宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2011年 9月17日アップ
今週は、19日に火星が獅子宮に入宮します。
23日の夕方6時ごろ、太陽が天秤宮に入宮するため、この日が「秋分の日」です
26日には、水星が天秤宮に入宮します。
その水星と太陽の合(コンジャンクション=0度)が、牡羊宮の天王星と衝(オポジション=180度)をとり、さらに山羊宮の冥王星を交えて、Tスクエア(90・90・180)が形成されます。
衝に対しては、獅子宮の火星が調停(60・120・180)の座相を投げかけます。
その火星は、牡牛宮の木星と、矩(スクエア=90度)です。
木星と冥王星は今週も、三分(トライン=120度)を続けます。
27日新月の夜から28日、水星・太陽・月・金星・土星と、5つの星が天秤宮でステリウム(大会)を形成します。
この辺りが、今週のハイライトで、今週は航空機事故をはじめ、突発的な事件事故などに注意しておくほうがよいでしょう。
権力者やTOPクラスの人は動きづらいときで、ヘタに動いても「ケガ」をしやすいときです。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ大半の人は、ファッションや行動パターンをはじめ、新しい自分自身になっていく変身願望が高まる人生期を迎えていますが、その転換点の一つが今週といえそうです。
意識や考え方、また行動の方向性や物事のとらえ方を、社会活動や仕事が活性化できるように前向きに考えて、変わっていくべきときです。
そのために、何らかのトラブルや課題が起こることがありますが、意気消沈したり、力を落とす必要はなく、ステップ・アップのチャンスのときになります。
One-Point ◆ トラブルや問題に遭遇するほどやる気を出していきやすいのが牡羊宮なので、ここで書かなくてもファイトを燃やしていくでしょうが、今週はそれが将来につながっていきます。
牡牛宮の象意を持つ人は、良くも悪くも自分のスキルや能力が問われたり、その出し方が課題となりますので、それに応じてスキル・アップを図っていくとよいときです。
個々人のホロスコープ(出生天球図)によって、その問われ方が異なりますので、ここでどうとは書けませんが、権力者やトップクラスの人や立場にかかわってバランスを取ったり、話し合いや調整していくことが必要になりそうです。
これまでの自分が生きてきた実績や行動の結果を受けて、そこで上述したスキルや能力が問われていくことになるといえます。
One-Point ◆ 今週や来週は、華々しく対外的に活動するときを迎えていくというよりも、むしろ内面の意識や、今後の方向性をしっかりと模索しながら、新たなスタートを図っていくときになります。
双子宮の象意を持つ人は、間接的ながら周囲からさまざまな星の影響を受けているときで、今週は新しい分野の情報収集を行ないながら、現在、動きはじめている人生計画をさらに一歩、踏み出していくときになります。
周囲には周囲の事情がさまざまにあって、当然、そこには課題も山積しているようすが星の動きから垣間見えますが、それは直接、双子宮ご本人の課題ではないので、深刻にとらえる必要はなさそうです。
今週は、そういった周囲の課題に対して、斬新なアイデアをもって解決策を提示したり、画期的な行動によって調整していくことができるときです。
One-Point ◆ あまり安易や楽観的になり過ぎても、それは違うと思いますが、必ずどこかに道がありますし、為せば必ず成っていくことができるディレクションを受けているのが今週の双子宮です。
蟹宮の象意を持つ人は、こうなったら今週は、火事場の馬鹿ヂカラを出すなり、一念発起するなり、腹をくくって立ち上がっていくしかなさそうです。
落ち込んだり、自信喪失したり、現状を嘆いたり、それは自由ですが、この状況は同時に、また最も自分らしく、持てる最大限のパワーを発揮していくことが可能なときにあることを、星は示しています。
ふだんは周囲に「気にしい」の人々が多い感受性豊かな蟹宮ですが、隠し持つ潜在能力の高さはバツグンですし、強く意識すれば、今週や今月は、その発揮が可能なディレクションのときにあります。
One-Point ◆ 蟹宮に象意を持つ人は、自分の本性である「受容」と同時に、「母の強さ」や「したたかさ」も必要です。そういうことを身につけていくために一つには、今の人生期が訪れています。
獅子宮の象意を持つ人は、動くに動けない周囲の状況だったり、また周囲の人々が多くの課題やトラブルをが抱える中、キーマンともいえる立場になっていくことが可能なときです。
いつもより積極的だったり、幾分なりとも攻撃的に出たり、やや無謀さがあるものの、新局面への打開を謀る気持ちが出たりして、調整を図ることになりやすいときです。
良い悪いではありませんが、獅子宮に象意を持つ人が、周囲の状況に対してどのように動いていくかによって、周囲も、また獅子宮自身も、その成否や毀誉褒貶が分かれていきやすいときにあります。
One-Point ◆ 足元にやや不安定な要素が垣間見えるものの、昨今は、獅子宮らしく王者の風格や立場を持って動いたり、対外活動ができるときにありますので、「節」を失わないことです。
乙女宮の象意を持つ人すべてではありませんが、これまでの長い人生において、「理想」のスキルか、「幻想」のスキルかはともかく、完璧さを旨として発揮する人生期を過ごしてきました。
しかし、ここ数年は「現実」に目覚めて、実際を把握していくことによって、方向転換をした人も多く、今週は、「現実」と「幻想」が、まだ自分の中でゴッチャになっていないか判断して自分自身の実像を見つめなおすときになります。
半分以上の人は、本当の現実に目覚めて、最大限に自分の個性を発揮できるときですが、それでも今週は、一筋縄ではいかない抵抗や障害も感じることでしょう。
One-Point ◆ 単純にまとめれば、過去の自分の意識や言動の結果が現われるときで、それを踏まえつつ、自分の実態はどうなのかを見直し、必要であれば実力アップを図ればよいときです。
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