宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●西洋占星術と宝瓶宮時代の新しい西洋占星術=宝瓶宮占星学による今週の運勢=星のディレクションをお届けしています。
※2009年10月 3日アップ
今週は、15日に金星が天秤宮に入宮、17日に火星が獅子宮に入宮、後半には木星が順行に転じます。
今週前半は、乙女宮で水星・金星・土星が合(0度)、週末には水星がぬけていきます。
この合に山羊宮の冥王星が矩(90度)、魚宮の天王星が衝(180度)をとります。
先週は冥王星が順行に転じたため、逆行を続ける天王星との矩(90度)から距離が縮まっていき、Tスクエアは形成されません。
この天王星との衝(180度)に対して、今週も蟹宮から火星が調停(60・120・180)の座相を投げかけます。
水瓶宮で合をとる木星・海王星に対して今週後半は、天秤宮の太陽が三分(120度)をとります。
※注) 「今週」という言葉は、1週間ではなく2週間分を指して使っています。
※最下段の「今週の星の動きを概説」も併せてご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人の中で、最初に象意を持つ人は、いよいよ人生の転換期に入りつつあります。
いろいろと予期しないトラブルや出来事が起こりやすくなりますが、それらの多くは、社会的なリーダーシップをとって活躍していくためであったり、精神的な高みを目指すために必要な現実的転換をうながすものです。
過去の状況のままでは時代的に古く、新しい時代状況に対応できなくなってしまうために、精神意識や設備環境を切り替えていって高みに登る「人生のはしご」を築くための出来事が起こりやすくなります。
One-Point ◆ 一般に牡羊宮に象意を持つ人は、今週はストレスを感じやすかったり、気分転換をしたくなるかもしれません。仲間や社会組織との関係によって助けられることになりそうです。
牡牛宮に象意を持つ人は、漠然とした不安感や圧迫感を感じたり、得体の知れないプレッシャーを感じることが、随時、起こってくるかもしれません。
それは、わかりやすくいえば「気の迷い」といったようなもので実体ではないので、惑わされてジタバタしないように心身をコントロールしていくことが必要です。
逆に、プレッシャーや不安感を活かして、仕事に役立つ技術やスキルの習得に励んだり、集中して仕事に自己投入して没頭したり、業務の向上や拡張といった現実的な方法を考えるのによいでしょう。
One-Point ◆ いずれにしても今週や今月は、職業上や自己実現にむけて情報分析や将来予測をしたり、個性を発揮していくための職能や技能の充実に関わっていくのによいときです。
双子宮に象意を持つ人は、今週は、どの部分に象意を持つかによって三者三様、星のディレクションがかなり違ってきます。
双子宮の最初に象意を持つ人は、新しい仕事や社会活動において、自分らしい知識や能力を、大いに発揮していける時期を迎えています。
一方、双子宮の最後に象意を持つ人は、良くも悪くも自分の意志を通すことが難しいときなので、ストレスが溜まったり、気力が弱まったり、場合によっては実体のない空想や希望の世界に逃げ込みやすくなります。
One-Point ◆ それでも今週は、一般に双子宮に象意を持つ人は、「なるようにしかならないのよ」、と前向きにマイペースでとらえたりできるので、随時、お気楽さが現われてくるでしょう。
蟹宮に象意を持つ人は、最初に象意を持つ人と最後に象意を持つ人とでは、星のディレクションが大きく変わってきます。
蟹宮の最初に象意を持つ人は、なかなか思うようにことが進まずに、自分のカラや考えや意識の中に閉じこもりやすくなってしまいます。その場合は、パワーや見識や実力を持った人でないと、今週は対応が難しくなりそうです。
一方、蟹宮の最後に象意を持つ人は、良し悪しは別にして、パワーを大胆に発揮していくことができます。ただし、思い込みや迷いもそこに現われてきやすいので、パワーを発揮する際の意識や、発揮する方向にはご注意ください。
One-Point ◆ 一般的に蟹宮に象意を持つ人は、今週は自分の事で案外と精一杯。良くいえばじっくりと自分自身や現状を見つめ直し、新たな飛躍をめざして構想を練ることができるときです。
獅子宮に象意を持つ人は、情報交換や人間関係といったコミュニケーションが広がったり、活発化していきやすいときです。
もともと昨今の人生期は、プライベートな交際をはじめとして、多くの人との交遊を持ちやすい時期なのですが、それに拍車がかかることになる週です。
そういうこともあって、獅子宮(水瓶宮)に象意を持つ人の一部に今週は、異性関係のスキャンダルやウワサが出てきたり、逆に婚約や結婚話が現実化してくる人が現れそうです。
One-Point ◆ 新しい異性関係を喜んでばかりいられないのは、その行動がトラブルを招く確率が低くないからです。倫(みち)ならぬ恋は、お楽しみがあっても問題発覚を覚悟しておきましょう。
乙女宮に象意を持つ人は、自分自身の現実として誠実に能力を発揮していくことになりますが、必ずしも正当な評価にならないといった一面が生じそうです。
そういった動機や結果がどうであれ、自分と周囲の状況においては行動せざるをえないでしょうから、義務や奉仕といった覚悟で行なういさぎよさも必要でしょう。
この傾向は、乙女宮の最後に象意を持つ人ほど強くなりますが、それは公私ともに本物になっていくために、通過すべきプロセスのようなものです。
One-Point ◆ たいていは、今が自分の実務能力を充分に発揮しやすいときにあるのですが、それゆえに生じる危うさも内包しています。今週はそれが強調されたり発現されやすくなります。
8月末から続いてきた変革をうながすグランド・クロス(90・90・90・90)やTスクエア(90・90・180)は、10月とともに消滅していきました。
これは冥王星が順行に戻り、天王星が逆行を続けて、距離が縮まっているためで、Tスクエア(グランド・クロス)が再び形成されるのは、天王星が順行に戻ったのち、冥王星が逆行に転じて矩(90度)をとりはじめる来年5月以降から秋にかけてになります。
それまでは現状維持とはいいませんが、「組織運営の大変革」を中心に進んでいくことになります。
将来の話はともかく、全員ではありませんが、今週は、動かしがたい倫(みち)ならぬラブアフェアの問題や出来事が起こりやすくなっています。
遊び程度であれば止めればすむことですが、年齢差などもあって止められず、熱に浮かされてハマりそうな事態にも陥りかねません。本人はよくても、トラブルを招く状況が生じやすいので注意が必要です。
今週は、それが社会的な立場のある人だったりすることも多く、スキャンダルとしてニュース・ネタになるケースも出てきやすくなりますので、心当たりのある方は、当事者にならないようにお気をつけください。
また、何にしても時代は今、大きく動いています。
それは現実社会の事実として、地殻変動のように根本から動いていますので、良し悪しは別にして、こういうときに守旧にこだわりすぎると、知らないうちに現実から見捨てられてしまうことになりかねません。
それは他人事とはかぎりませんので、何となくでも思い当たる方は、新しい分野に進むことを模索したり、イメージチェンジをしたり、時代や自分の個性に合わせつつ、根本的な転換を図る意識や準備をしておくことが必要です。
現実社会や市場に即応していかなければならないビジネスや企業であれば、すでに現状や将来に備えた組織態勢の変化や事業計画を構築していると思いますが、そのチェンジは、自分自身も例外ではないということです。
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