宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●第1稿 : 2019年 7月 3日アップ
なぜ、ホロスコープ・リーディングができないのでしょうか?
星の象意はそこそこ知っている、いざとなれば「西洋占星術」の書籍やサイトにも象意はそこそこ記されている。
また、西洋占星術師が「占断」を解説した文章を読めば、「なるほど!」と理解もできる。
しかし、いざ自分でホロスコープ(出生天球図)を読もうとすると、できない!
多くの人がぶつかり、その一歩が超えられずに挫折してしまう“壁”です。
なぜ、ホロスコープ・リーディングができないのでしょうか?
理由は、人によって複数あります。
ですが、究極的な理由は、「なぜ、空の星から、地上のことが読めるのか?」というホロスコープの根本命題に答えられないためです。
副次的な理由は、象意は“覚えて”いても、応用展開ができない、また、象意の当てはめかたがわからない…。
さらには、「ホロスコープの仕組み」を理解していないことです。
それ以外にも、「サイン(宮)」や「ハウス(室)」また「アスペクト」、「星や占星点」といった4つの占星要素の根本の意味を理解していないからです。
そのため、現状、西洋占星術師が占断をしていても、どこかあやふやだったり、拡大解釈やズレたままの象意解釈を“正しい”と信じ込んで行なっているふしがあります。
まして、単純な「吉凶解釈」は子供だまし同然で、現実的ではありません。
それはそれでもいいのですが、結論的にいえば、できない「理由」がわかれば、何を学べばよいかがみえてくるのです。
ただし、厳格にいえば、できない「理由」さえわからないのは、端的に申し上げますと、現在の西洋占星術には「理論」がないからです。
客観的な「理論」がない以上、もはや個々人の「術」の力量にたよるしかないのが、大半の方ができない大きな理由になっています。
One-Point ◆ 「術」の力量というのは、霊感や直感力また洞察力などをふくめた“総合的な技術”といった個人的なものです。“素質”に加えて、昭和の「スポ根漫画」のようにひたすら練習また練習によって身につくものです。その“術”をまがりなりにも身につけた人を「西洋占星術師」とよびますが、その“術”のレベルはピンキリで千差万別にならざるをえません。
極論しますと、ホロスコープを“読めない”のが当たり前です。
ごく一部の天才的な「術」の能力をもった西洋占星術のマスター(師)をのぞいてそういえます。
ちまたの“西洋占星術師”は、全員とは申しませんが、“読める”つもりで占断を行なっているのではないでしょうか。
それでも、一般の人からみれば、部分的でも“当たる”ことがありますので、ホロスコープを“読める”と思っている人が少なくありません。
もっとも、どう読むのかは自由でいいのです。
なぜなら、「西洋占星術」は、少なからず「神秘占星術」(オカルト占星術)だからです。
“信じる信じない”といったオカルトの側面を引き継いでいるからです。
事実、現代の西洋占星術は、19世紀後半のオカルトチックな「神智学協会」の占星術ロッジ(支部)からはじまりました。
ちょうど、どこかの国が、自分たちは「4000年の歴史」などとウソぶくのに似ていて、現在の西洋占星術は、“オカルト”に接ぎ木されたもので、占星学のルーツを失っています。
科学的で現実的な宝瓶宮時代の現代人であれば、古い「基礎理論」に変わる新しい「理論」がでてくるまで、ホロスコープを読めないのが当然です。
それは、むしろ理性的な“常識人”の証拠といえるのです。
ところが「理論」は、万人に共通です。
なので、だれでも身につけることができます。
「術」の場合は、芸術でいえば、たとえば「絵」のウマいヘタがあるように、生まれもつ素質をふくめて向き不向きがあります。
そのうえ、経験を積み重ねて、かなりのセンスや技量を磨かなければプロとして上達しません。
しかし、「理論」は、だれでも相応のレベルが身につきますし、いくらでも応用展開ができるようになります。
「ホロスコープ・リーディング」も同様です。
「なぜ、空の星の動きから、地上のことがリーディングできるのか」といった古来よりの根本命題を簡単にご説明したのが、「基本三数」をベースとした「数理法則」です。
なので、「基本三数」と「数理法則」がわかれば、ホロスコープの仕組みがみえてきます。
仕組みがみえてくれば、それを研究すれば、いくらでもホロスコープ・リーディングができるようになります。
「故障」した車やパソコンも、「仕組み」がわかれば、対処の方法や修理の道がみえてくるのと同じです。
逆にいえば、ホロスコープの仕組みがわからなければ、本当の意味で占断やリーディングはできません。
よほどの「術」の力量をそなえた、ごく一部の人をのぞいて、そういうことです。
「基本三数」の詳しいお話は、「数理法則とクオリアル・ワールド」にゆずらざるをえませんが、ホロスコープには、宇宙この世界と人間社会をつらぬく「数理法則」が秘められています。
そのために、「基本三数」と「数理法則」がわかれば、「ホロスコープ」の仕組みも、占星要素の「本当の象意」もみえてきます。
One-Point ◆ これまでの「宝瓶宮占星学」サイトでは、宝瓶宮時代の到来と、宝瓶宮時代の新しい西洋占星術「宝瓶宮占星学」の必要性、さらには数理法則による「トランシット」(未来)や、「ネイタル」(出生)や、「シナストリー」(相性)、また「星のディレクション」などのリーディングをご紹介してまいりました。「平成」はそうですが、「令和」は“実体”の時代なので、宝瓶宮占星学も第2章「実技編」に移行してまいります。
ご存じのように、「ホロスコープ」には2つと同じものがありません。
この意味するところは、ホロスコープを前にしたとき、すべてはケース・バイ・ケースでの占断やホロスコープ・リーディングになっていくということです。
ところが、「術」の力量優れたスター・プレイヤーでも、すべてのポジジョンやジャンルを臨機応変にこなすには、至難がともないます。
しかし、いざホロスコープを読もうとすると、どんな「ホロスコープ」をもった人から、いつどのような「星のディレクション」のもとに、どんな占断やリーディングのご依頼がくるかわかりません。
そんな千差万別、千態万様のご依頼を、ケース・バイ・ケースで適宜、占断もしくはリーディングするには、相応の「象意」だけを知っていても99%できないのです。
たとえば、占星要素や星の象意は、人の数ほど複数あります。
それを臨機応変に適宜適切に読み解くには、よほどの「術」の力量をそなえた天才的達人か、ホロスコープの仕組みを知って、星や占星要素の本意(本当の象意)を応用展開できる「理論」を身につけるしかないです。
書いている意味はおわかりでしょうか。
「数理法則」を基礎理論とする宝瓶宮占星学の第2章「実技編」では、そんな「ホロスコープ・リーディング実技講座」をはじめます。
One-Point ◆ 何でもそうですが、宇宙森羅に通じる「基礎理論」があれば、応用展開が必要な「ホロスコープ・リーディング」は、いくらでも可能になります。理論のない西洋占星術は、個人的な力量次第で、「ああでもない、こうでもない」と迷い、それでも「これだ!」と納得できる占断がヒラメけばいいのですが、その場合、自分に合ったホロスコープか、天才的な「術」を身につけなければむずかしいのです。
上述のように、「宝瓶宮占星学 第2章 実技編」は、「実技講座」になります。
実技は、ご自分で「ホロスコープ・リーディング」ができるようにならなければ、「実技編」になりません。
そのため、基本的に「実技講座」になってまいります。
仮に、「基礎理論」やホロスコープ・リーディングの「ノウハウ」を掲載したとしても、実技の習得を目的としていますので、掲載だけで、習得できるようになるとはかぎらないのが事実です。
そのため、「実技講座」を、相応の「レスポンス方式」を採用しつつ「理論」と「ノウハウ」を会得していく講座スタイルほうが確実に身につきます。
ということで、第1回「ホロスコープ・リーディング実技講座」を「モニター受講」からはじめます。
すでに、ブログ「宝瓶宮時代のクオリアルな…」でご紹介したこともあってお申し込みをいただいています。
なぜ「モニター受講」なのかは、「理論」は変わりませんが、各自に合わせた事例や紹介の仕方の一部は、将来的に改変されていく可能性があるからです。
ということから、第1回「実技講座」(モニター受講)の料金は、将来的に予定している受講価格の3分の1程度の料金(7万円)で行ないます。
その特典は、第2回以降に改編された講座内容を、適時まとめて無料で受けられることです。
なので将来的に遜色のない「実技講座」の内容を会得していくことができます。
One-Point ◆ 今月7月中の受講開始になります。さまざまなタイプとレベルの方々が、今回、ご受講されると存じますので、まさに「理論」をベースにした臨機応変の講座内容が必要になると予定しています。募集要項は前ページ「「実技講座」モニター受講の募集」をご参照ください。
最後に、「ホロスコープ・リーディング」ができるようになった「メリット」をご紹介いたします。
体験的に以下、代表的な4点を挙げてみました。
1、自分自身がみえてくる
無意識の部分をふくめて、どんな性格や運勢を自分が生まれもっているのかがわかるようになります。
さらには、「星のディレクション」によって、過去から現在また未来の「運勢変化」がみえてきますので、対応や心構えの準備など、より良い方向に活かせるようになります。
自己分析をはじめ、ことに際して自分に合った才能や個性の活用ができるのはもちろん、正しい判断が可能になります。
結果、よりよい人生をおくれるようになります。
2、相手のタイプがわかる
自分とは異なる相手、同僚や上司など社会人、また身近では配偶者をはじめ家族のタイプがわかり、理解できるようになります。
生年月日(出生データ)がわかればなおさらですが、わからなくても容姿や雰囲気また言動の特徴などからタイプがみえてきます。
なので、もし意味のわからない言動を相手がとっても、理由がわかるので、相応ながら寛容に接することができるようになります。
結果、むやみな反発やストレスが少なくなり、より良い人間関係を構築できます。
3、運勢状況がみえてくる
さらには、宝瓶宮占星学の「星のディレクション」(そのときどきの運勢)を読めるようになるために、今どのような「運勢状況」にあるのかがみえてきます。
それが自分であれば、それゆえ何を今はめざして進めばよいのか、どのようにとらえればよいのかなど、軌道修正ができるようになります。
家族や職場の上司や同僚、また周囲の人々や有名人に対しても同様です。
相応に今の「運勢期」がわかりますので、相手の言動や状況に理解を示すことができたり、必要に応じて、さり気に手助けやアドバイスが可能になります。
4、事件や歴史の真相がみえてくる
メリットは、個人的な事案や対応にとどまりません。
宇宙この世界と人類歴史のリーディングが相応にできるようになっていくと、歴史をふくめた事件や事故などの出来事の“真相”をリーディングして見抜いたり“ウラ事情”などが読めるようになります。
オモテからは見えない状況が読めると、「判断」や「論評」に誤まりが少なくなります。
さらには、人類歴史の流れや方向性、また人智を超えた大宇宙の営みまでもが、次第にみえてくるようになりますので、人生に余裕さえ生まれてくることがあります。
One-Point ◆ 「ホロスコープ」を読むにしても、対立的な「吉凶」で占断するのか、2,000年以上も昔の「四大元素説」を参考に読むのか、それとも宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」によって、これからの時代に即したリーディングを行なうのかで、占断やリーディングの結果が相応に異なることはもちろんのこと、場合によっては読み手の運勢にも影響をおよぼす可能性があるようです。
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