宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●宝瓶宮占星学と西洋占星術による星のディレクションをお届けしています。
※2009年 5月30日アップ
●今回から星の動きを掲載!●
「今週の運勢」も100回を越え、先のサイトから数えれば通算200回以上。新段階を迎えました。そこで今回からは、星の動きも併せて紹介してまいります。
今週は、6日に金星が牡牛宮に入宮。金星、火星、水星のパーソナル・プラネットが牡牛宮で同宮します。
また、金星と火星の合(0度)に対して、冥王星が三分(120度)をとっているのもポイント。個人的には牡牛宮が位置するハウスの感覚や衝動を強めます。
木星と海王星は水瓶宮の26度で合。一言でいえば「過激」。どこか度を越しやすくなるので要注意です。
一方、双子宮を進行する太陽は、乙女宮の土星、魚宮の天王星とそれぞれ矩(90度)。しかも天王星は逆行する山羊宮の冥王星とも矩を形成しています。
T矩(Tスクエア:90・90・180)や大十字(グランドクロス:90・90・90・90)までは形成されていません。
とはいえ、これらは保守と革新の対決や、旧い組織と新しい組織などの対立が表面化したり、表舞台に登ってくることを示しています。
※最下段の「今週の星の動きと出来事」の概要もご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、今週は個人的な問題よりも、周囲に起きる課題に気を遣わなければならないことが多くなりそうです。
もっとも、牡羊宮以外の象意をも併せ持つ人がほとんどなので、その星座宮(サイン)によっては、対立やトラブルの渦中に身を置くかもしれません。なので、他のサインをも併せてご参考にされてください。
牡羊宮のみをみれば、今週は何事も自分の気持ちや力量次第で事を進めていくことができるので、やる気をもって積極的な歩みをしていくとよい週です。
One-Point ◆ 念のため、今週まではセクハラやパワハラ、また過激な性行動に走らないように注意が必要です。アリキリ石井君のように合法的合意の結婚や性行動は問題ありません。
牡牛宮に象意を持つ人は、当ページ最下段「今週の星の動きと出来事」にも書いたように自分自身への意識や関心が高まる月です。
場合によっては、それが強い性衝動や愛情の進展を求めることにもつながりますので、結婚もしくは類似の行動をとりやすくなります。
その一方で、仕事への対応や迷いなどが生じますので、実状をよく見つめて、自分の意志を決めなければなりません。
One-Point ◆ 「迷うからこのコーナーを見ているのよ」(笑)、という方がいらっしゃれば、それは相手との相性もみなければ断定はできませんので、相性をご確認されるなり、行動をおとりください。
双子宮に象意を持つ人は、いろいろと思い、感じ、考えることも多い今週および今月になりそうです。
ちょうど盆と正月、夏休みと抱えきれないほどの宿題(笑)が一度に訪れたような状態なので、真剣に取り組む必要はあるものの、「まっいいかぁ…」と楽天的に思ったり、その逆で、お気楽に課題に取り組めたり…。
もちろん、課題山積や大きな山がそびえていても、越えられないことはないので、妄想であっても思い込んで明るく前向きに取り組めることがベストです。
One-Point ◆ いくぶんセンシティブにもなって、ちょっとしたことで感動しやすくなったり、センチメンタル・ジャぁーニぃー♪ だったりしますが、さっさと気分転換をしたら、現実へ対処しましょう。
蟹宮に象意を持つ人は、先週のラッキーウィーク♪ は終わって、今週は自分の実力がものをいうときです。
それでも先週同様、パートナーや協同者、また身近な人々の支援やサポートを引き続き受けられますので、社会や仕事において着実な人気や基盤を築いていくことが可能です。
調子がいいからと調子に乗って、部下や友人といった異性に「ヘタに」手を出さないようにして、感謝の気持ちを忘れずに謙虚に進みましょう。
One-Point ◆ 蟹宮自体は実力次第で恵まれる週ではあっても、蟹宮以外に併せ持っている他の星座宮(サイン)によっては、対立やトラブルの渦中に密かに巻き込まれるかもしれません。
獅子宮に象意を持つ人は、社会的な課題はありますが、基本的には仕事において絶好調期を迎えるよい週です。
それは他の人が持ち得ないカリスマ的なスキルや、権威者(オーソリティー)ほどそうで、仕事において着実な存在感や立場を得ていくことができます。
ただし、慢心し過ぎて周りを冷静に把握できなくなると、足元をすくわれるようなトラブルや危うさも否定できないときなので、誉められても油断しないようにご注意ください。
One-Point ◆ おだてられてか、真に認められてかはともかく、人気や仕事における実力をかわれて頂点を極めそうです。ただし、人に委ねる場合は、自分が責任を取る気持ちをお忘れなく。
乙女宮に象意を持つ人は、いろいろと課題が生じますが、それに対して自分の技能を発揮して対処していける週です。
現実も読めますし、スキルを充分に発揮して仕事の責務を遂行していけますし、人気ややる気もありますし、ラブ・チャンスにも恵まれやすいときです。
こう書くと、何か良いこと尽くめのように感じられるかもしれませんが、解決すべき問題や課題があるゆえに、技能を充分に発揮していかざるをえないということが今週の一側面です。
One-Point ◆ 場合によっては先週、またはこれまでに築いた交友関係にヒビが入ることも起こりそうです。それが古くからの関係や腐れ縁であれば、この際、さっさと手を切ることをお考えください。
初回特典でもないのですが(笑)、星の動きに伴うディレクションや社会の出来事をいくつかご紹介しておきます。
太陽と月を含まないものの、水星、金星、火星という三つのパーソナル・プラネットが一つのサインに同宮すると、個人の意思や感覚がふだんより強まることになります。
どんな意思が強まって、悩んだり、考えたり、行動するかは、個々人のホロスコープ(出生天球図)によって異なりますので、不特定多数に向けて書いている当ページでは、具体的には書けません。
ただ、金星と火星の合(0度)に対して冥王星が三分(120度)なので、一般的には恋愛や性また結婚といった愛情欲が刺激されやすくなるとはいえます。
木星と海王星が合(0度)の最中であることから、人によっては何かと大袈裟に考えたり、度を越して騒いだり、過激に行動しやすくなりますので、ほどほどにされるようご忠告を申し上げておきます。
その典型が、国際情勢でみれば今、何かとお騒がせの北朝鮮・金正日首領様(笑)です。これは彼の誕生日(2月16日)を見れば分かります。
水瓶宮26度にある木星と天王星のディレクションを今モロに受けています。実体がそれほどないのに度を越した過激な行為。
「なんやねん! 30年前の東西冷戦時代に戻ったようなアナクロニズムな核実験やミサイル発射は…」(笑)
ただ、これも「新旧混在と変革の2009年」に書いたように2009年の星のディレクションの一つ、「リバイバル・ブーム」の現れなので、「宝瓶宮時代の意識の目覚め」に向かう前振りの役目を果たすことになります。一概に否定もできません。あ…、反面教師という意味ですよ。(笑)
もう一つ、身近な度を越した出来事といえば、「新型インフルエンザ騒動」。
これも木星と海王星の合の影響で、たいして中身がないのに大騒ぎ。挙句、国会で「水際対策はパフォーマンス。利用された!」とおっしゃるご婦人も現れて、「おいおいそれも度を越した思い込みでないか? どこまで騒ぐねん?」ってテレビ画面に突っ込んだり。(笑)
海王星が絡んでいるから「誤解」や「勘違い」、また「妄想」が伴って事が拡大するのも仕方がないよね。
次は、太陽を間にした土星との矩(90度)と、天王星との矩。太陽が絡んでいる分、人によっては現実な課題が生じてきます。
しっかりと自分の現実をみて、そこにある課題をクリアしていきましょう。
社会においては、保守と革新のトップ対決、旧い体制や組織と、新しい体制や組織との対立といった新旧対立。いつでもどこにでもあることですが、それが表面化したり、より表舞台に現れて顕著になるってことです。
現時点で起きていることでいえば、北朝鮮vs日米(国連安保理)、米国ではGM問題、日本の国会では麻生(自民)vs鳩山(民主)の党首対決、etc…。
気をつけて見てください。いろいろとありますよ。
冥王星と天王星も短期間ながら矩の最中なので、「核」や「権力」、「市民」や「友愛精神(民主主義)」を持つ人々が互いに対立してないか、そういったキーワードで探してみられてはいかがでしょ?
それにしても鳩山さん、「友愛」って意味、分かってます?
「キミとは立場や意見は違うけど、キミの存在は(敬意をもって)認めるよ!」って精神。「友愛社会」と言うなら、麻生さんと握手ぐらいはしてほしい…よネ。民主と共和、オバマとブッシュだって立場は違うけど、お互いに認め合って握手はしてましたぜよ。(笑)
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