宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
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●第1稿 : 2024年 1月 4日アップ
事故原因は、手前味噌ながら事実なので書いておきますと、当初リーディングしていたとおりの結果が、その後の調査によって明らかになりつつあります。
ご存じ「基本三数リーディング」による要点のご紹介です。
「快気御礼! スーパー講座」や「基本三数リーディング講座」をご受講くださった方へのアフターフォローともなる内容を心掛けたものです。
当該ホラリー・リーディングの一例です。
「基本三数リーディング」は“簡にして要”、プライベイトな実生活にも役立ちます。
何でも「陰暴論」によって解釈するのはいかがなものでしょうか。
マレに事実の一端を示唆することがあるのですが、アクセス数稼ぎに有効だとしても論拠は必要でしょう。
前日の1月1日に「能登半島地震」が起きたこともあって、当初「羽田空港衝突事故」はスルーしていました。
ですが事故原因はなんだったのか、急遽、見てみることにしました。
ポン、ポン、ポンと「基本三数」から要点のみをみれば、衝突事故の深層を含めた「真相」が見えてきます。
One-Point ◆ パソコンが普及する以前は、室項表や天文暦とにらめっこしながら手計算でホロスコープを作成していました。それに比べれば「ホロスコープ作成ソフト」はラクなのですが、下図のように正しいホロスコープにハンドメイドで毎回、作成しなおしています。
「羽田空港衝突事故」の瞬間のホロスコープは次のとおりです。
事故の現場は明らかなので、その部分は参考にとどめ、事故の“原因”と“理由”また“深層”は何か。
次項から、その他の要点を含めてご紹介いたします。
One-Point ◆ 富山に救援物資を運搬するため、羽田空港から離陸しようとする海上保安庁の機体と、千歳から羽田に到着し着陸しようとする日本航空のエアバスA350の滑走路での思わぬ衝突事故です。どちらも「管制塔」の指示に従ったと述べています。
ホロスコープを出してみて「事故原因」はすぐに分かりました。
コミュニケーション・ミスによる思い込みや“勘違い”です。
理由は、蟹宮27度の「ASC」(Ascendant:アセンダント=上昇点)が、魚宮25度の“事実誤認”や“勘違い”また“幻想”を象わす「海王星」を上三分(アッパー・トライン=120度)としているためです。
しかも、「海王星」は、乙女宮22度に位置する「月」と衝(オポジション=180度)で、“感性”や“感受性”にモロに影響を与えています。
その「月」が、射手宮22度で“知性”や“コミュニケーション”を象わす「水星」とスタンスを異にする矩(スクエア=90度)をとっています。
水星には「火星」と「ケレス」が合(コンジャクション=0度)で、“有無”をもたらし、二極性を伴なっています。
さらに、良し悪しはともかく「月」は、山羊宮29度の「冥王星」を下三分(ロウアートライン=120度)として、感性的には“両極端”で、冷静さを欠きやすい状況でした。
One-Point ◆ どちらの機長や管制官というわけではありませんが、客観的なご判断をわれ知らず失しやすい無自覚の心理状態にあったことが判断ミスを招いたようです。DES=下降点に合=0度の「冥王星」は後述いたします。
“支配的”な象意を秘める「冥王星」は、当該ホロスコープでは管制官を象わします。
DES=下降点に合=0度ゆえで、どちらの機長にしても管制塔の指示に従い、信じて、ご自分の目で確認ができなかった(しなかった)ことが一因しています。
なぜなら、事故の深層にかかわる「IC」(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点)「天秤宮」の共鳴星「金星」は、牡牛宮で第10ハウス(室)の「木星」と交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)をとっているからです。
機長が管制塔の指示に従うことは当然ですが、“楽天的”で“イージー”な“怠慢”が象わされており、自らの目で安全確認をしなかったこと、また前述のようにコミュニケーション・ミスや判断ミスなど“勘違い”が重なったことが、今回の事故の深層です。
One-Point ◆ 「金星」と「木星」の交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)は、個人が持つ分にはイージーで安穏として楽しいのですが、ホラリーなど他者が絡むと、ご本人も周囲も“吉星”の交歓(M.R.)などと構えていられなくなることが今回の事故のように起こりえます。
上掲のホラリー・ホロスコープの中に「航空機事故」が示唆されています。
牡牛宮19度の「天王星」を頂点とするYOD(ヨッド=150/150/60度)がそれです。
底辺を構成する2つの星は、IC=北中点に合=0度の「ドラゴンヘッド」天秤宮20度と、射手宮22度のくだんの「水星」です。
頂点の「天王星」は、ここでは“事故現場”における“突発的なトラブル”を象わします。
また、航空機など“飛翔体”を象わすことからも、今回の「羽田空港衝突事故」を如実に物語るYOD(ヨッド=150/150/60度)になっています。
まるで“自分であって、自分でない”かのように、コミュニケーション・ミスを伴なう“勘違い”のケアレス・ミスによって、否応なく起きた事故ということが深層にあります。
にわかには信じられない真因ゆえに“陰謀説”が起きてもおかしくはないのですが、実際の陰謀の場合は「ホロスコープ」に象わされますし、何らかの証拠となる事象が目撃されていたりします。
One-Point ◆ YOD=150/150/60度の頂点の「天王星」に対して、機長などを象わす「太陽」は上三分=120度です。また一般乗客などを象わす「月」は下三分=120度です。その「月」と「冥王星」の三分=120度は“大惨事”か“奇跡的救出”か“両極端”を象わしていたことになります。
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