宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―

運勢の正体は“宇宙波動”
[運上げ法2] 
― 「自分軸」と「実在軸」を知ろう ―

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運勢は自分らしさの発揮と“宇宙波動”との共鳴

墨絵



●第1稿 : 2023年 7月29日アップ


運勢には、2種類があります。

自分自身に拠るものと、自律神経や不随意筋のように、自分ではいかんともしがたいものです。

生まれ持つ運勢は良くても、日々の生活で急激な“ゲリラ豪雨”に遭遇することがあるように、避けがたい運勢変化は天意として起こりえます。

その場合、その天意の方向に動くことがベストの“雨宿り”の方法で、いちばん濡れなくて済むことになります。

この「運勢を上げる唯一の方法」で申し述べますのは、そういった不随意筋のように、ご自分では動かせない運勢ではなく、生まれ持つ“体性神経”や“随意筋”のような運勢です。

《 「運」についての一般論 》

「運勢」の正体は、一般的にはよく分かっていません。

スポーツなどでは運勢よりも実力の占める割合が大きく、勝敗を左右する思われています。

ところが運に大きく左右される麻雀で“雀鬼”と呼ばれ、無敗の伝説を持つ人物が運に関する書籍を複数出版されています。

「運」は確かに存在し、雀卓上とはいえ、動かし操ることができたゆえの“無敗”だと思われているからでしょう。

「運」は心理学的にも確認できておらず、物理学の範疇外であり論理的にご説明できないでいます。

でありながら「運などない」と言い切れる人は少なく、因果不明の出来事に遭遇したとき「運がいい」とか「運が悪い」とか思われることは日常茶飯事に認められます。



One-Point ◆ 運を味方につけた人は多くいます。ただ、物証はなく状況証拠も明確ではない実状です。また、そういった人にかぎって、言葉でのご説明が抽象的になり、よく伝わってこないようです。

《 運勢は“宇宙波動” 》

運勢についてサジェスチョン(示唆)を申し上げます。

どこまで的を射ているのかは、皆さまがたのご判断ですが、最先端科学の「量子論」(量子力学)を一例に取り上げてみます。

光などの量子は「粒であり波である」と解釈されています。

「粒」という場合、粒状性は“モノ”を意味しますので、従来の物理科学で解釈することが可能です。

一方で「波」といった場合、波動性は“モノ”ではなく“エネルギー”(動き、原力)なので、容易に見ることはできず、まだまだ研究途上の段階です。

それはそれとして「運勢」の正体に近いのはどちらがでしょうか。

ご推察のとおりで、宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとして発展していきますので“波動”また“エネルギー”のご認識やご理解は今後ますます重要になってまいります。

One-Point ◆ 当サイトの特徴である「星のディレクション」(運勢変化)のリーディングから申し上げますと、「運勢」の正体は時空を超越した“宇宙波動”です。運勢変化すなわち「星のディレクション」には「宇宙-波動-変化」の“三題噺”ならぬ「基本三数」が関わります。


星のディレクションと基本三数

本文の補足を少し。

生まれ持つ運勢ではなく、人生において適時もたらされる「星のディレクション」(運勢変化)は、「宇宙-波動-変化」といった“三題噺”にたとえられます。

「宇宙-波動-変化」の“三題噺”を「基本三数」から申し上げますと、「宇宙」は「1数=時間」にあたります。

「波動」は本体ゆえに「2数=空間」にあたり、「変化」は関係ゆえに「3数=人間」(関係)にあたります。

詳しいご説明は省略させていただきますが、「宇宙-波動-変化」(運勢変化、時代変化)をもたらす「星のディレクション」は、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」が“動的”(ダイナミック)に顕現したものです。


《 自分の“運勢”を知る第一歩 》

生まれ持つ運勢にはホロスコープ(出生天球図)の基本軸がかかわっています。

4つの「基本点」(Angle)によって象わされる中心の「自分軸」と「実在軸」です。

この基本軸が定まらないと、ご自分らしい運勢はもたらされません。

なぜなら、基本軸「自分軸と実在軸」は、自分らしさを象わす“柱”になっておりハウスシステムを用いた通常のホロスコープの基本点を構成しているからです。

そのような本来のご自分らしさを見失ったり、社会通念ゆえに離れてしまったり、別の道を進んで迷うなど“宇宙波動”との共鳴関係が弱まると、活力低下や本来の運勢を伴ないにくいことが起こります。

地上に生を受けた以上、誰であっても“宇宙波動”を受けていますので運勢の悪い人はいません。

社会や周囲から“観念的”なインプリンティング(刷り込み)が常に行なわれ、自分らしさを見失ったり開発途上だったり、生まれ持つ本来のご自分が見えてきにくいことが起こります。

One-Point ◆ これまでの人間社会は悪い意味とはかぎりませんが“まだ見ぬ理想”や“幻想がスタンダードの時代でした。ですが、今後の宝瓶宮時代はお一人ひとりが自分らしい個性や才能を発揮できる友愛社会の方向に進むほど、天運は伴ないます。

《 基本軸ホロスコープ 》

下図は、宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」の“宇宙数理模式図”こと本来のホロスコープ(出生天球図)に、基本軸「自分軸と実在軸」を書き記したものです。



基本軸がどれくらい活性化しているかによっても異なり、またどのような構成要素(占星要素)によって構成されているのかで、その内容は異なってきます。

One-Point ◆ 基本軸には“自分らしさ”や“運勢”や“生き方”また“社会的な責務”などが象わされています。宇宙波動エネルギーの受容体となっている“深層の精神意識”とともに、世界で唯一の個々人にもたらされています。

※「運勢を上げる唯一の方法」第2回「運勢の正体は“宇宙波動”」はここまでです。
次回は、潜在意識などと「運勢」また「基本三数」とのかかわりなどをご紹介したいと存じます。掲載予定日は未定です。




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