宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●西洋占星術と宝瓶宮時代の新しい西洋占星術=宝瓶宮占星学による今週の運勢=星のディレクションをお届けしています。
※2009年10月17日アップ
今週は、23日に太陽が蠍宮に入宮、28日に水星が蠍宮に入宮、31日に土星が天秤宮に入宮します。
アスペクト(座相)の許容度数にもよりますが、魚宮23度の天王星と乙女宮29度の土星は、今週まで衝(180度)です。
その土星は、相変わらず山羊宮1度の冥王星と矩(90度)。冥王星は天秤宮から蠍宮に移動する太陽と六分(60度)。今週後半は太陽と合(0度)になる水星も六分に加わります。
その太陽と獅子宮の火星は矩(90度)。今週後半は同様に水星も矩に加わります。
水星は水瓶宮で合の天王星・海王星と三分(120度)ですが、今週後半は天王星とは解消します。かわって後半になると天秤宮の金星が天王星・海王星と三分をとりはじめます。水星と金星は合にはなりません。
今週は、天秤宮から蠍宮の最初にかけての星たちが中心となったアスペクトの構成です。
それだけに、天秤宮から蠍宮前半に象意を持つ人や水瓶宮の後半に象意を持つ人たちを中心に動きが出そうです。
「今週の運勢1」でいえば、牡羊宮から牡牛宮の最初に象意を持つ人、双子宮から蟹宮の最初に象意を持つ人、また獅子宮に象意を持つ人が、該当することになります。
※注) 「今週」という言葉は、1週間ではなく2週間分を指して使っています。
※「今週の星の動きを概説」は、1回おきに掲載のため、今週はお休みです。
牡羊宮に象意を持つ人は、今週は対人関係が難しくなりがちなので、安易な手抜きの対応になったり、衝動的な対応にならないように慎重さを示していきましょう。
とくに牡羊宮の最初のほうに象意を持つ人は、社会的な立場のある人ほど自己主張が強くなりがちで、他人に強要しやすいので、場合によってはですが、いずれ自分の信用を一転させることにもつながりかねません。
牡羊宮の後半に象意を持つ人も安易な対応が、コミュニケーション不足など対人トラブルを招きかねないのですが、上司や地位ある人がフォローに回ってくれるなど、まだ調整や沈静化は可能です。
One-Point ◆ 必ずしも悪いことではありませんが、自己主張をしやすい星回りなので、片意地をはって突っ張らずに、柔軟な姿勢を併せもって対応する見識ある大人の態度が必要です。
牡牛宮に象意を持つ人は、今週は自分自身のスキルや技能を充分に発揮できますが、相手をみて行なう配慮が重要になります。
スキルや技能の発揮によって、社会的な活動や仕事を発展拡充させていくことができるのです。一方でそれが心の悩みややる気をそがれるような反応になって返ってくる可能性がありそうです。
牡牛宮の前半に象意を持つ人ほど今週はそうなりやすいので、安易に対応してしまったり、一方的な感情で行動してしまわないほうがよいでしょう。もっとも、それ以前に戦意喪失といった気力ダウンに陥る可能性もありますが…。
One-Point ◆ 個人的な精神面においてプレッシャーがかかっても、それに反して、仕事や社会的な活動面において好調です。どんな状況でも見識をもって対処できれば問題ありません。
双子宮に象意を持つ人は、今週は人との交流が活発で、社交運も人気上昇なので、調子がよいゆえ逆にトラブルに要注意といった感じです。
もっとも、トラブルが生じたとしても、それは自分自身のホンネや言動の表われなので、「しようがないジャン」や「何が問題なの? あたりまえのことよ」といった心理状態になってしまいやすいかもしれません。
適度な自己主張や行動は必要だし運勢をもたらすのですが、ケンカ腰になるほどあまりに自己主張をしすぎると、「まぁまぁ…」で済むことが周りを巻き込んだ大きな事態に発展しかねません。
One-Point ◆ 今週は張り切りすぎて体を痛めたり、ケガをしないように念のため気をつけておきましょう。「これくらい!」という安易な気持ちや対応が何かと大きくなりやすいからです。
蟹宮に象意を持つ人は、心中穏やかならざるこのひと月ほどでしょう。その本番は、これからジワリと来年にかけて近づいてきそうです。
それが必ずしも悪いことだとはいえませんが、今週は自分が意識しているいないにかかわらず、思いと現実とのギャップが、「やらねばならない!」といったプレッシャーを自分自身に与えているようです。
今後は、徐々にでも、とっていくとよい対応は、自分のおかれた現実環境をよく見据えて、その現実に相応した、着実な生活姿勢を学ぶごとくに心がけていくことです。
One-Point ◆ 蟹宮の最初に象意を持つ人は、自分自身の本領が試されています。実務者や実業分野の人であれば見識が必要で、芸術や虚業分野の人であれば、現状の見直しが必要です。
獅子宮に象意を持つ人は、協同者やパートナーといった人々との情報交換やコミュニケーションが活発化しますが、自分の思うとおりとはなりにくいかもしれません。
やる気はあっても実際とのギャップがあって、いまひとつノリ気になりにくいかもしれませんので、ここは胆(ハラ)の大きいところをみせて、相手に任せて委ねる度量も必要です。
強く自己主張をすれば、周囲や相手が言うことをきいて協力してくれることでしょうが、面従腹背や高慢さを嫌われる事態を生むことにつながりそうです。
One-Point ◆ 今週は自己修養のときと位置づけて、ワンクッションおいて意図する方向に人を動かす手法を学ぶなり、自分は忍耐しながら、人を乗せて楽しませる術(すべ)も必要でしょう。
乙女宮に象意を持つ人は、周りからとやかく言われながらも先週とは一転、自分のスキルや技能を充分に発揮していけるときです。
社会的なプレッシャーや仕事上の要求が強いので、場合によっては、多少のごまかしはしてでも自分の能力を発揮して、社会的な責務を果たそうとするかもしれません。
ただし、その結果を後日、受け取ることになるのはもちろん自分です。それがいずれ新しい事態をもたらす可能性が大きいことは、良し悪しは別にして、あらかじめ覚悟をするなり、承知をしておきましょう。
One-Point ◆ 一般的には、課題はあるにしても、仕事運の好調期です。自分の理想とする方向と内容とでもって能力を発揮していくことができるので、まずは進めておくのもよいでしょう。
「今週の星の動きを概説」は、1回おきに掲載のため今週はお休みです。
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