宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―
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●第1稿 2024年 8月14日 アップ。
“分水嶺”のピークは社会歴史にかぎりません。
遅かれ早かれ、気づこうが気づくまいが、自分自身にも訪れます。
先の記事「「激動の変化」の幕開け」でご紹介いたしました「天王星と冥王星の三分=120度」のディレクションに関連して“過去”が180度変わる出来事です。
お一人ひとりジャンルや内容は異なりますが、ご自身で見出されていくのは同じで、ふだんは何もないとしても、あるとき突如として表出し過去を一変していくことになります。
関連して、昨今の土星外惑星による「運勢ディレクション」をピックアップしておきます。
お答えはご自身で見出されてください。
宝瓶宮時代はそれが重要で、すでに始まっているからです。
トップや為政者などではなく、一般の個々人が対等な主人公になる時代です。
“勘違い”してはならないのは、ご自身が重要でも、「対立二元論」の時代の“利己主義”ではないことです。
「共鳴関係論」の時代の主体性や“自己責任”です。
「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが宝瓶宮時代と並行し、パラダイムシフトが深化している現在、土星外惑星による重要な「運勢ディレクション」が多々もたらされている昨今です。
One-Point ◆ 信じる信じない、理解する理解しない、活用する活用しない、ご自由にご判断ください。何度かご紹介してきた「ディレクション」のご説明を併載いたしますので、「またか!」と思われる方がいらっしゃるかも…。
重大な土星外惑星の「運勢ディレクション」は次のとおりです。
【冥王星の時代ディレクション】
「深層の精神意識の変革」のデレクション
【海王星の時代ディレクション】
「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクション
【天王星の時代ディレクション】
「知性と共鳴法則へ転換」のディレクション
【土星外惑星の複合ディレクション】
「宝瓶宮時代の社会実体化」のディレクション
次項から概要をご説明させていただきます。
ちなみに、昨今の土星外惑星をはじめとした配置は、先の記事「「激動の変化」の幕開け」に掲載したホロスコープですが、次のとおりです。
One-Point ◆ 最初の2つは既述したものです。最後の4つめは先の記事「「激動の変化」の幕開け」でご紹介した内容です。今日、“分水嶺”のピークを迎え、時代状況や世情が変わっていくのに、自分だけが過去のままでいられることはありません。
●既存の用語では、適切な概念を持つ言葉がないので、「深層の精神意識」と呼称しています。
誤解を恐れずに、近い概念の言葉で言い換えれば“霊性”や“深層心理”です。
心理学自体が、人によって言葉の概念が異なり、あいまいさが大きい“学問”です。
「深層の精神意識」は、時空を超越した“宇宙波動エネルギー”のアンテナとも言うべき“受容体”になっています。
土星外惑星の「運勢ディレクション」の概説です。
最初は「冥王星」による「深層の精神意識の変革」のデレクションです。
影響圏を含めて「水瓶宮」を「冥王星」がトランシットすることでもたらされます。
ほぼ2022年に至る2021年11月末に、山羊宮25度を越えて水瓶宮の象意の影響圏に「冥王星」が入ったことではじまり、今年1月に水瓶宮に入宮したことで本格化しました。
2044年頃まで約22年間続く、21世紀のメイン・ディレクションです。
誰も逃れることができません。
「深層の精神意識」ゆえに、ご自覚が難しいとしても、「共鳴関係論」の歴史パラダイムの方向に根本からご自身を変えていかざるをえない大変革のディレクションです。
One-Point ◆ 当ページの冒頭でお伝えいたしました「天王星と冥王星の三分=120度」のディレクションにもかかわります。さらには、「春分点」を通過していく「海王星」をも交えて、「土星外惑星の小三角=60/60/120度」の総合ディレクションも同様です。
次は、トランシットの「海王星」によるディレクションです。
双魚宮時代末期の19世紀後半以降の“まだ見ぬ理想”(幻想)を描かせた古い「海王星」の象意から、宝瓶宮時代の新しい「海王星」の象意の転換もここにかかわります。
このたび「海王星」は、宝瓶宮時代を下支えする重要な星になりますので、引き続きお見知りおきください。
その最初のアプローチが「牡羊宮」をトランシットし、もたらされていく「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションです。
“新しい霊性意識”は、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションがはじまった直後の「伝授講座」を開陳した2012年の時点で、分かりやすいように用いた用語です。
「海王星」は、昨年2023に魚宮25度を通過し、「牡羊宮」の影響圏に入ったために、すでに始まっていますが、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションのほうが強いために、今は顕著には感じられないかもしれません。
しかし、「海王星」が牡羊宮0度=「春分点」を最初に超えていく、来年2025年4月前後から双魚宮時代の概念でいう「霊性」の意識の覚醒(目覚め)が顕著になりはじめます。
正式には、翌2026年1月〜2039年頃まで、約23年間ほど続くサブ・ディレクションです。
One-Point ◆ 冥王星の「深層の精神意識の変革」のデレクションをサポートするものです。「深層の精神意識」と「新しい霊性意識」とは、共鳴関係にあるために、確実にもたらされていくダブル・ディレクションになっています。
●初公開のディレクションです。
公開しなくても、社会や個人がしぜんとそうなっていきます。
“知性”や“考え方”や“関係性”が「天王星」の象意によって、従来とは変わっていくディレクション(運勢変化、時代変化)です。
中には“異常”な方向に変わっていく人がいないとはいえません。
通常は、宝瓶宮時代の流れに沿って、「基本三数」や“クオリアル・シンキング”を常態とする方向に変わります。
双子宮生まれ(太陽)にかぎらず、双子宮の象意の強い人ほど、そうなっていきます。
最後に天王星の時代ディレクションです。
天王星が今年2024年5月に、牡牛宮25度を超えて双子宮の影響圏に入ったことではじまり、来年2025年7月と、再来年2026年4月に入宮していくことで正式にもたらされます。
「知性と共鳴法則へ転換」のディレクションは、2033年頃まで10年間ほど続きます。
宝瓶宮時代の共鳴星は「天王星」です。
それゆえ、社会歴史的には、どのサイン(宮)に位置するか、個人的にはどのハウス(室)をトランシット中か、いずれもどんなアスペクト(位相、座相:局面)を形成していくかによって、千姿万態にもたらされます。
ご自身はもちろん、社会の知性また考えを宝瓶宮時代の歴史パラダイム「共鳴関係論」の方向へと転換をうながすディレクションです。
これら「土星外惑星」のディレクションは、人々が宝瓶宮時代の社会と運勢に適応し、生き残っていけるように、時空を超越した“宇宙波動エネルギー”に基づいてもたらされるものです。
One-Point ◆ 無意識であっても、誰もが「深層の精神意識」でキャッチされています。ただし、どこまで意識化され、受け入れるのかは、ご本人の自己責任でご自由です。かように時代の“宇宙波動エネルギー”は人知れず変わっていきます。「基本三数」によって、これらのリーディングはカンタンです。
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