宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2011年12月24日アップ
今週は、週末1月8日に水星が山羊宮に入宮します。
今週は、太陽と冥王星が合(コンジャンクション=0度)です。
木星と土星の衝(オポジション=180度)に対しては、週の前半は水瓶宮の海王星が、後半には射手宮の水星が加わって、両サイドから調停(メディエーション=60・120・180)の座相を投げかけます。
その水星は、乙女宮の火星と参考のケレスと、Tスクエア(90・90・180)で、週の後半には太陽が、火星への三分(トライン=120度)から週末の調停(60・120・180)座相へと移っていきます。
課題を持つ人は、「はたして、どう対処すべきか?」と、現実面と精神面の狭間でコロコロと揺れ動く場合も多いときですが、しっかりとした将来ビジョンを持ち、両方を活かしていく方法を見出していくことが、今のディレクションを活かしていくことにつながります。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、自分らしいスキルを見出して、確信を持った人ほど仕事や社会活動でリーダーシップをとっていくことができるときです。
自分のためというよりも、広く社会に対して貢献していくという精神意識を明確にしたり、バランスをとっていくことが必要ですが、できないことはありません。
牡羊宮の後半に象意を持つ人は、随時ながら一見、何かと思わぬ課題やトラブルと思える出来事にも見舞われがちですが、将来に目を向けて考えれば、逆に必要なチャンスだと気づくはずです。
One-Point ◆ いずれにしても現在、自分らしい意識を持ってこの数か月は社会に通用するスキルや技能の修得に力を注いで確実に自分のものとしていくほど未来が拓ける基盤になるときです。
牡牛宮に象意を持つ人は、まだまだ星のパワーを受けていて、いつもは出不精とも引っ込み思案ともいえるようなタイプであったとしても、大胆に活発に行動していくことがしやすいときです。
そのピークを越えた人もいないわけではありませんが、まだ充分に受けている人も、またこれからの人もいますので、こういうときには、何事も体験と思って、積極的に動いていくほうが結果はともかく将来に役立ちます。
いつまでも続くディレクションではありませんので、一生に一度のうながしと思って、どんどん体験して、悔いのないように経験を積んで蓄積を高めていくとよいのです。
One-Point ◆ 大胆なのはよいとしても、書くまでもなく違法行為は慎まなければなりません。でないと後日、築いた立場や実績は、事の次第が明らかになり一瞬ですべてを失うことが起こります。
双子宮に象意を持つ人は、前半、中盤、後半のどこにディレクション・ポイントを持つかによって、今週のディレクションはビミョーに変わってきます。
前半、とくに最初のほうに象意を持つ人は、自分の理想やビジョンだけではなく、うまく現実の状況把握をしながら、仕事や社会活動への対応を考えていきましょう。
中盤に象意を持つ人は、かなりの見識や実力を持っていないと、現状に対応しきれないことも多いので、今週は自分の意識転換を図るなり、いろいろと考えを巡らして、今後の活動の下準備にしていくとよいときです。
One-Point ◆ 後半に象意を持つ人も中盤と同様ですが、加えて「理想」に傾き過ぎず「現実」に偏り過ぎず、「精神面」をも含めた三方向から物事をとらえ、バランス感覚を持つことが必要です。
蟹宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と、後半に象意を持つ人とでは、大きく星のディレクションが異なってきます。
前半に象意を持つ人は、新しく活動範囲を開拓したり、広げていく人生期を迎えていますので、しっかりと社会や周囲に貢献する意識で(友愛精神を持って)活動していくことが必要なときです。
ただし、今の人生期は、自分のためだけに周囲を思い通りに動かそうと無意識でも考えたり、相手が動かないと強権を発動するようだと、自ら孤立を招いたり、事業などの失敗を招くことも起こります。
One-Point ◆ 後半に象意を持つ人は、過去にこだわるべきときではなく、新入社員になったつもりで、自分を取り巻く周囲の現実から一から学んで人生の再スタートを図るべき人が多いでしょう。
獅子宮の象意を持つ人は、今の仕事運や社会活動運に恵まれた時期を、最大限に活かして、成すべきことを今のうちに、早め早めと数か月のうちにさっさとやっておくとよいときです。
静かに昇っていく運勢サイクルのときもあれば、昇ったあと急激に降りていく運勢サイクルのときもありますので、頂点に昇れば降りるときがくるものです。
獅子宮の最初のほうに象意を持つ人であれば、すでにその運勢期にタッチ・アンド・ゴーをするかのように体験しはじめている方もいることでしょう。
One-Point ◆ いったん離れたとしても、来年中には本格化していきます。後半に象意を持つ人も、その後、漸次、可能性がありますので、今を有効活用して内外ともに備蓄しておくとよいのです。
乙女宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、活動パワーや情動があったとしても、今週までは今一つ、なぜか思うようには進みづらいディレクションのときにあるといえるでしょう。
しかし、障害となるべきディレクションは、今週あたりをピークに弱まっていきますので、意識や考えを見直した人から順次、充分な活力をパワフルに発揮していけるようになっていきます。
ただし、あえて書けば、対人関係における状況が見えにくかったり、見失いがちなディレクションのときにある人も多いので、過度な自己主張は、今か将来かはともかくトラブルを招きがちになるといえます。
One-Point ◆ 星の動きがすべてを決定していくわけではなく、ディレクションを活かせる見識や実力をお持ちの方であれば、逆にそこしかないという妙手を打って、打開を図ることができます。
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