宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.125 / 2009.09.21 〜 10.04

●西洋占星術と宝瓶宮時代の新しい西洋占星術=宝瓶宮占星学による今週の運勢=星のディレクションをお届けしています。
※2009年 9月19日アップ

今週の主な星の動き

今週は、21日に金星が乙女宮に入宮、23日には太陽が天秤宮に入宮、29日には水星が乙女宮21度で順行に転じます。
今週前半は、水星・太陽・土星が合(0度)。この合に対して、先週、順行に転じた山羊宮0度の冥王星と魚宮24度の天王星がTスクエアを形成します。今週後半には太陽がぬけます。
このTスクエアの衝(180度)に対して、蟹宮の火星が調停(60・120・180)の座相を投げかけます。
また、Tスクエアの頂点にある冥王星に対しては、今週前半乙女宮の金星が三分(120度)をとります。
木星・海王星は水瓶宮で相変わらずの合。
今週末、この海王星を頂点として火星と水星とでヨッド(60・150・150)が形成されます。
政治や軍事関係に限らず、勘違い発言や大きな誤報、辞任問題などが生じる可能性が高くなります。
※注) 「今週」という言葉は、1週間ではなく2週間分を指して使っています。

※「今週の星の動きを概説」は、1回おきに掲載のため、今週はお休みです。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、今週は仕事や社会的な対応、また発言においては、充分な注意が必要です。
スキルや能力を発揮しなければなりませんが、自分がこうあるべきと感じる思い込みが混じったりして、現実とのバランスの取り方が難しいので、実際にどう発揮していくか混乱や迷いが生じやすくなります。
それは、してはならないということではなく、場合によっては、現実を変える画期的なノウハウを提示する可能性もあるのです。ただし、ハッタリや権威主義にならないように誠実にすすめるほうがよいといえます。

One-Point ◆ いずれにしても、良し悪しは別にして、人生のターニングポイントの時期が近づいていますので、今は充分に知識やスキルや底力を蓄えて、見識を磨いておくことが必要です。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、積極的な情報収集や発想の転換をして、業務拡大の方向性を今一度、問わなければなりません。
自分の理想とするやりたい方向や生きる目標などがあると思いますが、現実には一筋縄ではいきにくい課題がありますので、発想の転換が必要になりそうです。
ビジョンだけでも、また現実だけでも、正しい方向に導けるとはかぎりません。常識と、逆に常識を超えた直感の両方を働かせて、課題の収拾と同時に、飛躍を図る果敢さも必要な週だといえます。

One-Point ◆ いずれにしても、現状のままの業務でよいということは少なく、柔軟な発想の転換によって撤退すべきは収拾を図り、拡大すべきは果敢に飛躍に向かってアプローチすべきです。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、精神面においても、また仕事の面においても、方向転換のアクションを取ることを視野に考えるときです。
昨今の人生期は、たとえば全身麻酔をかけられて、大きな外科手術を受けているようなもので、必要なことではあるものの、自由に動けないといった、良いのか悪いのか複雑な状況のなかにあります。
そういったなかでも今週は、一時的に麻酔が切れて深刻感を味わうか、逆に麻酔が効きすぎて一時的な昏睡状態に陥るか、または交互に味わったりして、さらに複雑さを感じるかもしれません。

One-Point ◆ 双子宮のなかでも後半に象意を持つ人は、環境や状況の変化からは逃れにくいので、ジタバタせずに心機一転、自我を捨てて変化に順応して再出発を期したほうがよいのです。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、身近なパートナーや協同者との関係やコミュニケーションのあり方に一考を要するときになりそうです。
良いとか悪いという意味ではなく、たとえば早ければ来年にも新しい環境変化を迎えていくことになりますので、身近なパートナーや協同者との意志の疎通や、新たな関係のあり方を図って、自ら変化への対応の準備をしておく必要があるということです。
今週は独りよがりになって、自分の行動やパワーの出し方を間違えないようにするなど、周囲とは謙虚に穏やかなコミュニケーションを図っていくことは重要です。

One-Point ◆ とくに蟹宮の最初に象意を持つ人は、謙虚さが必要です。状況変化が迫っていますので、自分の意のみでワンマンや権威主義的にふるまうと、逆に立場さえ失いかねません。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、パートナーや自分の志向に避けられない変化が生じそうなので、人生の見直しや対応が必要です。
自分自身はもちろん、パートナーや協同者の環境や立場さえ変化する可能性が高いときです。その新しい状況に応じた柔軟な対応や意識の転換が必要になります。
公私において、今までの自分のスキルや立場(権能)が、思うように通じなくなるかもしれませんので、再生または再構築していくことを視野に入れて、今週は進まなければなりません。

One-Point ◆ 自分のスキルや考え方を根本から転換するような人生期のスタートです。具体的なことは人によって異なりますが、本物の自分になっていくべき方向にあることは間違いありません。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、今週ほど大きな内面意識からの転換を行なわざるをえないときは人生において、そうそうないかもしれません。
その転換は、内面意識にとどまらず、環境や立場や人脈の変化も起こりえますので、人生における一大転換期といっても過言ではなさそうです。
これまで自分が忠実に発揮してきた職能においても、自分であって自分でない転換が今週は起こりそうなので、「何にでも応じてやる」と胆(はら)をくくっておくほうがよいかもしれません。

One-Point ◆ パニックに陥ったりビクビクしてもしょうがないのです。自分が何とかできるレベルの変化ではないので、変化に応じて実力を発揮していく胆を決めることが、逆に運勢に乗る道です。

今週の星の動きを概説

「今週の星の動きを概説」は、1回おきに掲載のため今週はお休みです。

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