宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
HOME > 恋愛と結婚の相性
西洋占星術を使って、多くの方が参考にしているのが恋愛と結婚の相性でしょう。
私が友人から頼まれてみたときに、恋愛に関して大変素晴らしい結果を残しました。
しかし結婚に関しては、「宝瓶宮占星学」による相性リーディングが重要でした。
●第1稿 : 2006年01月23日アップ
●追 稿 : 2007年05月09日アップ
西洋占星術に対して、厳しいことも書いているサイトですが、男女間の恋愛相性に関しては、西洋占星術の解釈で、充分に判断することができます。
なぜなら、好き嫌いの感情は、双魚宮時代(魚宮)の象意に合うからです。
西洋占星術を、恋愛の参考にしている方も多いでしょう。
さすがに、太陽の星座宮だけで相性の「良し悪し」を判断する人は少なくなったようです。そうなんです!
恋愛の相性は、「良し悪し」や「好き嫌い」といった、双魚宮時代の代表的な象意である「対立二元論」で判断できるので、西洋占星術は得意分野なんです。
まあ、西洋占星術をうまく使えば、かなり当たるってことですね。
とくに、男女間の関係は、「感情」の占める割合が大きいので、まさに魚宮にとっては「水を得た魚」状態。恋愛時代は、「夢や幻想」で済みますもんねぇ。
One-Point ◆ 言っている意味が分からない方は、「宝瓶宮時代と占星術」を一度お読みください。西洋占星術は、双魚宮時代の占いなので、双魚宮(魚宮)の象意に沿った「夢や幻想」「感覚感情やセンス」あるいは「対立二元論」が当てはまる分野の判断には、「いいよ」ってことです。
しかし、結婚となると、今の西洋占星術の相性判断では、危なかっしくて見ていられません。
だって、結婚生活は、「夢や幻想」ではなく、「現実」ですもんね。
そうなると、もう少し宝瓶宮占星学の観点からの相性リーディングが必要になります。
これまで、友人や知人からプライベートに頼まれて、恋愛や結婚の相性を見てきました。
そのころから婚約カップルや既婚のカップルに対しては、西洋占星術の相性判断では「甘ぁ〜い」ことに気づいたのです。
いつのまにか、宝瓶宮占星学的な相性の観点からアドバイスしていました。
例えば、次のような感じです。
「じゃ、相性みてあげようか? 相手の生年月日、分かる?」
「ホント! 今度、聞いとく…」
二人の相性を慎重にみて、簡単にでもレポートを作ります。このメモが重要です。
相手に渡します。
メモを一読して、「えーっ! そんなぁ…」という感じです。
恋愛の初めで夢の中にいます。まだ深い付き合いになってませんから、レポートの内容に関して半信半疑です。
というより、「そんなはずないでしょ…」というのがホンネのようです。
後日、連絡が入ります。「やっぱ、当たってた…」。
付き合っていくうちに、相手の本性や、自分と合わないところが見えてきて、それでレポートを読みなおしてみたら、ちゃんと指摘されていたということです。
恋愛カップルには、こんな感じでよかったのです。
ところが、結婚を決めた婚約カップルとなると、単なる相性だけでは不充分です。
「好き嫌い」の感情は、そう長くは続きません。
「性」の相性だってつかの間です。
結婚は、長ぁ〜い現実生活ですから、男女間の性別を超えた相性の判断が重要になってきました。
恋愛相性よりも、現実的な相性によるアドバイスのほうが必要だったのです。
One-Point ◆ 芸能人の電撃結婚や離婚が話題になりますよね。 西洋占星術と宝瓶宮占星学の両方の観点から相性をみれば、なぜ結婚したのか、離婚する可能性は? など、だいたい分かります。 当たり外れは別にして、いくつかのカップルを次項で取り上げてみました。
●実際、ここまで女性の自立が進むと、双魚宮時代の西洋占星術のように、太陽が「夫」、月が「妻」を象わすなんていってられません。
女優の竹内結子さんのようなタイプもいらっしゃるのです。中村獅童氏との妊娠結婚発表のとき、相性を掲載しようとしてホロスコープを見たのですが、止めました。今日の離婚を予期できたせいでもありますが、彼女は「妻」であり「夫」だったからです。
宝瓶宮時代の今日、男女の相性さえ、リーディングの基準を見直さなければならないときにきています。
ところで、相性ってどうやって見るのでしょうか?
西洋占星術では、生まれたときのお互いの太陽・月・金星・火星の位置でみるのが定番です。
まあ、ティーン向け雑誌でも、インターネットなどでも、あれこれかまびすしいこと。
参考になるケースもありますが、「エーッ、こんなこと信じてたら、間違わない?」という相性の解説が多いのです。
コワイですよ〜。
まあ、合コンやナンパの話題程度に使っているのでしたら、アリですが…。
皆様、西洋占星術の相性を信じて、一時的な「恋愛」はアリでも、間違っても「結婚」は踏み止まらなければなりませんゼヨ。
One-Point ◆ 恋愛程度の相性であれば、出生時間が分からなくても、そこそこの判断が可能です。コンビや結婚の相性となると、出生時間が関係しているケースがあるので、西洋占星術の教科書どおりの相性判断では、当てはまりません。
お気づきのように、「恋愛相性」と「結婚相性」は根本的に違うのです。
恋愛相性を見る場合は、このことをよく意識しておかなければなりません。
当然ですよね?
「熱烈な恋愛結婚=幸せな結婚」と限らない現実がそれを証明しています。
宝瓶宮占星学で相性をみる場合は、恋愛相性と結婚相性の両方をリーディングします。
これまでみてきた結果、100点満点の相性というのは、ありえません。
本人どうしの相性だけでなく、4つの観点から判断しなければ現実的にはなりませんから、そのすべてが「死が二人を分かつまで」満点ということは、理論上ありえないのです。
相性が良すぎても、お互いに依存したり甘え合って、やっぱり問題が起きます。
それより、100点満点の相性を求めすぎると、かえって結婚できなくなります。
お互いに人間性を磨いておけば、55点、65点の相性でも、結構うまくやっていけます。
結婚は、人間性の研鑚がかなりの割合で重要です。
その上で、参考にするなら占いでみてもいいのですが、占いの相性が二人を保証してくれるわけではありません。
One-Point ◆ これまでみてきた結果、相性判断の基本的な配分は、本人の運勢が40%、二人の相性が40%、星の運行が20%というところでしょうか。 そして、占いとは関係なく、人格的な成熟度があれば、お互いに+20ポイントアップが可能です。
西洋占星術では、簡単に書くと、太陽は「夫」、月は「妻」、金星や火星は「恋人」を象わすとされています。
男性にとって「好みのタイプの女性」、女性にとって「好みのタイプの男性」、これらも金星や火星で見る、と解説されています。
また、太陽や月によって「夫婦の相性」を、金星や火星によって「恋愛や性愛の相性」をみる、というのが一般的なようです。
そういった市販のテキストをもとに、西洋占星術の講座を開いているケースもあります。
が、果たして、それは本当でしょうか?
残念ながら、間違っているとまではいいませんが、ごく一部分でしかありません。
一部分とはいえ、当たっている部分やケースがあるので、「間違いない!」と信じているようです。
しかし、恋愛も結婚もそれだけで、本当の相性は判断できません。
一般に流布している相性解説本には、ホンの一部の相性しか書いていないのです。
それだけで判断すると、書いてない部分のほうが重要なので、間違う可能性が高いということです。
結婚に大きく作用する「相性」や「関係」は、三つあります。
むしろ、そちらのほうが、宿命的な相性だったり、より生活に密着した相性だったり、恋愛を超えて人間としての「相性」だったりするので、本質的です。
One-Point ◆ 一つ例を挙げれば、皆さんは、時間(年月日時)が相性に関係するって知ってますか? 星の動きは時間の流れでもあるので、意外と大きな影響を与えています。宝瓶宮占星学は、時間も考慮した相性判断を行うことによって、より実際的な相性をみることを可能にしました。
※参考に、何組かの芸能人のカップルの相性を次項で書いておきます。あくまでも、星による相性判断(リーディングのみ)なので、実際にそのとおりとは限りません。
宝瓶宮占星学HOME ← BACK
NEXT → 杉田かおるさん・鮎川純太氏(2005)
※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。
Copyright(C) 2005-2008 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.