宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
通常3つ程度のサイン(宮)があなたの運勢に影響しています。
太陽サイン(宮)だけでなく、上昇サイン(宮)や、その共鳴星がある運勢サイン(宮)もご高覧ください。
どのサイン(宮)か不明な方は、「運勢を決めるサイン(宮)」をご一読ください。
※「天秤宮〜魚宮」にも該当する方は、をご覧ください。
●隔週土曜日に更新予定です。
※2016年10月 8日アップ
今週は、13日に逆行中のケレスが牡羊宮に戻ります。
18日に金星が射手宮に入宮し、天秤宮の木星と交歓(ミューチュアル・リセプション)を形成します。
週末23日の朝8時45分頃、太陽が蠍宮に入宮します。
太陽は、牡羊宮の天王星とケレスに衝(オポジション=180度)です。
天秤宮の水星は、山羊宮で合(コンジャンクション=0度)の火星と冥王星に矩(スクエア=90度)で、木星は今週前半のみ火星と矩(90度)です。
今週も射手宮の土星を軸に、魚宮で合(0度)の海王星とドラゴン・テールまた乙女宮のドラゴン・ヘッドとのあいだにT矩(Tスクエア=90/90/180)が形成され、一方では火星と冥王星が調停(メディエーション=60/120/180)の座相を投げかけます。
Point ◆ 今週は、週が進むほどにお互いの立場の違いが顕在化し、それぞれに考えを主張するようになりますので、民度の低い個人や国家ほど、対立しやすく、一触即発の危機が強まります。
また、飛行機をはじめミサイルなど飛行物体の事故や、最悪、軍事衝突にも一応の注意が必要です。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
牡羊宮に象意を持つ人は、先週に引き続き今週も、良くも悪くも運勢は「両極端」に分かれるときです。
組織や社会で実力を発揮したり、最高度にも忙しい今週になる半面、充分な見識や自制心がないと、それがセクハラやパワハラになったり、「こうあるべき!」と周囲に行動を強要するなど、よくいえばリーダーシップですが、逆にいえば横暴なワンマンになり問題を起こしやすくなります。
そういった「活躍」が、問題の解決につながっていくのですが、同時に、そのこと自体が新たな問題や騒動を生み出すなどひと波乱ありえる今週です。
One-Point ◆ 中には冷静かつ客観的に物事をみつめて判断できる人もいます。いずれであっても、今週は自分自身の考えを、より社会的にかつ大人の対応へと変えていくとよい時期です。
牡牛宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、多くの方が「情動」や「想い」が高まりやすい今週また昨今です。
中には、つい衝動的になって、思わぬ言動に走ってしまう人も出ますが、その場合は、だいたいは愛情問題や恋愛関係など異性がらみが多く、ほかのケースでは衣食住にかかわる衝動買いをはじめ、豪華なグルメや贅沢な旅行など、快感や快適さのための出費といったこともありえるときです。
また、そこまで極端ではなくても、今週は豊かな心や想いをもって、気分よく自分の個性や嗜好に合う好きなことをできやすいときです。
One-Point ◆ 牡牛宮自体はそうでも、世の中や社会一般の傾向としては、人それぞれに自己主張が高まりやすく反発がちな今週なので、部屋で自分の好きなことをするのも一つの方法です。
双子宮に象意を持つ人は、あえて書きますと、良くも悪くも知性が活発になり、頭の回転が早まる才気煥発な今週です。
ふだんなら双子宮らしく臨機応変に立ち回れるディレクションを意味しますのでよいことですが、注意すべきは、良くいえば「善意」にも「感性的」にもなれる一方で、一歩間違えると事実誤認や勘違いなどから、疑心暗鬼に転化しかねない人生期にありますので、現実性をもって慎重に正確な情報にもとづくべきです。
とくに今週は、世間一般的にも人それぞれに自己主張が強まり、反発しやすい時期にありますので、突発的な対立やケンカに注意が必要です。
One-Point ◆ 要は衝動性が高まりやすく、また精神的に「奇矯」な方向に走らないように注意が必要なときで、ただし自制や充分な自己コントロールができれば、知恵が回る良い今週になります。
蟹宮に象意を持つ人は、週単位でのショート・スパンの運勢としては、自分らしい才能や個性を発揮して、社会で活躍できる仕事モードの今週です。
ですが、数か月から半年単位のミドル・スパンでの運勢期としては、「できればラクをしたい」といった無気力や怠けモードにもなりやすいので、状況や事態に応じたケース・バイ・ケースでの自分を律した意識が必要です。
必要な仕事はテキパキとこなし、やるべきは気迫をもってすすめ、休むべきは休んで、リ・クリエーションを図るなど、切り替えやけじめをつけて、ダラダラと成り行きまかせにならないようにするべきです。
One-Point ◆ 内外ともに案外と課題が山積している昨今なので、漫然となったり、混乱しないようにして、一つずつ優先順位をつけるなど、スケジュール的に消化していくやり方もよいでしょう。
獅子宮に象意を持つ人は、「四面楚歌」というほどではありませんが、一難去ってまた一難といったように、動いても、動かなくても、相応に課題と対峙する今週また昨今だといえます。
そういった中にあって、たとえやせ我慢であっても、つねに明るく、矜持をもって高潔に振るまう獅子宮を見る人はちゃんと見ていますので、声援はなくても人知れず応援したり、評価している人はいます。
自分が崩れれば「負け」ですが、自分らしく「個性」の発揮をめざしたり、「才能」を磨くなど用いていけば、今は勝たなくても負けることはありません。
One-Point ◆ 地道であっても、判断を間違えずに、事実に即して言動や活動をしていける昨今の人生期にありますし、そうでなければ個性やアイデアを発揮していける人生期にある昨今です。
乙女宮に象意を持つ人は、ごく単純に申し上げますと、自分の想いと、自分をとりまく現実とのあいだに、チグハグ感や矛盾感が生じるときです。
気力や活力は、衝動的に高まったりする今週ですし、夢や理想を志向したり思い描くことはできるのですが、どうしてか今一つ結果がともなわなかったり、過去の実績が評価されにくい時期だといえます。
全員ではありませんが、現実的な星のディレクションがそういった事態をもたらしているために、当てはまるという方の場合は、夢や理想はともかく、まずは現実を受け入れつつ、自分の足元から新らしく再構築していくとよいでしょう。
One-Point ◆ 早い人では、今週が進むほどに、自分の置かれた状況にやる気をなくしはじめる人がいますが、そういった状況を今月は通過しつつも、新たな気持ちで再出発に向かうときです。
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