宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2011年 5月14日アップ
今週は、5月16日に水星と金星が同時に牡牛宮に入宮します。
太陽は5月21日午後6時半頃、双子宮に入宮です。
今週、太陽は魚宮の海王星と矩(スクエア=90度)、後半に双子宮入りするとともに、天秤宮の土星と三分(トライン=120度)をとります。
土星と冥王星、冥王星と天王星も矩(スクエア=90度)ですが、Tスクエア(90・90・180)には至りません。
仲良く牡牛宮を運行する水星、金星、火星は、今週はほぼ三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0)で、中頃は冥王星と同時に三分(120度×3)をとり続けます。
今週はなんにしても衝動性が高まったり、人によっては色恋沙汰も起こりやすくなります。
また、異性関係に大きな変化が生じたり、うまくいけば恋愛や結婚への進展もあります。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、先週や先ごろ、いろいろと思ったり計画したり、学んだり…と考えたことを実行に移すときです。
外面的に行動するというよりも、もちろん社会性は重要なので、そのための自分自身になっていくといった内面性を含む行動です。
抱える課題は相変わらず内外にあるものの、それゆえにこそ今週は、仕事の分野や社会活動の面でトップに立って指導力を発揮できる自分自身を磨いていくための実体を目指していくときです。
One-Point ◆ 早い人はすでに活動範囲が広がってきたり、いままでになかった新しい行動パターンをとったりと、今後は意識を広く持った自分自身に目覚めていく人生期が始まっています。
牡牛宮に象意を持つ人は、いろんな面で自分自身のパワーがアップしてきて、自分らしさや本領発揮ができるときです。
その分、激しく情動も高まりやすいときなので、その出し方次第によっては、良くも悪くも自分に大きな変革が起きたり、精神的にも変わりやすくなります。
今週、これからの時代をふまえて重要なことは、精神面や深い霊性などに意識や関心をもって、そのベースの上で実力や能力など才能を発揮していくようにすることです。
One-Point ◆ 今は、いたずらに性情や世俗の権力などに走らないように高い精神性をもっていかないと今月のパワーアップは両刃の剣なので、自分自身が傷つくことにもなりかねません。
双子宮に象意を持つ人は、精神面や霊性といった見えない世界への関心や情動が高まり、直観も働きやすくなるときです。
場合によっては、まったく逆に世俗の権威や権力といった即物的なことに意識が向いたり高まることもありますが、精神面をまず重視することをおすすめいたします。
結局のところ、これまでどう生きてきたかといった自分の内容が、今週は自分自身に結びついて、案外と強く現われることになりそうです。
One-Point ◆ それを意識して感じられるかどうかはともかく、自分の内面性の変革が衝動的に起こる人もいるでしょう。今はおおむね霊性や夢を現実に結び付けていく時期にあります。
蟹宮に象意を持つ人は、サークルや組織や会社で、自分自身の能力や知識や実力を発揮していける運勢期にあります。
たとえば、これまでこじんまりとサイドビジネスでやってきたことや、趣味で楽しんできたことを、本業やビジネスにしていくなど、企画・現実化していく人生期にあります。
今が良くも悪くもどんな状況にあったとしても、新たに生まれ変わるかのようにゼロから再スタートしていく時期にあることを意識に持って、周りや状況から学ぶ姿勢を忘れないようにしておくとよいでしょう。
One-Point ◆ 何度も似たようなことを書きますが、対社会的に活躍していたり、逆にそうではなかったとしても、自分自身の内面の課題にも取り組んで、深い霊性と謙虚さが必要なときです。
獅子宮に象意を持つ人は、この5月は仕事や社会活動において能力や知識や実力を発揮できますし、また周囲からの人気も高まるときにあります。
ただし注意すべきことは、だからといって傲慢横柄な態度をとったり、違法行為など反社会的な不正を行なうと、一瞬にしてすべてを失うかのように「地に落ちた英雄」にもなりかねないときです。
この時期は、世俗的な権威や権力欲など情動も高まりやすいのですが、それゆえにこそ本物の君子たる高尚な精神性や徳性をもっていくことが必要になります。
One-Point ◆ ある意味、社会のトップとどん底は「紙一重」の関係や状態にあるときなので、トップの人は注意が必要ですし、底辺の人なら一発大逆転が不可能ではないときにもなります。
乙女宮に象意を持つ人は、ちょっとした努力ややり方次第で、仕事や社会活動の分野で最大級の能力や技能を発揮していけるときです。
ただし、狭い意識や了見を持つことなく、幅広く物事をとらえて、どんな状況や問題が起きても対処できる配慮や気配りをしておくことも必要になります。
「好事魔多し」ともいいますが、今は誰と組むかなど、身近な協同者や自分自身の状態との兼ね合いを含めて、パートナーシップに注意が必要な人生期が始まっているためです
One-Point ◆ ひとこと注意を書いておくと、能力の発揮が可能で、パワーや情動にも恵まれますが、それゆえにこそ間違って使ったり、あらぬ方向に暴走してしまわないようにすることです。
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