宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●第1稿 : 2024年 5月22日アップ
「誤報がキッカケの結婚」だそうです。
というか、お二人が主演を務める「岸辺露伴ルーブルへ行く」の番線で、話題づくりのための“熱愛”報道でした。
ところが、最高の“夫婦相性”と最低“別離相性”の両方を持つお二人に現在、前者が強まる「相性変化のディレクション」が働いているためのご結婚です。
ただ、それも束の間で早ければ来年2025年には、後者の最低の相性が強まる「相性変化のディレクション」が働きはじめます。
それもまた人生で、以下、お二人が実際にはどんな“相性”をお持ちなのか、「相性ホロスコープ」から詳しめにご紹介いたします。
最高の“夫婦相性”と最低“別離相性”の両方が示されている「相性ホロスコープ」です。
概要が分かるように二重丸(◎)と黒四角(■)とでマーキングをしています。
二重丸(◎)の部分は、たいへんに良い結婚相性で3か所あります。
逆に、黒四角(■)の部分は、結婚においては避けるべき相性で3〜4つもあります。
One-Point ◆ 相性はお二人の人格レベルによっても判断を増減すべきです。相性の良し悪しは具体的に知っておくと、ご対処が容易になります。総体的に最高と最低の相性の同居ですので、お勧めできない相性です。問題は一つ屋根の下で暮らしはじめてから起こります。
最初にご結婚に至る最高の“夫婦相性”の部分をご紹介します。
1、最高の“夫婦相性”
高橋氏の射手宮16度の「太陽」に、飯豊さんの「月&土星」の合(コンジャクション=0度)が下三分(ロウアートライン=120度)です。
最高の夫唱婦随の夫婦相性で、直感的に相手を「夫になる人」「妻になる人」と感じてしまうことが起こります。
2、行動を共にできる相性
飯豊さんの「太陽」と高橋氏の「火星」が合(コンジャクション=0度)です。
これは、何故が行動を共にすることが偶然に起きる“気が合うのかな?”と感じることのある相性です。
夫婦生活にはベストで、お二人の場合“婦唱夫随”ながらも行動をともにしやすく、“縁”を感じやすい相性になっています。
3、寛容な安定性のある恋愛相性
飯豊さんの「金星」また「火星」に、高橋氏の「木星&土星」の合=0度が上三分(アッパー・トライン=120度)をとっている最高の恋愛相性の部分です。
大人の余裕で寛容に接してくれ、恋愛関係の安定性をもたらします。
One-Point ◆ 恋愛期間中は、これらの相性が優先的に働きます。それは承知のうえで、かつてお二人の相性リーディングをしたのですが、問題はこのあとで、ご結婚後に強まる相性は真逆で最悪の“別離相性”になっています。
●恋愛相性と結婚相性は異なります。
大恋愛の末にご結婚されても、離婚の確率が低くないのはそれゆえです。
ホロスコープからいえば、ご結婚前に働く相性と、ご結婚後に一つ屋根の下で暮らしはじめてから、はじめて働く相性とがあります。
また、宇宙波動エネルギーによる「星のディレクション」(運勢変化)によって、相性は逐次、変化していきます。
ご結婚時の良い相性が、永遠に続くことはありません。
さはさりながら、恋愛結婚を完全否定すべきものではありません。
上述の良い相性と同時に、ご家庭に入って一つ屋根の下で暮らしはじめると、ご注意を要する相性が3つもあります。
4、結婚することで働きはじめる別離の相性。
高橋氏が午前の生まれで、飯豊さんが午後の生まれの場合を除いて、お互いの「月」どうしが矩(スクエア=90度)を形成します。
「月」の相性はプライベートに働くために、ご結婚前には気づきにくいのです。
ところが、一緒に一つ屋根の下で暮らしはじめると、感性や好みがまったく異なり“合わない”ことに気づく、「性格の不一致」「価値観の違い」をもたらす相性です。
5、仕事や社会観の不一致
飯豊さんの「太陽」からみて高橋氏の「木星&土星」は上方矩(アッパースクエア=90度)です。
“亭主元気で留守がいい”となりかねない相性で、ホンネでは高橋氏の仕事のセンスや対外的な言動を受け入れにくく理解もしにくい相性です。
外から見るぶんには良くても、直接に接する夫婦となると大変で、現実の結婚生活に齟齬が生じていく相性です。
高橋氏は、もともと「月&火星」と「木星&土星」の矩=90度をお持ちですので、気ままで気難しく自己矛盾を抱えやすいタイプですが、一緒に暮らす結婚生活となるほどダイレクトに感じやすくなります。
6、嫌いになる恋愛相性の部分
飯豊さんの火星と高橋氏の金星の矩=90度の部分は、単に“好き/嫌い”で判断する若いときだとご結婚には至れない相性です。
上述の運勢的な「寛容で安定をもたらす恋愛相性」と比べると、まだ努力が可能な相性部分でもありますので、お互いに大人であるほど自制は可能になります。
One-Point ◆ 最高と最低が同居する結婚相性です。ドラマであれば面白いのですが、現実の結婚生活では、凡人であるほど避けたほうが無難な、かなりキツさのある時期が訪れる結婚相性になっています。
最後に、お二人の「相性変化のディレクション」を簡単にご紹介しておきます。
今年2024年春〜夏の現在は、良い相性部分が強まる“天国”のような時期です。
トランシットの木星が双子宮の影響圏の牡牛宮から入宮していくためで、上述の「寛容な安定性の恋愛相性」の部分が、最高度に爆上がりしていく現在です。
それゆえご結婚を決められたのでしょう。
それも人生体験なのでいいのですが、早ければ来年2025年〜遅くとも再来年2026年にかけて、最初の試練となる家庭内別居など“別離の危機”がお二人に訪れます。
「行動を共にできる」相性がありますので、完全離婚には至りにくい側面がありますが、それはご本人たちの意志判断や感情また人格の度合いによって別離のレベルやカタチは異なってきます。
One-Point ◆ いずれにしても最初の夫婦の危機です。現在の“天国”のような「相性のディレクション」から比べれば想定外で、まるで“地獄”のような相性変化のディレクション時期になります。でも、お互い大人ですから…。
●左の本文は“占い”の相性判断ではありません。
人知を越えた「実学」となる結婚相性です。
なぜ、そんなことが可能なのかは、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」と、その展開「数理法則」3/6/12数に基づいた実際的なホロスコープの解釈理論が適用されているためです。
個々人の自由な意志判断は、もちろん尊重されますので、占断ではなく、客観的な相性を述べたものです。
相性以外のご参考です。
山羊宮生まれ(太陽)の飯豊さんです。
「月&土星」の合=0度をお持ちであることからも、見た目以上にシビアに現実を見ていますし、恋愛感情に溺れることなく、クールに考えて、高橋氏とのご結婚を決められたようです。
「結婚は愛よ!」と夢見るタイプではなく、恋愛感情よりも現実生活を優先されてのご決断でしょう。
奈辺が担保されているかぎりは、どんな人とでもオモテ向き接していくことができる山羊宮タイプですので、当面は変わりにくく、嫌になっても結婚生活の継続を図ろうとします。
ただし、ご結婚後、家庭に入ってからの“大逆転”の相性変化の要素をお持ちのお二人でもあり、それが発動すると、一気に離婚まで進むことが起きる“相性爆弾”を抱えています。
One-Point ◆ 一方、高橋氏の運勢は、現在、過去の生き方にこだわらずに「人生の再スタート」をしていく人生期にある昨今です。そこに飯豊さんのサポートがあって、ご結婚に舵を切られたようです。
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