今週の運勢１／牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術＝宝瓶宮占星学―
星のディレクション

《 1.牡羊宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ａｒｉｅｓ 》

牡羊宮の象意を持つ人は、左欄の「今週の星の宮移動」に書いたように、グランド・クロス（90・90・90・90）を構成するすべての星に調停（60・120・180）の座相が投げかけられる今週は、良くも悪くも自分の意志や判断や実力や見識次第で、運勢が大きく変わってしまう可能性があるときです。
強いていえば今週は、自分が社会において果たしていく自己イメージやビジョンを描きつつ、今後の対外的な社会活動のために、積極的に自己投資や設備投資をして、将来を見据えた意識転換を図っていくとよいときです。

One-Point ◆ 同じ牡羊宮でも、年齢や実力、また個々人のホロスコープ（出生天球図）によって、現在生じる出来事は、まさに千差万別です。ただ今が転換期にあることには変わりありません。

《 2.牡牛宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｔａｕｒｕｓ 》

牡牛宮の象意を持つ人は、かつてないほど強い情動をもって、前向きに、また概ねながらも明るく積極的な気分で進んでいける人生期にあります。
幾分、インモラルな異性関係や恋愛幻想に陥りがちなディレクションも受けやすいときですが、今、何を言っても聞く耳を持ちにくいときにあるといえます。
左欄の「今週の星の宮移動」にも書いたように、グランド・クロス（90・90・90・90）と調停（60・120・180）の座相が渾然一体となっているときなので、良くも悪くも自分の意志や判断や実力や見識次第によって、今週の状況や運勢は大きく変わってしまいます。

One-Point ◆ 念のためにヒントを書いておけば、今の時期は、次のステップに進むための準備のときです。内容は人それぞれですが、現状を固定的にとらえないほうがよいのは事実です。

《 3.双子宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｇｅｍｉｎｉ 》

双子宮の象意を持つ人は、左欄の「今週の星の宮移動」にも書いたように、グランド・クロス（90・90・90・90）を構成する星すべてに調停（60・120・180）の座相が投げかけられているために、良くも悪くも自分の意志や判断や実力や見識によって、事態や現状は相応に異なってくるときです。
そのために、一概にコレと書くことはできない今週のディレクションですが、自分自身をどのように確立していくか、また会社組織や社会とどう実体的にかかわっていくか、今後のビジョンを描きつつ、新たな情報収集をしていくとよいときです。

One-Point ◆ どんな現状であれ、今週や今月は粘り強く自己改革に向けて、バイタリティーを発揮していけます。高い精神性を持って、前向き、かつポジティブに進んでいくとよいときです。

《 4.蟹宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｃａｎｓｅｒ 》

蟹宮の象意を持つ人は、左欄の「今週の星の宮移動」に書いたように、グランド・クロス（90・90・90・90）を構成するすべての星に調停（60・120・180）の座相が投げかけられていますので、良くも悪くも自分の意志や判断や実力や見識によって、事態や状況は180度ほども、個々人次第によって異なり、また動いていくときです。
ただ今週は、本当の実力が自分になかったとしても、周囲が美しい誤解をしてくれて、実体以上の魅力やパワーを持っているかのように接してくれることになりやすいときにあります。

One-Point ◆ 周囲や相手が良いほうに誤解するのも、また「運」のうちです。今週は、そういったドサクサに紛れて、本物の実力を身につけていったり、才能を開発していけばよいのです。

《 5.獅子宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｌｅｏ 》

獅子宮の象意を持つ人は、左欄の「今週の星の宮移動」にも書いたように、グランド・クロス（90・90・90・90）を構成するすべての星に対して、調停（60・120・180）の座相が投げかけられているときなので、良くも悪くも自分の意志や判断や実力や見識次第で、運勢や現状が180度ほども変わってしまうことが起こってしまいます。
しかし、どんな現状にあっても、次の人生ステージに転換し、レベルアップしていくために情報交流をしたり、自分の意識や考えを広く新たに持っていくなど、誠意をもって準備していくことは必要です。

One-Point ◆ 先回も書いたように、今は旺盛な社会活動期にあって、トップやリーダーとして権威的な立場が与えられやすいときです。しかし、横柄な態度は、それらを失う原因になります。

《 6.乙女宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｖｉｒｇｏ 》

乙女宮の象意を持つ人は、左欄の「今週の星の宮移動」に書いたように、今週はグランド・クロス（90・90・90・90）を構成するすべての星に対して、調停（60・120・180）の座相が投げかけられているときなので、自分の意志や判断や実力や見識などのレベルによって、良くも悪くも事態や状況は、180度ほども異なって、自分自身に現れてくることになってしまうときです。
とはいえ、おおむね仕事や社会活動のシーンで、相応に実力を発揮していけるときなので、常識的に倫理観をもって行なえば、さほど問題はないといえるでしょう。

One-Point ◆ 現況は玉石混交、多種多様なので、狭く考えたり、固定化してとらえないことです。いろんな可能性と事態を想定しながら、大きく広い視野と視点を持っていくとよいときです。

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