獅子宮の後半に象意を持つ人は、今年はそこまで深刻にはならないので、仕事など社会的に活躍できる運勢をしっかりと発揮して、来年以降の運勢に備えておきましょう。
乙女宮に象意を持つ人は、自分自身をはじめ恋愛愛情面の課題がないわけではありませんが、自分らしい実務能力やスキルを発揮していける今週です。
あえてアドバイスを差し上げれば、ご自分の実体が現実活動において重要なのは当然ですが、今の時期は、パートナーや周囲との協力関係をどう築いて、タッグを組んでいくかが命運を決める人生期にあるといえます。
自分自身のスキルやビジョンを100%完璧なものとして心に自信を持つのはかまいませんが、対外的にはやはり謙虚さももって、相手の意見や個性を尊重していく胆(はら)をもって接することが必要なときになります。
One-Point ◆ 特に今週がそうで、公私にわたってパートナーとの関係に注意を払い、自己本位にならないようにしないと、仕事面においても愛情面においても、トラブルが生じやすくなるでしょう。
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