宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
HOME > 宝瓶宮占星学−2.自存波と共鳴関係「占星学と存在の基礎」
ここでは、まず占星学(術)自体の根拠となる理論をご紹介してまいります。
ご理解は難しいかもしれませんが、理論は簡単です。
で、「そんな難しいことはいらない」という方は、飛ばしちゃってかまいません。
●第1稿 : 2006年02月02日アップ
●改訂稿 : 2022年01月19日アップ
●宇宙は、地上からは小さな星の集まりにしか見えなくても、実際は地球よりも大きく、強大な未知の波動エネルギーに満ちています。また、太陽系の惑星の配列にも、意味がなければならないのです。
星の動きや配置から、100%ではなくとも、なぜ人間の性格や運勢が読み取れるのでしょうか?
どの占星術の本を読んでも、象意やノウハウの解説がほとんどで、まず書かれていません。
知るかぎり、せいぜい「統計学」というものでした。
とは言うものの、単に経験的な根拠でもって裏付けとしているようです。
早い話が、誰も理論づけられないでいるのが実状です。
笑ってしまうのは、「星の引力説(光説?)」がありました。
であれば太陽と地球に勝るものはありません。
それでは「占星術」自体が成り立たなくなってしまいます。
なぜ、星の動きから、人間の性格や運勢が読み取れるのか。
なぜ、人間社会の出来事にまで影響を及ぼすのか。
現代の物理科学では、解明できるはずはありません。
しかし、これから約2,160年間(計算値)続く宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)の間に、裏付けは解明できると考えています。
それが100年後になるのか、1,000年後か、2000年後なのかは、分かりません。
かつての双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)は、魚宮(双魚宮)の象意のとおり、オカルトチックな混沌とした「占い」としての西洋占星術になりました。
宝瓶宮時代には、水瓶宮(宝瓶宮)の象意のとおり、少なくとも「波動共鳴科学」に基づく解説が行われ、「実学」としての宝瓶宮占星学になるでしょう。
何が起こるか分からないのも水瓶宮の象意だからです。
One-Point ◆ 現代科学を100%だと信じる人々は、「星の動きが、人間の運勢を左右するなんてありえない!」と言います。それは当然です。現代科学は、人類歴史からみれば、まだはじまったばかりで、真の科学から比べれば、研究生レベルでしかないからです。今の科学レベルを絶対視するのは「科学信仰」です。それは客観的な「真の科学者」の言動ではありません。
さて、現代科学で解き明かせない「星の象わす不思議な影響」の裏付けは、「自存波の共鳴」という超科学的な仮説に至らなければなりません。
「自存波の共鳴」という考えは、現代科学では説明できない理論なので、「超科学的な仮説」と呼ばせていただきます。
この理論は、単に占星学の基礎理論となるだけではなく、宇宙のすべての存在に関わる根本理由ともなりえる「仮説」であることを念頭に置いてください。
それゆえ、数々の超常現象も、「自存波の共鳴」という超科学的な仮説によって、説明できると考えています。
動植物が持つ不思議な能力の一部も、人間の第六感の一部も、気功やヒーリングなども説明できると考えています。
もちろん、心霊現象も、超能力(サイキック)も説明できるようになります。
現代科学では解明できない数多くの現象が説明可能になるでしょう。
まあ、本当の厳密な解明は、遠い遠い将来のことでしょうけど……。
これから説明しますので、先入観を捨てて柔軟な発想でお読みください。
One-Point ◆ というわけで、わけの分からない前ふりですが、現代の物理科学で解明できないということは、異なる二者間の関係を結ぶ物理法則が見つからない、あるいは説明できない。ということです。しかし、関係がある以上、物理以外の作用があるはずです。
●科学分野における「波動」の幕開けは「電信」です。
トン・ツーで行われた電信は、今日のIC(集積回路)を活用したインターネットにつながります。
GE(ゼネラル・エレクトリック社)創業者のエジソン(Thomas Alva Edison)は、電信技師にはじまり、現代社会の元となる数々の発明を行いました。
面白いのは、一方で著名なオカルティスト・ブラヴァツキー夫人の開く神智学会に出席し、後半生は死者と交信するための電信装置を研究していたことです。
双魚宮時代から宝瓶宮時代への橋渡しを行ったエジソンは、1847年2月11日(水瓶宮)の生まれでした。
「自存波の共鳴」仮説の根拠は、宝瓶宮時代の象意である「波動」から得ています。
水瓶宮(宝瓶宮)のシンボルマーク、「同じ形の共鳴する上下の波」によって象わされている「共鳴」に由来しています。
これからの約2,160年間(計算値)は、宝瓶宮時代の象意によって発展していきます。
その影響は、すでに数100年ほど前から現れはじめています。このことは、先の「宝瓶宮時代」のページで述べました。
「電気」や「電波」が、水瓶宮(宝瓶宮)や天王星(水瓶宮の主星)の象意であることは、ご存じでしょう。
現代科学で、それは最初、静電気やパルス(信号)の発見でもたらされました。その後、電信や電灯の発明と続きます。
それは、ちょうど天王星が認められた18世紀(1700年代)のことです。太陽系の惑星としての発見は、1781年でした。
そして今日、さまざまな周波数の電波や電磁波や放射線、あるいは磁気の活用などに取り囲まれて私たちは生活しています。
科学以外の分野では、気孔や超能力やヒーリング、パワーストーンなどが、昨今のブームであるのは、ご存じのとおりです。
これからの時代は、「波動」に関するもの、そして、その「共鳴」というところに活用が及んでいきます。
One-Point ◆ もう少し分かりやすい言葉を使っていえば「波動による共鳴現象」の解明と活用です。これが水瓶宮のシンボルマークとなっています。かつでは「水の流れ」だとか「ナイル川の氾濫」を表したものといわれましたが、それは水瓶宮の本質を見抜いていない物理的な解釈です。
すでに「波動による共鳴現象」の活用は、はじまっています。
MRI(Magnetic Resonance Imaging=磁気共鳴画像)装置や、放射線の吸収度の違いを利用して無破壊分析を行うCT(Computerized Tomography=コンピュータ断層撮影)スキャンなど、波動と共鳴を活用した科学技術は、画期的な進歩をもたらしています。
今後も、宝瓶宮時代の象意にのっとって、波動共鳴の活用は進んでいくでしょう。
そればかりではなく、新しい波動エネルギーの発見もあって当然です。
その中の究極の波動エネルギーが「自存波の共鳴」、あるいは類似の現象だと考えています。
似たようなことは、イギリスの科学者ルパート・シェルドレイクが提唱しています。
彼は、過去の存在からの共鳴作用によって現在が形づくられているという「形の場(形態形成場理論)」を提唱しました。
たとえば、キリンがキリンとして同じ形に成長していくのは、DNAの他に過去からの共鳴によって作用する場があるからだという仮説です。
彼は、一部では天才だと評価される一方、ほとんどの科学者からは否定されています。
One-Point ◆ シェルドレイクの提唱に無理があるのは事実です。ただし、「DNAの他に共鳴によって作用する場がある」というのは、「自存波の共鳴」仮説と同じです。ただし「過去からの」という言い方は当たっていません。共鳴は今も宇宙に充満しています。すべての物質や存在は、自存波の共鳴によって存在しているからです。
「自存波」の簡単なご説明に入りましょう。
宇宙すべての存在、すなわち肉体を持つ人間とその精神(心)も含めて、なぜ存在し続けているのでしょうか。
考えたことはありますか?
私たちは、存在が存在し続けていることに何の疑問も抱いていません。
あまりにも当たり前の根本事実なので、ふつうは考えもしませんが、不思議なことです。
なぜ、すべての存在は、グッチャグチャ(エントロピー増大の法則)にならないで、調和的に存在を維持し続けられているのでしょうか?
根本的な理由です。
地球においては、生態系あるいはガイアといった概念で、近年、説明されるようになりました。
しかし、それは根本的な説明になっていません。
さて、ご質問をいたします。
大宇宙は、なぜ崩壊することなく、創始以来、存在を保ち続けているのでしょうか?
太陽系は、なぜ秩序を乱すことなく、何十億年も回転し続けているのでしょうか?
太陽は? 惑星は? 地球は、なぜ調和を保ち、自存し続けているのでしょうか?
植物は? 動物は? 人間は、なぜ生命を維持し、種を維持し続けているのでしょうか?
人間の臓器は、なぜ勝手に働き続けているのでしょうか?
原子分子レベルでも同様です。種々の元素や物質は、なぜ、ある形をとって存在することが可能か、といった問題です。
One-Point ◆ 次のページでは「自存波」、あるいは「自存波の共鳴作用」がどのようなものか、ご説明いたします。
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