宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

ホロスコープ随感 その9
宇宙森羅の最小象徴数
― 新しい「基礎理論」の重要性 ―

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宇宙波動、天地の実体、希望のメッセージ

ホロスコープ

●第1稿 : 2022年 1月21日アップ

先回、ホロスコープには、秘密の“道路標識”があることをお伝えいたしました。

初耳のかたが多いと存じます。
宝瓶宮時代の新しい「基礎理論」によって明かされた事柄なので当然です。

新しい「基礎理論」は、奥義講座でもお伝えしている“マスター・キー”となっています。

《 「根本命題」の答え 》

誤解を承知で、ハッキリと書きます.

占いとなった現代占星術のホロスコープというとき、それはいくぶんミステリアスな様相をふくみます。

現代占星術の発祥自体が、知る人ぞ知る神秘的(オカルトチック)な19世紀の神智学協会なので、それもやむをえません。

当時の神智学協会は、海王星の発見直後の世界的な心霊主義(神秘主義、スピリチュアリズム)がブームとなっている社会風潮のなかにあって、霊媒師マダム・ブラヴァツキーらによって設立された“新興宗教団体”だからです。

その占星術ロッジ(支部)において、現代占星術は過去の理論を捨てて「占い」として誕生しました。

そういったことがありまして、ホロスコープの根本命題「なぜ、空の星から地上のことが分かるのか?」という古くからの疑問に、現代占星術は答えられないでいます。

その理由として以前、「引力」が関係しているという珍説を読んだことがあります。

双魚宮時代らしいお答えで、「ニュートン力学」にもとづいた考え方だからです。

One-Point ◆ そうではなく、最先端の物理科学「量子力学」(量子論)からご説明したほうが正解に近きます。「量子力学」(量子論)の現場では、1つの量子が同時に2つの穴を通り抜けたり、2つの量子間に瞬時に時空を超えて作用が働く「量子もつれ」など、「ニュートン力学」では説明がつかない不思議な共鳴現象が確認されています。


《 根本の解釈が異なる 》

「共鳴関係」につきましては、「奥義講座」の「実際編J-占星要素の共鳴関係」で述べています。

要は、「宇宙」とその一員である「人間」(人類)の「波動共鳴」なのです。

そういったことがありまして、次元上昇した宝瓶宮時代の「ホロスコープ解釈」は、「現実的」(実際的)に宇宙この世界の共鳴関係をリーディングしますのて、実学を標榜(ひょうぼう)できるのです。

「当たるも八卦、当たらぬも八卦」といったミステリアスで神秘的(オカルトチック)な占断や解釈とは根本が異なっています。

見た目、同じ「ホロスコープ」をもちいていますが、根本の解釈の次元が違うのです。

ご参考に、実際的な差異であれば、12サイン(宮)や12ハウス(室)だけでなく、12アスペクトや12プラネットをもちいていることが違います。

なぜ「12」なのかといえば、12数は「宇宙森羅の最小象徴数」になっているからです。

One-Point ◆ ホロスコープの基礎理論となっている「数理法則」の12数のことです。現代占星術は5つのメジャーアスペクトと、それぞれのマイナーアスペクトをもちいます。星は、メインプラネット(十大惑星)がベースで、それぞれに小惑星を個別にもちいるのは、ご存じのかたも多いでしょう。


《 ホロスコープの違い 》

皆さまは、どちらのホロスコープの解釈を選ばれますか。

事実にどこまで即しているのか分からないミステリアスな「ホロスコープ」ですか、それとも事実に即した「ホロスコープ」ですか。

どちらでもいいのです。

好みや相性は人それぞれですし、選択の自由も自己責任で保障されています。

ただ、次元上昇した宝瓶宮時代の「共鳴リーディング」が可能なのは後者です。

もっとも「ホロスコープ」自体は、地上の占星地(出生地など)からみて宇宙太陽系の星の配置を忠実に写しとったという点で同じなので、違いがありません。

占星要素の扱いが若干、異なるとはいえ、外見上は同じで問題は「理論」による解釈かそうでないかの大きな違いです。

One-Point ◆ 一見、同一食材による料理なのですが、味付けが大きく異なっているようなものです。おいしいかおいしくないかは個々人の好みや味覚の問題があるので別として、どちらが実際的で生活や人生の役に立つかは、ハッキリしています。


《 新しい「基礎理論」 》

占星術なので、理論がないのは当然と思っていませんか。

それは、わずか170年ほど前の海王星の発見によって、それまでの理論を捨てて「占い」に変容して誕生したのが現代占星術だからです。

なので2,000年以上前の古典占星学にせよ、近代の古典占星術にせよ、ちゃんと理論が「古代ギリシャの世界観」にもとづいてありました。

ただし、近代科学の発展によって疑似科学(迷信)とされ、通用しなくなっていたのです。

現代に通用しなくなった古代ギリシャ時代の「理論」を、19世紀後半に捨てて成立していったのが現代占星術であるために、現実世界にもとづく根っこがないのは仕方ありません。

一方、「宝瓶宮時代の新しい宇宙観」にもとづいて、宇宙の根本の根っこにつながったのが後者の新しいホロスコープ解釈です。

根っこがあるのと、ないのとでは大きな違いが生じます。

植物も、根っこがあればどんどんと生長して、自分自身で花を咲かせることができますが、どんなに美しい切り花でも、根っこがないために、いつかは枯れていくのと同じ道理です。

One-Point ◆ ここでいう「理論」というのは、宇宙の法則にもとづいた根本の基礎理論「ホロスコープ理論」のことです。なぜなら、太陽系も、その星を地から見て写しとったホロスコープも、また人間や地球も、同じ宇宙の一員だからです。具体的には宇宙この世界は「基本三数」によって成り立っており、それが展開された「数理法則」の12数が「宇宙森羅の最小象徴数」になっています。


《 お好きにどうぞ 》

繰り返しますが、どちらのホロスコープ解釈を信用されるなり、好まれてお使いになられようといいんですよ。

個々人の自由です。

ただ、ここで申し上げたいのは、重要なポイントですが、宇宙法則にもとづいた新しい「ホロスコープ解釈」には、当然、宇宙に起因した「波動」や「実体」(現実)や「メッセージ」が込められているという点です。

宇宙この世界をつらぬく根本法則によるホロスコープの解釈また構成やリーディングなので、宇宙波動や、天地の実体、また希望のメッセージとなっているのです。

それが可能という意味です。

それ以上でも、それ以下でもなく、「共鳴関係論」による実際的なホロスコープ・リーディングが可能です。

One-Point ◆ 上述の根本命題から申し上げますと、ホロスコープのご理解は「波動」がベースになります。次に、天体(惑星)の配置によって地上の個人や人類といった「実体」をリーディングします。そこに調和的な宇宙の希望の「メッセージ」が秘められているわけです。




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