宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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あるとき…、といっても去年の夏のことです。
ふと、ロト6はホロスコープから読めるのでは? と思いました。
なぜなら、宝瓶宮占星学の「数理法則」とロト6は同じ数字を扱うからです。
●第1稿 : 2012年 1月23日アップ
単純ですよね。(笑)
でも、ヒラメいたことは、確かめてみないと分かりません。
「エーッ、うそ!」といったようなところに新しい発見があったり、案外と真実があったりすることも、たまにはあるものです。
とくに、「ジョーシキ」が引っくり返っていくことになる宝瓶宮時代ですもん。
これからの「新常識(共鳴)」発見のヒントでもあるかもしれません。
宝瓶宮占星学の「数理法則」は、占いや語呂合わせのようなものではなく、この世界、すなわち宇宙世界の基本法則(共鳴波動=宇宙哲理)の一つです。
ロト6も、人為が関与しない自然の動きによって出る数字が決まります。
どちらもこの宇宙世界の自然波動にかかわるものです。
もし、そうであれば、抽選日時のホロスコープを正しく読めば、何か見えてくるものがあるかもしれません。
いわば、一種の「ホラリー・ホロスコープ」と同じだと考えればよいでしょう。
もしかしたら、ロト6の出目数字は、宝瓶宮占星学の基礎理論「数理法則」の応用展開によって読めるのでは? ということです。
バカですよね。(笑)
では、ロト抽選機「夢ロトくん」が出す数字と、宇宙の「数理法則」は、本当に関係するのでしょうか?
それから約5か月、毎週2回、抽選日時のホロスコープを作成して、抽選結果との関連性をみてきました。
One-Point ◆ 「宝瓶宮占星学」がどこまで現実に即しているのか、どこまで正しいのか、いわば検証でもあったのす。また、仮にロト6に当てはまらなくても、「数理法則」は宇宙世界の基本法則であるのは実証されていますので、どうすればロト6に適用できるかの実験でもありました。
●ホラリー・ホロスコープの日本語訳は難しいのですが、いわば「設時天球図」(仮称)でしょうか。
誕生日のホロスコープ(出生天球図)ではなく、質問されたときの時間や、事件や事故が起きたときの時間でホロスコープを作成し、占ったり、犯人や原因を読み解くものです。
同じように、ロト6の抽選時間から、出る数字が読めるのではないかということなので、ホラリー・ホロスコープのリーディングの一種だといえます。
まず、ホロスコープの作成に必要な日時と場所のデータが必要です。
ロト6の抽選は、毎週月曜日と木曜日の2回、午後6時45分から行なわれます。
場所は、「東京都中央区京橋2-5-7」の東京宝くじドリーム館です。
不定期ながら「大阪府大阪市浪速区湊町1-4-1」の大阪宝くじドリーム館で行なわれることもあります。
最近では、昨年2011年12月12日と15日の2回が大阪で行なわれました。
まだ5か月間なので、以下は途中経過です。
これまでの傾向からは「予想以上に一致する」という感触です。
ピタリ一致するのは、6個の数字のうち35〜45%くらいです。
多少のブレを含めれば、だいたい75%はロト6の数字と合致します。
残り25%は、この数字はいったいどこから出たんだろう? ということが起こっています。
理由は、まだ解明できていません。
ホロスコープとロト6の間に、何か「見えないほかの波動共鳴」があるのか、それとも念力のような「人の波動」が働いているのか、はたまたこの世界につきものの例外、すなわちイレギュラーやアクシデントのようなものなのか、その解明は今後7か月間、あるいはそれ以降の課題です。
One-Point ◆ ホロスコープは、1年を「基本サイクル」とします。理由は、ややこしいお話はともかく、地球の公転周期が1年だからです。ロト6の出目数字の傾向も、ホロスコープからみれば、最低1年を基本サイクルとすると予測しています。やはり12サイン(宮)全部を一通り経過したデータで確認する必要があるのです。
●ホロスコープ・リーディングの一環なので、右の本文に金額は表記しませんでした。
ご参考までに書いておけば、購入は1口200円。
全購入金額の44〜45%が当選金として還元されます。
当選金は理論値で1等1億円、2等1,500万円、3等50万円、4等9,500円。5等は固定で1,000円です。
キャリーオーバーが生じたときは、最高額で1等4億円が上限に定められています。
ロト6をご存じない方のために、簡単にご説明しておきます。
1〜43まで全部で43個の数字があります。
そのうち6個の数字を任意で選び、ロト抽選機「夢ロトくん」が攪拌してランダムに出す数字と一致した個数で、当選が決まるというのがロト6です。
1等は、6個全部の数字が当たったときです。
2等は、5個の数字とボーナス数字が当たったときです。
3等は、5個の数字が当たったときです。
4等は、4個の数字が当たったときです。
5等は、3個の数字が当たったときです。
2個以下はハズレです。
単純に考えると、6/43でいいので、当たりそうですが、逆に37/43分も当たらない数字があります。
選んだ6つの数字が、1つも当選数字に該当しない確率のほうが高いのです。
6/43というのは、単純に約7個(7.166…)の数字を選んで、1個が当たる確率です。
6個の数字を選んでも、当たり1個に満たない確率というのがロト6です。
ちなみにボーナス数字というのは、5個当たった上で、初めて6個めの選択した数字が、当たりかどうか適用される7番めの当選数字(ボーナス数字)のことで、4等以下には関係ありません。
One-Point ◆ 1等、すなわち選んだ数字6個全部が一致する確率は、1/6,096,545だそうです。だいたい1回の抽選で、1人程度です。10人以上が1等当選した例も2、3度ほどありますが、その場合は、2等の当選金額のほうが高かったりします。ときどき誰も1等に該当しないときもあります。この場合は次回にキャリーオーバーされて、グンと還元率が高まります。
5か月間とはいえ、見えてきたロト6とホロスコープの共鳴傾向は、おおむね次の3つです。
1、該当する時期の波やブレはあるものの、大きく外れることは少ない。
2、占星要素の象意に関連して、面白いほど出目数字の傾向は変化していく。
3、小惑星は関与せず、十大惑星(メインプラネット)の影響で決まる。
以上は、5か月間の途中経過です。
ホロスコープ、全12サイン(宮)のうち、5つのサイン(宮)を通過しただけのデータによる傾向なので、最終結論ではないのでご了承ください。
サイン(宮)の変わり目の時期など、時と場合によって予測不能な一面も確かにありますが、予想以上の一致に自分でも驚くことがあります。
ご存じのように、ホロスコープは十大惑星(メインプラネット)が基本なので、当然、10個の星があります。
分かりやすく単純化してご説明すれば、この10個の星が、その回毎に1〜43までの数字のうち、それぞれ1つずつ数字を示唆します。
10個ほどの数字が、当選数字の候補にのぼってくるわけです。
データを取りはじめて以降、ちょうど40回ほどになりますが、5個の数字以上が一致したのが4、5回あります。
One-Point ◆ 問題は、ホロスコープとの関連性です。人為操作が働かないようにつくられたロト抽選機なので、逆に、純粋な宇宙の「自然波動」とホロスコープの象意関係が判断できるのです。宇宙の波動に基づく純然たる占星要素の人為なき象意を推し量れるのが最大のポイントです。それをリーディングするのは、そこに何らかの「法則(学)」を見出したり、個々人の「感性(術)」の力によります。
●宝瓶宮占星学では、25度あたりから、次のサイン(宮)の影響力が出てくることを原則としています。
ホロスコープ(出生天球図)の場合、共鳴関係などによって多少前後する場合もありますが、このサイトをご覧の皆様であれば、ご存じのとおりでしょう。
ロト6においても、同様です。
25度前後から次のサイン(宮)の0度前後までは、影響力、すなわち数字の出方が変わってくることがよく見られ、その分、ブレも大きくなります。
宇宙は、「1/fゆらぎ」があって成り立っています。
人間は観念によって「直線」や「正四角形」を想起し、実際にそのような構造物を作り出すことができますが、宇宙の実態は、あくまでも「1/fゆらぎ」、すなわちブレ(波動)です。
ですから、ホロスコープとロト6のかかわりに、波や多少のブレが生じるのは当然です。
問題は、それがどこまでかという見極めです。
ホロスコープ・リーディングにおいても、これは同様です。
人間には自由な意志がありますので、「宇宙意志」との間に幾分の波(運勢)やブレ(意志)が生じるのは、当然のことだといえます。
問題は、ロト6「夢ロトくん」にどこまでそのブレ(1/fゆらぎ)が生じるのかです。
まだ確定はしていませんが、サイン(宮)によっても異なるようです。
例えば、牡羊宮の影響圏にあるときには、比較的ホロスコープどおりに「夢ロトくん」の数字が出やすくなります。
これは牡羊宮の象意(性質)そのものです。
よくいえば「正義心が強い」、その一方で悪気はないものの「こうあるべき!」と単純に思い込む。ルールや規則を無意識のうちに定めて、自他ともにそれに従わせようとする、そんな牡羊宮の傾向が「夢ロトくん」にも出てしまうようです。
これが蟹宮の影響圏にあるときには、予測が困難になりがちです。
出目数字のルール(原則)が、蟹宮の太極に似たマークのように、右に左に1回ごとにコロコロと変わります。蟹宮に共鳴する月の満ち欠けと同じです。
「夢ロトくん」もその影響を受けて一定せず、1回ごとに変化していきます。
牡牛宮や獅子宮の影響圏にあるときには、比較的ながら、同じ数字が連続して出る傾向が、幾分ですが強くなります。
「実は頑固」な牡牛宮だったり、「プライドが高く自我を持つ」といった獅子宮の傾向が、「夢ロトくん」の出目数字となって現われているようです。
One-Point ◆ イレギュラーな数字が出たとき、小惑星やウラニアンやアラビックパーツなど、マイナーな占星要素の影響では? と思いました。結果は、まったく関係していませんでした。やはり十大惑星(メインプラネット)の影響力の比ではないのです。人為が作用しない分、ホロスコープとロト6の関係から、客観的な占星要素の象意や、影響力の強さが推し量れます。
※この原稿を書いてハタと思いました。
「物的証拠がない!」(笑)「そうだ、証拠を作ろう!」、1回め(1月16日)は3個しか該当せず5等。2回目(1月19日)は4個で4等でした。「ま、いいか」で参考です。
●この日の当選数字は、「5、17、26、37、39、42」でした。
補稿:時間軸からみた運勢学 ← BACK
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