宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

占星術に挫折したワケ
[三者珍問答]
― 八っつぁんと熊さんとの会話 ―

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久々に復活「八熊問答」そして初登場の「私」

↑上記イラストはネット(404error)から 

●第1稿 : 2024年 7月21日アップ


「そういうことなんですよねぇ」

八っつぁん「何、言ってんだ。オメェは?」

熊さん「分かんねェ…」

…といった内容のお話です。

禅問答よりは分かりやすいと思います。お楽しみください。



《 いつもの余計な前振り 》

八っつぁん「いつものことだが、分かりにくいんだよな、オメェの話は」

熊さん「ンだ、ンだ」

「!? 熊、オメェ、出身は東北か? 山形か?」

「ンなこと、ねぇべさ」(山形の皆さん、間違ってたらゴメンナサイ!)

「で、何が“そういうことなんですよねぇ”でぃ?」

「あ、はい。実は…」

八、熊「早く、しゃべれよ」(ハモる♪)

八、熊、私「! ハモった!」

One-Point ◆ 前振りは以上です。なぜ占断や“ホロスコープ・リーディング”はむずかしいのか、西洋占星術を学びはじめた頃、挫折したお話です。その理由は…。



●とくに内容とはあまり関係がないイメージ画像。

《 挫折の経緯 》

「何度か聞いた記憶はあるけどよ“挫折”ってのは。何でだ?」

「聞いてください、八っつぁん熊さん」

「おうっ、こちとら気がみじけぇんだ、早く話せ!」

「あ、はい。」

「なに、何?」

「“占星術師”の方が占断したものをみても自分ではできないんです。何でそういう解釈になるのか分からなくて…」

「分かるぅ」

「ホントか熊? 占星術とかやったことねえだろ」

「ソだね」

「カーリング選手じゃあるまいし…。今度はどこの言葉だ」

One-Point ◆ 西洋占星術を学びはじめた若い頃、見事に挫折しました。なぜそのような象意や解釈になるのか、皆目分からなかったからです。今なら宇宙この世界の根幹理論を見出しましたので、応用展開が出来て自分なりに分かります。


《 分からないことが分かる 》

「いやぁ、“分からない”もんだな」

「オメェは、分からなさすぎなんだよ」

カゲの声:今日の八っつぁんは辛口だなぁ。

「だから、分からないことが“分かる”って…」

「…なるほどね」

「“なるほどね”じゃねぇんだよ、何でも理論理屈が通れば正しいと思うなよ!」

「へっ! オメェ、ほんとは頭がいいのか?」

「いいわきゃねえよ。ふつうだよ」(みんな自分をふつうだと思っています)

「先輩方、それくらいで。話が進みません」

「おう、ゴメンよ!」

「メンゴ!」

「で…」

One-Point ◆ 当時、理論理屈抜きで「えいやッ」と思い込んで占断をしていればできたかもしれません。アタマ悪いんで、なぜそういう解釈になるのか論理的に“納得”しなければできなかったんです。で、「自分には適性がない…」と挫折しました。




《 挫折の理由はこれ 》

「気にすんなよ!」

「(無視)ふ〜ん。で…?」

「挫折してからも、細々と占星術は続けていたんですけど。あるとき分かったんです!」

八、熊「何が?」

「似ていても、ホロスコープって同じものが2つとないんです」

「ホロスコープ? あ、丸いやつね。何やらかんやら記号があって線があるやつか?」

「へヘっ、知らないでやんの。www」

「おぅ、すまんな!」

「ゴメン、誤らなくても…」

「…。そうです、よくご存じで」

「バカにするなぁ。で、ホロスコープがどうした?」

One-Point ◆ 自分に占断はできない、適性がないと思ったので仕方ありません。だって、信頼できる占星術師の「〇〇宮(座)に〇〇星があるときは〇〇」って解釈をほぼ丸写しで細々と解釈していました。でも、それだと限界があるんですよね。




《 「応用展開できなきゃ」 》

「そりゃそうだよ。だって、ホロスコープは同じものがないんだろ。その占星術師の解釈が他のホロスコープにまるまる適用できるわきゃない…」

「熊! オメェ、天才か?」

「“天災”? ちげぇよ。カンだよ勘。そうかなって思って言ってみただけ」

「(スルーして)でね。誰かの解釈があっても、無理。適用するには限界があるし」

「分かるぅ!」

「……。占星術師とかプロの解釈があっても無理なのか。自分で占断とやらは?」

「はい、お互いのレベルや“相性”次第で占断は可能ですが。ホロスコープ・リーディングはできないなって、後日、分かったんです」

「だよね。いろんなホロスコープに合わせた応用展開できなきゃね」

「ホントか? 熊」

One-Point ◆ 熊さんが美味しいところを持っていったようです。個々のホロスコープに合わせた象意や解釈の応用展開が必要なケースが多いことに後日、気づきました。“軸”が必要だったのですが、挫折の理由でした。ご退屈さま。






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