宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
●第1稿 : 2024年 8月20日アップ
単純な道理です。
宇宙を知るとホロスコープを正しくリーディングできます。
ホロスコープは、地球上の出生地などの「イベント・ポイント」からみた宇宙太陽系との位置関係を忠実に写しとったものです。
「だからどうした。宇宙の星の配置から、地上の社会や人間のことなど分かるはずないだろ?」
笑っちゃいますよね。
ホントに“宇宙の動きから地上のことは分からない”って思われますか?
ニュートン力学による「古典物理」の発想はもちろん、「量子論」は“三角”ですが、現代最先端の物理科学の発想でもそう考えるでしょうね。
遠い「宇宙の動きや位置関係」と「地上の出来事や人間」は無関係だと。
でも、それは終わりつつある双魚宮時代の「対立二元論」の一方的な視点と違いますか?
通用しなくなりつつある“社会通念”では?
そこから見ると“ホロスコープ占い”も“たいがい”だと思われるでしょうが、その対極の“物理科学”も絶対視しすぎると、もっと“たいがい”です。
従来の考えでは当たり前の“ジョーシキ”だとお考えでしょうが…。
One-Point ◆ パソコンやネットの世界では1年経てばICチップの性能が「倍」になりハードもソフトもすぐに旧式で使えなくなりました。なぜなら、宝瓶宮時代の“象意”にかかわりますので、時代の流れとともにある“天運”が伴なうためです。
パラダイム・シフトの今日にあって時代は急展開しています。
人知れず「宝瓶宮時代のビッグバン」が起きた1989年以降はとくにそうです。
ただし、歴史の大河の流れの中にいると、全部が一緒に動いていますので、新幹線の中にいるようにご認識しにくくなります。
当たり前だと思っていた“ジョーシキ”や“社会通念”が、現代ではどんどんと変わっていることに気づけないのです。
双魚宮時代の“良し/悪し”とは関係がないのですが、アタマの古い人ほど、すでに時代は大きく変わりはじめているのに、“昔”のままで通用すると思い込んでいます。
あまり他人のことは私も言えませんがね。
One-Point ◆ 今年2024年は約2,000年間続いた双魚宮時代がまもなく終わるパラダイム・シフトの最終局面“分水嶺”のピークにあります。既成権力の最期の“悪あがき”によって、新しい時代を求める機運が知らずに高まっています。
双魚宮時代が正式にはじまったのは紀元前2世紀のことです。
それ以前、双魚宮時代の影響圏にあった古代ギリシャ時代は、「フィロソフィー」(愛智)が生まれ、ソクラテスやプラトンなどによって知性が啓発されました。
そんな時代に古代ギリシャの「世界観」によって「古典アストロロジー」がホロスコープの発祥とともに誕生します。
言っておきますと、“占い”ではありませんよ。
今で言えば、おこがましくも時代の最先端“宝瓶宮時代の宇宙観”による「宝瓶宮時代のアストロロジー」が誕生したようなものです。
ツッコミはあとでいただくとして、当時の双魚宮時代の初期は「木星」が“支配星”(宝瓶星学では「共鳴星」)で、その古い象意“学問”や“哲学”に基づいて「フィロソフィー」や天体観測による「古典アストロロジー」がはじまったのです。
One-Point ◆ 知性は、物事を“分析”するところからもたらされます。それが「善悪二元論」や「霊肉二元論」です。ところが、双魚宮時代の末期に「海王星」が発見されると、共産主義思想に代表される、敵対的な「対立二元論」に変わります。
今後の宝瓶宮時代は、真逆に「共鳴関係論」を歴史パラダイムとします。
それゆえ“霊肉二元論”ではなく、「霊肉共鳴関係論」になります。
それはさておき、「古典アストロロジー」の理論的論拠となっていた古代ギリシャの世界観(古典理論)は、近代物理科学によって“疑似科学”(迷信)だと断じられました。
さらに今日では、調子に乗ってか、神や宗教は“阿片”と同じと心や霊魂を否定する共産主義思想も手伝って、刑事裁判ではあるまいし、物理的に証明できるもの以外は認めない風潮が生まれます。
強い言い方をしますが、それが一般化すると完全に“頭のいいバカ”ですよね。
ここでお話を戻しますと、「宇宙を写しとったからといって、どうして地上のことが分かるというのだ!」という“古いジョーシキ”という名の「新しい非常識」な発想に至ります。
One-Point ◆ 物理科学によって宇宙を「物質宇宙」だと誤ったご認識をすると現実を見誤ります。今日の“ホロスコープ占い”は、良くいえば現場主義ですが、主観ベースで解釈する以上“信仰”と同じ側面を持つことに気づきません。
気ままに論じましたが、いかがご判断されますでしょうか。
ホロスコープを含め、すべての「原因」は本当の宇宙を知らないことに端を発します。
当然の道理ですよね。
ちなみに、「古典アストロロジー」は「土星」が象わす“地上の現実”といった空間域までしか象意化できません。
19世紀後半以降の「現代占星術」は、「海王星」の発見による直後の“心霊ブーム”(美称:近代スピリチュアリズム)によってはじまったこともあって、宇宙を飛び超えて、事実かどうか分からないエソテリック(秘境的)な“霊界”や“直観”(霊感)的な解釈に飛躍しました。
しかし、宝瓶宮時代の共鳴星は「天王星」です。
「天王星」は、宇宙を“空間域”として象わすことから、宝瓶宮時代というのは「宇宙時代」というだけでなく、実在の“真”宇宙すなわち「クオリアル宇宙」によって象意化され発展していく時代です。
そこに“天運”の源が隠されていますので、アストロロジーにかぎらず、日常の生活や仕事を含めて、真の実在「クオリアル宇宙」の様相を知ることが、今後の時代はとくに有意義になっています。
One-Point ◆ 信じる信じない、首肯できる首肯できないはご自由です。頭の“良い”古いジョーシキから抜け出た新しい「共鳴関係論」の発想をマスターされてください。どちらが宝瓶宮時代の“天運”を伴ない、生き残れるでしょうか?
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