宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●第1稿 : 2021年11月 6日 アップ
「重要なディレクション」の補足となる記事です。
その反面、たいへんに重要な示唆をもたらす内容です。
もはや終盤に入った「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションのお話です。
皆様のなかに、次のような疑問を持たれるかたはいらっしゃらないでしょうか。
「宝瓶宮時代が正式にはじまったというけれど、実感がない」
最近、またはこの数年に「宝瓶宮占星学サイト」やブログをご覧の皆さまのなかに比較的に多くいらっしゃるかもしれません。
宝瓶宮時代は確かに、1989年の“宝瓶宮時代のビッグバン”によって人知れず正式にはじまりました。
ソ連崩壊後、その後の“パクス・アメリカーナ”といわれた世界の動きをみれば、それが実感できたのです。
One-Point ◆ 2,000年ほど前に「すべての道はローマに通ず」といわれるほど強大な帝国を築き“平和”をもたらしたローマによる時代は、「パクス・ロマーナ」(ローマによる平和)と言われました。ソ連崩壊後のアメリカによる“平和”の一時期は、“パクス・アメリカーナ”と呼ばれていたのです。
ところが、“パクス・アメリカーナ”は、2013年9月10日に当時のオバマ大統領が「アメリカは世界の警察官ではないとの考えに同意する」と言い出したことで崩壊していきます。
アメリカの“弱腰”をみたロシアや中国が、世界覇権に乗り出したからです。
なぜ、このような事態が招来したのかは、「星のディレクション」から明らかです。
トランシットの海王星が、2012年に「魚宮」に入宮したからです。
これが「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションのはじまりです。
One-Point ◆ 当然、共鳴サインである「魚宮」に入宮した海王星は、勢力(波動、影響力)を増します。そのことが、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションをもたらしました。
上述の星の動きから、「宝瓶宮時代」でありながら、一方では「双魚宮時代」の“運勢”(波動変化)が一時的に復活していきました。
双魚宮時代の歴史パラダイムである「対立二元論」による“善悪論争”や“覇権闘争”また海王星の象意である“欺瞞”(妄想、幻想)が盛り返したのです。
それがロシアの“クリミア併合”や中国の“一帯一路”などにつながっていきます。
また、一昨年の“アメリカ大統領選挙”も類似でしょう。
そのため、宝瓶宮時代でありながら、「双魚宮時代」とみまごう出来事が、この10年間ほど続いていて、それが「宝瓶宮時代」を実感しにくい状況を一部でもたらしています。
One-Point ◆ 重要なのは、このような過去の出来事とみまごう動きをつうじて、すでに「宝瓶宮時代」の意識へと改革をされた心ある人々が、二度と過去の体制に戻ってはならないと認識することにあります。
さて、ではなぜ、表題の「魚宮25度のレジーム・チェンジ」なのでしょうか。
このサイトの過去記事を覧の方であれば、25度から次のサイン(宮)の影響が出はじめることをご存じだと思います。
「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションも例外ではありません。
トランシットの海王星が魚宮25度を通過したあたりから、次第に次の「牡羊宮」による「新しい霊性意識の覚醒(目覚め)」のディレクションの影響が出はじめます。
逆に、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションは、漸次、弱まっていくことになります。
One-Point ◆ 今年2021年7月に魚宮23度まで進んだ海王星は、そこで逆行に転じ、現在は魚宮20度を逆行中です。そこで、来年2022年1月に順行に戻ると、7月に一時的に25度に達し、再び逆行に転じます。
トランシットの海王星が、魚宮25度を通過していくのは、再来年2023年4月です。
ここから、次の「牡羊宮」の海王星による“新しい霊性意識の覚醒(目覚め)”のディレクションの影響圏に入っていきます。
どこまで変わっていくかは、個々人の意識や人類次第ですが、すでに「宝瓶宮時代」である以上、「双魚宮時代のリバイバル」は、そう長く続かないのではないでしょうか。
ほぼ同時期に深層の「精神意識の変革」のディレクションが正式にはじまっていくこともあって、類似の「新しい霊性意識の覚醒(目覚め)」のディレクションの影響は早いとリーディングしています。
要は、この時点で、「双魚宮時代のリバイバル」から「宝瓶宮時代」へのレジーム・チェンジ(体制変化)が、徐々にながら起きていく可能性が高いといえます。
One-Point ◆ 「宝瓶宮時代」に共鳴する「天王星」は、“波動共鳴”や“意外性”をもたらします。なので、案外と変化は急激になります。その際に即対応できるよう、新しい“精神意識”(霊性、霊識)への準備を別途ご紹介の「数理法則とクオリアル・ワールド」(伝授講座)や「奥義講座」を、今からはじめておかれるのもよいでしょう。
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