宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
●第1稿 : 2024年 8月10日アップ
「基本三数による宇宙論講座」を別名で“クオリアル講座”といいます。
「クオリアル」って何のこと?
2012年に通称:宝瓶宮占星学の真髄をお伝えする「伝授講座」として、宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」を開陳いたしました。
それからわずか12年、時代はめまぐるしく変遷し、「宝瓶星学」の真髄の根幹をお伝えするのが“クオリアル講座”こと「基本三数による宇宙論講座」です。
エグいほど私たちの宇宙この世界の本質に切り込んで、意識レベルの高い方ほどご納得せざるをえない「クオリアル宇宙」の深淵をお伝えする“驚天動地”の講座です。
物理においても心理においても宇宙の“真理”の一端が含まれます。
ただし、一部ゆえに無意識に“全体”だと考えるため逆に間違います。
物理的な宇宙太陽系の位置関係を写しとった「ホロスコープ」から“性質”や“運勢”などの意味象意を見出す以上、単なる物理や心理の分野のみに宇宙この世界が留まることはありません。
このことの意味をよくよくお考えください。
それゆえ「宝瓶星学」では「共鳴関係論」を伴ない「基本三数リーディング」を行ないます。
ホロスコープに特化していえば、12サイン(宮)やプラネット(星)だけで解釈しても、部分解釈に留まることから全体像を見失った解釈ミスを招来します。
が、それでも部分的に「当たってる!」となるために気づくことができません。
One-Point ◆ “当たる/当たらない”の“占い”は真実ではありません。“当たっている”かどうか分からない、あるべき理想像を見出せるリーディングによって、ご判断やご対処をうながすことが生活や将来の人生に重要だからです。
比較検討のために述べさせていただきます。
現代占星術の父アラン・レオ(1860-1917)は、ご本人も述べているとおり、エソテリック(秘境的)な占星術をはじめました。
否定的な表現で申し訳ありませんが、「古典アストロロジー」の理論を用いた「古典占星学」にあった“ベネフィック”(吉:神の恩恵)、“マレフィック”(凶)といった二元解釈を、理論を捨てて流用し、単純な“吉凶解釈”の占いとしてはじめたのです。
当時、宗教的な善悪判断に類する“吉凶解釈”は、「心霊ブーム」(美称:近代スピリチュアリズム)に沸く大衆に受け入れられました。
心霊的(スピ的)な“現代占星術ブーム”のはじまりです。
ですが、気をつけなければならないのは、「海王星」発見直後の“時代波動”の出来事ゆえに、“事実誤認”を伴なわざるをえないことです。
今日では、未来学者アルビン・トフラーの『第三の波』(1980)で述べられているように、「情報革命」によって、現代人の知性や情報力また判断力は飛躍的に向上し、単純な“吉凶解釈”の誤りに惑わされることはありません。
One-Point ◆ 第1の波は「農業革命」です。第2の波は「産業革命」でした。そして第3の波が「情報革命」です。実際、直後の1989年にワールド・ワイド・ウェブの開発が成功し、それゆえ1990年代はパソコンやネットまたIT(情報技術)が発展し、たちまち世界的に普及しています。
宗教的な“善悪”、占星術的な“吉凶”、政治的な“支配/被支配”といった双魚宮時代の「対立二元論」は過去の遺物になりつつあります。
SNSの発展などもあって、人々の知識や知性また情報判断力が飛躍的に高まっているためです。
では今後、どのように判断し理解をしていけばいいのでしょうか。
「三数思考」(クオリアル・シンキング)です。
物理だけに偏ることなく、かといって心理や精神だけでもなく、“当たる/当たらない”の「対立二元論」でもなく、第三や第四の分野をも含む実在の「クオリアル宇宙」に基づいたトータライジングされた“叡智”が、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」には含まれています。
「基本三数による宇宙論講座」は「クオリアル宇宙」の様相/真因をはじめ、“宇宙数理模式図”たる「ホロスコープ」や「三数思考」(クオリアル・シンキング)を含めて宇宙この世界の深淵をお届けするものです。
玉石混交の情報が飛び交う現代です。
真実を見抜いて生き抜くには、誤情報に惑わされない本物が求められます。
宇宙この世界の根幹法則「基本三数」をベースにした「クオリアル・シンキング」は、今後の情報社会の人生に必要な見識を身につけるのに役立ちます。
One-Point ◆ 「共鳴関係論」による宝瓶宮時代が人類の眼前に広がっています。このご時世、古い社会通念に凝り固まっていると、“時代変化”を見失うばかりか、今後の社会の方向性や状況をご理解できず、進むべき目的地を見失うことが起こりえます。
“支配者”に従うことが“善”だった双魚宮時代は、モラトリアム期間も終わり、来年2025年いっぱいで完全終了します。
宝瓶宮時代は一般国民のお一人ひとりが分け隔てなく重要になり、そこに運勢が働き、主人公となっていく「自己責任」の時代です。
立場や役職は関係がなく、自らが主体的に責任をもって、ご自分に相応しい道や役割また使命を選択して進んでいく時代が、今後ますます顕著になってまいります。
もし「???」という方は、気づいたときには、時代に取り残され手遅れになっていないことを願います。
他人にはどうすることもできない部分が誰にでもあります。
宇宙この世界の真実と、未来ディレクション(運勢変化、時代変化)を、「基本三数」からリーディングできる「宝瓶星学」では、今後の方向性を与太話を交えて縷々述べさせていただいています。
個人的な特殊な能力や主観によらず、「基本三数」から論理的なリーディングや未来のディレクション(運勢変化、時代変化)が,どなたにでもポポポン! とご理解できるのが「宝瓶宮時代のアストロロジー」の特徴です。
もっとも、馬を川べりまで連れていくことはできても、そこで水を飲むか飲まないかは、お馬さん次第という故事があるように、他人は関与できませんので、詳細は講座に委ねざるをえません。
One-Point ◆ 最後はご自身の意志決定です。路傍の石ころではなく、宇宙この世界の真実が含まれた“原石”が「クオリアル・シンキング」なので、“原石”を入手しご自身で見出されてご体得いただくしかありません。
今年2024年の“分水嶺”のピークにはじまる今後の4〜5年は、最も激動の時代変化のときになります。
それは社会だけでなく個人でも“分水嶺”のピークは同様です。
「8月4日「新月」の“明暗”」でお届けいたしましたように、“分水嶺”のピークのピークを超えました。
かといって“分水嶺”のピークが終わったわけではなく、“宇宙波動”は即物的に鋭角な変化はもたらしませんので、混乱状態は続きます。
宇宙は“形”でいえば「円」や「球」を本質とし、“宇宙波動”の変化も同様にピークを越えても直前直後はほとんど変わりません。
ある程度、時が経ったのち、新月がいつのまにか上弦の月に、満月が下弦の月に変わり、誰もが半月だとご認識できるようになって気づきが訪れます。
時代も同様で、奈辺から坂道を転がり落ちるように急激に変化し、意識化されておられない方は、前人未到の宝瓶宮時代の社会の到来を慌ててご認識されて、アタフタして落ちこぼれかねないことが起こります。
One-Point ◆ 宝瓶宮時代の共鳴星は「天王星」です。その天王星が共鳴サイン(宮)「水瓶宮」のカスプ(尖点:象意の最も強い点:境界線)に位置する冥王星と三分(トライン=120度)をとりはじめた昨今です。端的に、前人未到の宝瓶宮時代へ“激動の変化”の時代のはじまりです。
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