宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●第1稿 : 2022年 2月26日アップ
今ごろになって、ハッキリと気づいたことがあります。
「ホロスコープは星の叡智に満ちている」ということです。
以前から吉凶解釈では見えてこないことは分かっていました。
宝瓶宮占星学の「共鳴リーディング」によって見えてきた事実です。
前から感じてはいたのですが、昨今、明確に認識できました。
「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)の新しいアストロロジー(通称:宝瓶宮占星学)は、吉凶解釈を行ないません。
ただし、占星術と同じ「ホロスコープ」を一見、もちいます。
ですが別物です。
星やアスペクトなどの占星要素を「吉凶」に分けて占うのは、もはや古い考えかただからです。
吉凶解釈の場合、善悪といったご判断にとどまり、それ以上のものが出てこなくなるからです。
人知を超えた宇宙また星の叡智のメッセージが見えなくなるのです。
ただし、念のために書いておきます。
吉凶解釈でも、宇宙の意図を感じることはあります。
であっても、それ以上のものにはならないのです。
One-Point ◆ 逆に、宇宙や星の意図に畏怖や恐怖を覚えることが起こります。すると、そこから先に進むのを人は避けるようになっているのです。そういったことが吉凶解釈では起こりえるために、人知を超えた叡智までにはたどりつけません。
では、「共鳴リーディング」ではどうでしょうか。
「共鳴リーディング」というのは、宝瓶宮時代の歴史パラダイム「共鳴関係論」にもとづいたホロスコープ・リーディングです。
「共鳴リーディング? そんな言葉、聞いたことがないゾ」
当然です。
次元上昇した宝瓶宮時代のアストロロジーだからです。
人知れず起きた1989年の「宝瓶宮時代のビッグバン」によって、「占星学的な時代区分」が宝瓶宮時代に変わりました。
2,160年(計算値)ぶりのことです。
これまで約2,160年(計算値)続いた双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)が終わり、新しい人類歴史へと移行したのです。
占星学からいえば、「対立二元論」による古い吉凶解釈が終わり、宝瓶宮時代の「共鳴関係論」による新しいアストロロジーへと、「基礎理論」によるホロスコープ解釈がはじまっていくことを意味しています。
One-Point ◆ どちらでもいいんですよ。個人の選択の自由が保障された現代ですから。「対立二元論」の双魚宮時代にあって1630年から宝瓶宮時代が影響圏に入り、漸次、個人の自由や友愛精神に代表されるような「共鳴関係論」の方向性が人類歴史のメインストリームになってきたのです。
では、吉凶解釈の現場では今後どのようなことが起きるのでしょうか。
ご理解やご納得していただけるかどうかは分かりませんが、少しご説明しておきます。
吉凶でもって星やアスペクトなどの「ホロスコープ」を解釈されると、占術師またホロスコープの奴隷に陥ります。
「これは凶星だから、注意が必要ね」とか「悪い運勢だね」と占断がくだされることがあります。
さらに、「このアスペクトは凶座相だから良くないことが起こるよ」など鑑定されることがあるからです。
逆も同様です。
そのことが人間は深層の意識に、無意識ながら残ってしまいます。
ご自分でも気づかずに潜在的に働くことが起こるのです。
というか、気をつけるほど逆に意識が働いてしまい、ストップがかかったり次のプロセスやステップに進めなくなっていくことがありえます。
そのことにさえ気づかないケースが多いのです。
ですが、なかには「おかしい」とお感じになられるかたかたがいらっしゃるでしょう。
人間は、時空を超えた宇宙的な叡智を持っているからです。
そこが運命の分れ目です。
One-Point ◆ 「開運」を願って占断を依頼したはずなのに、吉凶解釈で道を閉ざされることがあるのです。そこで運勢も人生も終わりではありません。未来があるのです。逆に「共鳴リーディング」では、時代の流れとともにある天運の方向に宇宙の叡智との共鳴関係によって、道が見えてくることが起こります。
お話は、いったん戻ります。
吉凶解釈でもって、もし「あ〜、私は運が悪いのね」と信じ込んだらどうなるでしょうか。
信じ込まなくてもそういう意識が頭の片隅や潜在的に残れば、知らずに影響されるのが人間です。
俗にいう「へそ曲がり」や「反骨精神の強い人」は、逆にそんなことあるものかと奮発されることもあるでしょう。
いずれにしても、運勢変化をもたらす宇宙波動は、つねに変化し続けていて見えない世界で働いています。
そのような宇宙波動エネルギーを共鳴リーディングしているのが「星のデレクション」(運勢変化、時代変化)ともなっています。
One-Point ◆ 理論を捨てた現代占星術からは、ご理解不能でしょう。感情交じりに否定することしかできないのではないでしょうか。かまいません。当たる当たらないといった、もはや表層的な対立二元論の「解釈脳」にわれ知らず陥ってしまいますので、仕方ないのです。
それはともかく、宇宙この世界の根本法則にもとづくホロスコープのマスターキー「基礎理論」によって「共鳴リーディング」を行なうと、新しい発見が次々とあります。
新しい象意解釈や、奥深い象意の関係性が見えてくるのです。
すると、宇宙の叡智が感じられるようになります。
たとえば、現代占星術がいう凶意をカバーしたり、逆転する道や星また象意が見えてきます。
結果、どこに注意して、どのようにすればよいのか、どうすれば活かせるようになるのかを、ご理解できるようなことなどが起こります。
たぶん、類似体験をされないと、ご理解やご納得はいただきにくいと存じます。
ですが、事実です。
One-Point ◆ 結局、星の動きは物理科学的に定まっています。にもかかわらず、そのときどきの星の配置や動きを「共鳴リーディング」すると、宇宙や星に秘められた叡智が発見できるのです。不思議でしょ。実際のところ、宇宙の根本法則にもとづいた「基礎理論」によるホロスコープ・リーディングによって、そんな叡智の発見がありえるというお話です。
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