宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.225 / 2011.08.22 〜 09.04

●隔週土曜日に更新予定です。
※2011年 8月20日アップ

今週の星の宮移動

今週は、金星が22日に乙女宮に入宮します。
翌23日の午後8時半頃に、太陽も乙女宮に入宮です。
水星は26日、獅子宮18度で順行に戻ります。
今週は、太陽と金星の合(0度)と、山羊宮の冥王星、牡牛宮の木星が、大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成。
太陽は、水瓶宮29度Rの海王星と衝(180度)です。
先週のTスクエア(90・90・180)は消えて、冥王星は牡羊宮の天王星と矩(90度)、天秤宮の土星は蟹宮の火星と矩(90度)です。
一見、穏やかそうに見えながらも、内実はそうではなく、ちょっとした誤解や勘違いから、いつどんな大事故や大事件が起きてもおかしくない、厳しさを内含したアスペクト構成です。
唯一の抑えは、火星と土星の矩(90度)ですが、これも限界を超えると、現実無視の暴挙に出て、さらに状況が悪化していく条件はそろっています。
そこそこで止めておくことが肝心です。
国のトップであっても、「窮鼠、猫を噛む」がごとき事態を引き起こす可能性も、ゼロではありません。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮の象意を持つ人は、自分の能力やスキルを発揮して、トップの立場にある人とコンタクトを持ったり、何らかのカタチでかかわりやすいときです。
もしくは自分自身が、組織のトップに立ったり、リーダーシップを発揮するなど、社会的に活躍していくことができる時期を迎えています。
ただし、そうではあっても今週は、いつもの闘争心や冒険心を発揮して、積極果敢に進んでいくというよりも、今一つ乗り気になれなかったり、牡羊宮らしいパワーが弱まるときにあります。

One-Point ◆ それでもいいのです。内容が整わずトップに立つと、独断的な傾向が出やすいので、今はいろんな立場や思いを経験して、本物のトップに立つための下準備のときだからです。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮の象意を持つ人は、どちらかというと出不精の人が多いのですが、今週は自分の個性を存分に発揮できるときなので、家にこもるのはもったいなく、何事も積極的に出たほうがよいでしょう。
気分も前向き、物事も明るくとらえられるディレクションを受けているときなので、今の時期は失敗してもいいので「何ごとも体験」と割り切って、いろいろトライしたり、新しいことにも取り組んでいくとよいのです。
失敗しても、そこから学んでいく学習能力さえ見失わなければいいので、今週の活発なチャンスのときを活かしてみてください。

One-Point ◆ 人生、同じ状態がずっと続くことはありません。今、調子がよいからと気分よく安易に過ごすのもそれはそれですが、恋も仕事も、せめてスキルアップを図っておくことです。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮の象意を持つ人は、対外的に華々しく活躍するというよりも、今後の新境地を拓くために、精神面や内面性の在り方を整えていくときです。
過去の人生サイクルはすでに終わり、新しい人生サイクルに移って、その基盤づくりをしているときにありますので、精神意識のリメイクが必要になりつつあるからです。
すでに今週からしばらくは、自分の心のあり方や内面性を見直し、新たに充実させていくことが、次の人生ステージにつながる基盤を築いていくことになります。

One-Point ◆ 占い系やスピリチュアル系、才能によってはフィクション系の文芸、アイドルやコスプレ系など芸能、また芸術方面など、今後の人生活動の視野に入れておくのも悪くはありません。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮の象意を持つ人は、良くも悪くもパートナーや取引先など、周囲との対人関係が現在の運勢や状態を決めていくことになります。
パートナー運や対人関係運は、両極端に分かれやすいときで、周囲の支持を集めて人気を得る場合と、逆に孤独とまではいかなくても、孤高の気分をかこったり、自分の美学を追求しやすくなるときです。
いずれにしても、今の人生期は、過去にこだわらず、新しい分野の仕事に意識を向けて、周囲から謙虚に学んだり、積極的に教えを請うべきときです。

One-Point ◆ 「ピンチはチャンス」「チャンスはピンチ」。それを地でいくような運勢のときです。ピンチに陥るか、チャンスに変えていくか、すべては自分の意志や行動次第のときにあります。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮の象意を持つ人は、運勢、人気、知識、技能ともにそろって、仕事運や社会活動運の好調期です。
もし、好調期ではなくても、良くも悪くも世間や社会的に注目されたり、話題になりやすいときなので、目立ちたがり屋にはよいかもしれません。
ただし、該当する確率は低いものの、犯罪や倒産など、どん底の最悪の事態で世間の話題になる可能性もゼロではないときです。レアケースですが…。

One-Point ◆ むしろ、帝王学や自分の権威的なスキルの発揮が可能なときなので、傲慢や横柄にならないように注意して、正しく個性を発揮していけば、まずは問題ありません。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮の象意を持つ人は、細事へのこだわりが少なく前向きにとらえやすいときなので、本来の魅力がアップしたり、人気運が急上昇していくときです。
中にはまったく逆に、細かく詰めたりすることがあっても、一本抜けたところがあってご愛嬌だったりと、かえってモテモテになる人もいることでしょう。
今週は、自分の美学にそって、大いに個性を発揮していき、「失敗も間違いもなんのその」すべてが経験だととらえていけば、案外と結果的には良いほうに回っていくときです。

One-Point ◆ 星の力は、100%は個人には働きません。もともと調子に乗りやすい人は、やり過ぎや行き過ぎに注意して、礼儀を守りましょう。また、恋愛や異性への情動が高まるときです。

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