宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2011年 9月 3日アップ
今週は、9日に水星が乙女宮に入宮します。
15日には金星が天秤宮に入宮です。
今週後半の一時期、山羊宮の冥王星、牡牛宮の木星、乙女宮の水星が、大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成します。
一方で、週末には、その冥王星と、牡羊宮の天王星、天秤宮入りする金星によるTスクエア(90・90・180)も形成されます。
このTスクエアの天王星と金星の衝(オポジション=180度)に対して、蟹宮の火星が調停(60・120・180)の座相を投げかけます。
その金星と乙女宮の太陽は、合(コンジャンクション=0度)を今週まで続けています。
新総理誕生など政界の動きをはじめ、スキャンダルや結婚など大物の動きが激しいのは、ほぼ今週いっぱいまでで、いったんは沈静化しそうです。
今週は不倫や離婚問題なども、話題や視野に入ってくるでしょう。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮の象意を持つ人は、昨今、最も動きが激しいサイン(宮)として、その象意を受けているのですが、今週も例外ではありません。
普段ならトラブルや問題が生じるほど、やる気が出たり、燃え上がってくる牡羊宮も、今の時期は、どうしても不完全燃焼気味の状態が続きます。
もっとも、牡羊宮の最初のほうに象意を持つ人は、週末が近づくほどにヘンに「新展開」を求めるパワーが出てきますので、使い方や使う方向を誤まらないようにしておいたほうがよいでしょう。
One-Point ◆ たとえば、年齢差のある相手との色恋問題や、不倫などアバンチュールの思いが生じるかもしれません。今週はスキャンダラスな問題として表層化しやすいので注意が必要です。
牡牛宮の象意を持つ人は、大半の人が気分も明るく、楽天的、自由に自我を発揮したり、また安易にも行動しやすいときにあります。
ただし、中には、今週は特に異性問題も含めて深刻に考えがちになったり、明るさとユウウツさの両方の狭間で、揺れ動きがちになる人もいます。幸運を逃さないためには、誠意や責任ある行動が必要になるでしょう。
今は食べ物を美味しく感じやすいときです。またストレスを感じても食欲が高まりやすいときなので、来年の春くらいまでは、体重アップに注意したほうがよいときが続くことになります。
One-Point ◆ おおむね、美しい肌やボディを持つ人が多い牡牛宮なので、少々の食欲は問題ないでしょう。ただ、どうしても過激になる星が働いていますので、セーブは必要かもしれません。
双子宮の象意を持つ人は、1〜3年ほど前の試練期を経て、新しい仕事や人生などに方向性を見出してきたときにあると思いますが、自分の中で、良し悪しはともかく一つの結果が出るときにあります。
特に今週は、活発に思考しながらも深く考え、自分を見つめていくことになりやすいときなので、それはやがて豊かな内面の実りをもたらしていくことでしょう。
この時期に、過去の結果をふまえて深く心を耕すなど、前向きかつ真摯なタネをまいておく人ほど、来たるべき時期において、花開く運勢期が待っています。
One-Point ◆ 人の運勢もサイクルです。そういった意味で今年は、原則的には繁栄期というよりも、準備をしたり、内面性を整えておくときにあります。焦らず着実に進むとよいときです、
蟹宮の象意を持つ人は、一進一退、一喜一憂、そんな良くもあり、また悪くもあるといった不安定な運勢期を、まだまだ通過中にある今週です。
弱気すぎても、また強気すぎても、落差が大きくなりますので、なるべく安定した心を保つようにしておくことが必要で、努力次第では、それができる星回りです。
先回も少し触れましたが、今の人生期は、対人関係がキーポイントなので、周囲に情をもって心を配るなり、パートナーや周囲の人を信頼してみるのも、新たな気づきを得ることにつながっていくでしょう。
One-Point ◆ 逆に、自分の利益や信念のために、相手を利用しようとしたり、自分の支配や管轄下に置こうとすると、トラブルが生じたり、逆に自分の運勢を下げてしまうのが今の時期です。
獅子宮の象意を持つ人は、対外的にも評価を得やすく、先週に引き続いて、仕事や社会活動にかぎらず、プライベートにおいても、人気や運勢を発揮することができるときです。
しかし、あまり好調な状態が長く続くと、そろそろ自分でも知らないうちに、「ピノキオ」になったりして、一気に運勢を失ってしまう出来事を起こりかねません。
特に今週は、セクハラやパワハラ、また若い人への色恋や異性問題などにも注意が必要で、対処を誤まると、一発退場のレッドカードをもらいかねません。
One-Point ◆ まあ、大丈夫だと思いますが、念のために最悪のケースを書いておくと、そういうことです。注意するにこしたことがないのは、まだまだ好調期が続いていくため、だからです。
乙女宮の象意を持つ人は、魅力も個性もアップして、まさに本領発揮の運勢期を迎えている時期が続いています。
一般的にはそういうことですが、逆もまた真なりともいうべきで、好調ゆえに気分や自己主張が大きくなりすぎたり、すでに転落していたりして、問題が発生するケースがゼロとはいえなくないのも、また今の時期です。
要は、両極端になりやすいのが今の乙女宮に象意を持つ人の運勢期なので、調子がよくても、尊大になることなく謙遜さも併せもつことによって、今の幸運期を継続していってください。
One-Point ◆ 乙女宮の後半や最後のほうに象意を持つ人は、今週はモテるのは良いとしても、倫ならぬ関係や異性とのスキャンダルに巻き込まれないよう、一応はご注意ください。
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