宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2011年 7月23日アップ
今週は、29日に金星が獅子宮へ、水星が乙女宮に入宮します。
8月3日には、火星が蟹宮に入宮し、6日には海王星が水瓶宮に戻ります。
今週は、その海王星と水星が衝(オポジション=180度)、これに対して火星が海王星と三分(トライン=120度)をとって、調停(60・120・180)の座相を投げかけます。
今週後半になると、山羊宮の冥王星に火星が衝(180度)。その一方で水星が冥王星に三分(120度)をとりますので、同じく調停(60・120・180)の座相を投げかけ、結果的にこの4つの星で、神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60・120・60・120)を形成します。
冥王星は牡牛宮の木星と相変わらず三分(120度)。
今週後半は、冥王星と牡羊宮の天王星の矩(90度)に火星が加わり、Tスクエア(90・90・180)が形成されます。
また木星と、獅子宮の太陽・金星の合(コンジャンクション=0度)も矩(90度)。その太陽・金星と天秤宮の土星は、六分(セクスタイル=60度)です。
今週は、自分自身も、また周囲の誰かであっても、勘違いによる衝動的な言動や、暴力や傷害沙汰を含めた突発的な出来事や事故に、充分ご注意ください。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮の象意を持つ人は、今週は相応の見識や実力、また自制心をもって事に対処しないと、場合によっては判断を誤まる可能性が高いときです。
もし、充分な見識や実力を持ち、また自分のこうあるべきといった「思い込み」を避けて、落ち着いて判断できる余裕があれば、直観力が働いて、課題や危機を回避できます。
おおむね仕事運はかなり高いときなのですが、一歩誤まれば「口は禍の元」、また「傲慢不遜」が、大きなピンチをもたらすことにもなりかねないときです。
One-Point ◆ 先週も書いたように、8月は自分自身の意識面や精神面を、もう一度根本から見直して、再出発を図っていくときです。「GO!」と「STOP!」のバランスが重要になります。
牡牛宮の象意を持つ人は、一般的には気分も明るく、前向きで楽天的な人生期にあります。ただホロスコープ(出生天球図)によっては一部の人は、逆に深い悩みの中にあって過ごさなければならない人もいます。
特に今週は、その兆候が顕著になりやすいので、自宅や部屋で、沈思黙考して過ごしたり、どう自分を立て直すかに意識が向かうことも起こりそうです。
中には、良し悪しはともかく、異性のパートナーとの関係が錯綜したり、期待して裏切られたり、考えさせられる人も出てくるときです。
One-Point ◆ 持っているホロスコープ(出生天球図)次第で、今週は運勢が180度近くも異なります。ただし、極と極は通じるために、一発逆転していくことができないとはいえません。
双子宮の象意を持つ人は、最後のほうに象意を持つ人を除いては、他のサイン(宮)に象意を持つ人よりも、比較的、穏やかな今週になりそうです。
しかし、双子宮以外に持っているほかのサイン(宮)次第によっては、変化や対立が目まぐるしく、安穏として傍観者としては構えてはいられないことも、起こります。
双子宮の最後に象意を持つ人をはじめとして、よくえば「ビジョン」に基づいた、そうでなければ「誤まった」認識による、衝動的な言動をとりやすくなります。
One-Point ◆ 今週は、なるべく鷹揚に構えて、あまりカチカチ、イライラしないで、本を読むなり、ネットで情報を収集するなり、今後1年程度の人生目標を決めていく準備をするとよいときです。
蟹宮の象意を持つ人は、新分野での活動や新しい仕事を軌道に乗せていくには、まだまだ一波乱や一苦労がありそうです。
仕事や社会的な組織活動の運勢は、今の時期は決して悪いとはいえないのですが、それと同等か、それ以上に自分自身が決意したり、身に付けたり、学んでいく課題が大きい期間を、ここのところずっと歩んでいます。
いわば仕事や社会的な活動と同時に、自分自身の内面意識を現実に適応させていったり、周囲に対する対人意識を変えていかなければならないなど、課題は大きく多々あるときにいます。
One-Point ◆ 特に今週は、やる気パワーが空回りすることも起こりやすいのでご注意ください。やる気はよいのですが、それが正しい理解や認識に基づいているか、よくよくご確認が必要です。
獅子宮の象意を持つ人は、自分自身か、人間関係か、あるいはその両方かを問わずして、新しい展開が生じたり、活動範囲が拡大していくことになりやすいときです。
自分自身の変化であれば、自分の新たな魅力の発見や、レベルアップを伴います。それによって個性発揮や自己実現が可能になっていくときです。
対人関係や人間関係に基づく変化であれば、未婚や既婚を問わず、アバンチュールを伴う出会いが起こりやすいときで、安易に対処してしまい、いつもよりも身を投じてしまうことになりやすいときです。
One-Point ◆ だからといって結果オーライとなりにくいのが、今のディレクションです。安易に突き進んで調子に乗ってしまうと、ヘタをすれば、すべてを失いかねない時期なのでご注意ください。
乙女宮の象意を持つ人は、早い人では今週、「現実」か、あるいは「勘違い」かはともかく、オーバーな表現をすれば、「天にも昇る」気分や体験をするチャンスがあるときです。
それは、来月9月の「予兆」ともいうべきものであまり長続きせず、今週は今週のとある一時期といった短いものになりそうです。
しかし、一部の人、あるいは誰であっても短い期間、また現実かどうかはともかく、仮に「勘違い」であっても、気分は明るく、前向きに楽しめやすいのは事実なので、それもよしとしたらよいでしょう。
One-Point ◆ いずれにしても、ごく一部の例外を除いて、今週は、「ハッピーカムカム」。例外の人の場合であっても、心の持ち方一つで、今は大逆転を招き入れられるディレクションのときです。
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