宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2011年 3月19日アップ
今週は、21日の午前8時半頃に太陽が牡羊宮に入宮します。
翌22日には参考ながらケレスが魚宮に入宮し、27日には金星も魚宮に入宮します。
4月2日には火星も牡羊宮に入宮です。
一方、牡羊宮を運行中の水星は3月30日に、24度で逆行に転じます。
今週は、天秤宮の土星と、牡羊宮の太陽・木星が衝(180度)。
山羊宮の冥王星と、牡羊宮の天王星・太陽が矩(90度)です。
水瓶宮から魚宮にかけて、海王星・ケレス・金星が、ほぼ三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0)。
魚宮から牡羊宮にかけて、火星・天王星・太陽・木星・水星も、ほぼ三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0)や連続合(ローリング・コンジャンクション=0度)をとります。
先に「天秤宮〜魚宮」に書いたのと同様に、3月12日の天王星の牡羊宮への入宮によって、意識できなくても、いろんなものが変わっていきます。
過去にこだわらず、新しい時代に意識のチャンネルを合わせていくとよいでしょう。
今は「変わる」ことを恐れないことが重要です。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、すべてのことが新たに変わっていくつもりで、将来を見据えた現実対応が必要です。
今週は多くの星のディレクションを受けますので、無意識のうちにでもポテンシャルが高まって、積極性が増していきます。
また多くの場合、対外的にリーダーシップを発揮していくなど、牡羊宮らしさがアップしていくときになります。
One-Point ◆ 今がチャンスです。今、変わらなければなりません。これからの数か月、また今後、数年間の人生期に向けて、新しく自分自身の基盤を築いていくときになります。
牡牛宮に象意を持つ人は、西洋占星術では一般に、「物質面」や「衣食住」などの生活に関心を持つとされています。
それはそれで必要なことですが、これからの時代の牡牛宮は、今後の人生に向けて深い霊性や精神面などにも、現実をふまえつつ関心を持つべきときがはじまりました。
生活などの「物質面」、また霊性などの「精神面」、これら物心両面は矛盾するものではなく、牡牛宮においてこそ、一致させていく時がはじまっています。
One-Point ◆ 現実的なスキルを身に付けたり、発揮していくべき今の人生期において、それは簡単なことではないのですが、それゆえにこそ、課題となるのが霊性などの精神面だといえます。
双子宮に象意を持つ人は、現在の社会的な現状に最も対応していくべき時期、またその人生期にあるといえます。
現在、理論や理屈や単なる言葉上ではなく、12サイン(宮)中、最も誠実に社会活動に関わっていくべきディレクションにあるのが双子宮です。
かといって一筋縄ではいかず、現実面においても情動面においても、そこには少なからず課題が読み取れるのも事実です。
One-Point ◆ とはいえディレクションは、社会的な組織活動の時を示していますので、課題はあっても、できるだけ社会活動に取り組むことで、多くの面で本質的な成長がうながされます。
何度も書きますが、蟹宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく、新たな社会活動の展開期となる人生期を迎えています。
そこに大きく現実の内面的な課題や、対人関係を本質的に捉えていくなど、根本から意識や対応を変えていく課題が関わっている人生期でもあります。
今週は、対人的なかかわりを旨として、社会に対する責任や使命や役割を果たしていくとよいときです。
One-Point ◆ 子どもを生んだばかりの母親のように、母子一体ともいえる立場が今の人生期です。自分のことよりも、子供に象わされる周囲を中心にして生きるとよいときでもあります。
獅子宮に象意を持つ人は、長いトンネルを抜けたかのように、多くのことに、意を新たにして進むときです。
予断は許さない状況ではあるのですが、今は過去にこだわらず、躊躇するときではなく積極果敢な行動が必要とされるときになっています。
現実面においても、またスキルや技能面においても、「本物」となって対応していくことが求められているのが現在です。
One-Point ◆ ここで意を新たにして、また積極果敢に行動し、かつ「本物」に向けて対応していくことで、6月以降の社会的な活動期に、実力を発揮していく運勢に乗っていけるようになります。
乙女宮に象意を持つ人は、質から量または量から質への転換を「ビッグバン」と表現するなら、今週がそのときです。
現実を見つめながらも、真実ともいえる「本物」の自分に変わっていくのが、世界と新たな自分のはじまりともなる「ビッグバン」だといえます。
簡単ではない星のディレクションのときだともいえますが、その「質量変革」の中から今後の新しい時代を築いていくことになります。
One-Point ◆ 多分、12サイン(宮)中、最も大きな変革のディレクションの可能性が高いのが、今の乙女宮です。その場合、逃げても結果は良いとはいえませんので、頑張ってほしいところです。
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