宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―

自民総裁選2024の真意
[石破氏を選出] 
― TOPが重要ではない時代 ―

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為政者に頼らず個々人が主体的に意識を持つ時代

●第1稿 : 2024年10月 3日アップ


これでハッキリしました。

去る2024年9月27日の自民党総裁選で、第1回めTOPだった高市氏を逆転し、決選投票で石破氏が第28代総裁に選出されました。

第26代総裁、第100代首相、安倍元首相の狙撃殺害事件。

第27代総裁、第101代首相、岸田氏の“裏切り眼鏡”(失礼!)亡国宰相に続き。

今般の石破氏選出の“真意”です。

当サイトで“宇宙波動”による時代の流れのリーディングからお伝えしてきたとおり、もはやTOPによる“支配/被支配”によって依存や期待をするのではなく、国民のお一人ひとりが主体性を持つ宝瓶宮時代のはじまりを意味しています。


《 平治と異なる“分水嶺”のピーク 》

アストロロジカルな歴史のメインストリームはそういうことです。

旧来の双魚宮時代であれば、さほど大きなディレクション(運勢変化、時代変化)は起こりません。

社会通念を従来どおり継承していけばよかった平治です。

従来の常識どおりに、右向け右や十把一絡げ的に周囲に合わせてご判断をすればよかった時代です。

双魚宮時代というのは、TOPやお上の“ご威光”が強かったので、従属することがベストな時代でした。

ところが近代にはじまった“自由民権"の意識や運動が煮詰まってきた現代は、個々人の主体的な意志が尊重され、今後の宝瓶宮時代は「天王星」の象意に基づいて、"自由""個性"(才能)に加えて"友愛精神"(和、絆、民度)の時代になっていきます。


●個々人の自由“主体責任”が今後はますます重要に。TOPに期待しても無理な時代。

One-Point ◆ 同じことを何度も書いて申し訳ありませんが、「対立二元論」から「共鳴関係論」へパラダイム・シフトが起きている現代です。また今年2024年は「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが終わろうとする“分水嶺”のピークにあたります。




「マルクス・レーニン主義」の誤謬

●「弁証法的唯物論」が絶対的に正しいと信じ込まれていた時代があったのです。

理論や口先だけでは「共産主義革命」はムリだと喝破し、武力を用いないと資本家(支配者)は倒せないと「ロシア共産革命」を成功させたのがレーニンです。

それゆえ、共産党界隈では「マルクス・レーニン主義」と呼ばれ、「海王星」による"理想的共産主義思想"から、当時の発見以前の「冥王星」の一部象意を交えて武力闘争肯定の「共産主義革命運動」が世界的に広がります。

"理想"のために"暴力"は辞さない!?

あれーっ、どっかの宗教も何か似たようなことをいつか言ってませんでしたっけ。

"目的のために手段は正当化される"って“両極端”の象意を持つ「冥王星」の俗世的というか、低レベルの発露と同じなんですけど…。


《 “支配/被支配”の「対立二元論」の終わりととき 》

「二元論」思考は古代ギリシャの賢人らによって、フィロソフィーにおける知的認識のためにはじまりました。

代表的にはプラトンの「二元論」(感覚とイデア)ですが、“霊肉二元論”や“善悪二元論”がスタンダードになっていきます。

ところが、デカルトを超え、19世紀中頃の「海王星」の発見によって、明確な「対立二元論」に変化したものです。

最大の要因はマルクス・エンゲルスらが資本家vs労働者(ブルジョワジーvsプロレタリアート)の対立による「階級闘争」が歴史の必然だとする誤った「マルクス史観」(共産主義史観)が歴史のすべてのように強弁し、極論化したことでしょう。

おかげで「文科省」の現代の学校教育も左翼思想に基づき、脳内にインプリンティングされます。

だいたいは“頭のいい単純な方々”が実体なき「弁証法的唯物論」(唯物弁証法)に飛びつき、心酔したようです。

One-Point ◆ 「弁証法的唯物論」、名称はカッコいいでしょ。でも"弁証法"って実体のなき理論理屈ってことですよ。また"唯物論"って、全体のうち目に見えるモノしか考慮に入れていませんよ、という片輪走行と同じで、全体像が正しく見えてくることはありません。


《 自民党総裁選2024 》

“支配/被支配”の「対立二元論」を歴史パラダイムとした双魚宮時代は、「東西冷戦の終結宣言」が行なわれた1989年に終わります。

ところが、宝瓶宮時代が定着する前に2009年に「海王星」が「魚宮」に入宮していくことによって「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションはじまり、終結の"モラトリアム"(執行猶予)がもたらされたのです。

十余年続いた今日、それもいよいよ終わろうとしています。

そうなると"支配/被支配"の双魚宮時代は完全終了していきます。

TOPや支配者、またいつまでも“首相”に期待するような時代ではないのです。

「安倍元首相銃撃事件」もあまりにも完璧なホラリー・ホロスコープからリーディングできます。

岸田首相は世間から“増税クソメガネ”とまで揶揄され亡国の宰相に成り下がりました。

それゆえ次の総裁すなわち第102代首相には、“期待してはいけない人物”が選出されるようになったといえます。

期待できない“TOP"(国会議員)による決選投票ゆえ当然そうなります。

One-Point ◆ 第1回投票では、全国の党員票が半数を占めますので、まだ高市氏がTOPでした。ですが決選投票では自民党議員票がメインに変わります。結果はご存じのとおり、時代の流れ的に“期待できない人物”たちによる決選投票で“期待できない人物”が総裁に選出されます。



《 ホロスコープは示していた 》

決選投票時のホロスコープを掲載しておきます。


●第1回めの投票で決まらず、「決選投票」は2時間半後の3時半頃にズレ込みました。

"意志"や“方向性”を示す「ASC」(Ascendant:アセンダント=上昇点)は、9月27日の当日、第1回投票の午後1時「山羊宮7度」から、決選投票の午後3時半頃「水瓶宮21度」に移動していました。

水瓶宮のカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)の直前にある影響圏、山羊宮29度に「冥王星」が留(ステーション)で"頂点"(TOP)や"権威/権力"を象徴しています。

石破氏は1955年2月4日「水瓶宮生まれ」(太陽)で、太陽の許容度数(オーブ)10度でみると、石破氏の水瓶宮14度の「太陽」と決選投票時の水瓶宮21度の「ASC=上昇点」は、合(コンジャクション=0度)で、いずれも石破氏の総裁選出を示唆しています。

「偶然でしょ」、はい、そうかもね。

ですが、何度も何度も間断なく続く"偶然"なんですよね。

One-Point ◆ ちなみに「基本三数リーディング」では、「ASC=上昇点」は1数=時間(意志)を意味します。同様に2数や3数や4数を「ポンポンポン」と当該ホロスコープに当てはめれば「あら、不思議」、どなたでも脳内リーディングができてしまいます。



《 「基本三数」を“ポンポンポン!” 》

何ごとも多少の慣れやコツは必要です。

ただ論拠のない主観的な解釈の“ホロスコープ占い”に比べれば、はるかに客観的(論理的)で初学者にも簡単です。

法則的にポンポンポンと当てはめてみれば、「ああ、こんな感じね」とイメージできてしまいます。

何をリーディングするか「ホラリー」(事件事故)と「ネイタル」(個人)と「ディレクション」(運勢変化、時代変化)とで、とらえ方に若干の差異がありますが、「基本三数」の当てはめ方のノウハウは同じなので、実際にやられてみた方は驚かれると思います。

私も、最初は「たまたま当てはまったのかな?」ぐらいに思ったのですが、2度目も3.5度目も「あれーっ! 当てはまるよ、どうして!?」(w)。

コツがつかめてくるにしたがって「えーっ、ホンマもん?」と驚くほど「基本三数」ってスゴイと実感しまくりです。

ま、分からない人には分かってもらえません。

One-Point ◆ ご理解をいただこうとお伝えしてしてもムリなものはムリと分かっています。水辺まで連れていっても喉が渇いていなければ飲みません。また、昨今は川の水でも汚染されていることもあり、やはり飲まない方はいらっしゃいます。






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